うだうだ日記 ... 日々のウダウダを記述した価値のない文章: 2001年2月

2月28日(水)
 仕事はホントにテンパってしまうと,この日記すら危うくなる(^^;)。昨日までに査読論文と紀要の原稿を上げ,明日明後日には4月からの講義「Webプログラミング」のテキストを曲がりなりにも完成させないといけない。んで土曜日にはそいつを渡しに横浜へ,日曜日・月曜日はHokke'2001の発表スライド作成(OHPシートとdvioutの両方),6日には札幌へ帰省,そのまま函館に移動し,9日には秋田県の能代市へ移動,翌日には友人の結婚式出席だ。その間に先のテキストの推敲をしないといけない。あーもー死にそうだー。こんなハードスケジュールなのに,体は運動したがっている。現に土日は連続して水泳まで挑戦してしまった。馬鹿じゃなかろか・・・。

 つーこって,今日は早く寝ます。お休みなさい。

2月25日(日)
 査読論文2回目の修正。あーもーいやだ〜。っても,悪いのはこちらという気もするな。

 RoboCupのシミュレーションリーグのクライアントをVC++で作るという教材がこちらに。うわーすげー。これはいいものみっけ。早速作って見よっと。

2月22日(木)
 だーっはっはっは。花柄と水玉模様のiMacだって。デザインでしか勝負できないようになっちゃPCとしてはおしまいですな。

2月20日(火)
 単身者世帯の平均消費支出額が月平均182,310円とのこと。我が家と,新幹線の回数券代を除いてまーだいたい同じ。つまり,特別質素でもなくビンボ臭くもないということで,まごうことなきパンピーであることが証明された訳である。嬉しい。

2月19日(月)
 GMP 3.3.1をVisual C++でコンパイルしたものがここにあるらしい。ふむふむ。Thread safeって奴かな?

 この日記は,自分の備忘録代わりと,ほんのちょっとの虚栄心を満足させるために書いている。

2月15日(木)
 ここんとこ,ず〜っと卒研準備作業につきあっている。ちょうど新しい1GHzマシンが入ってきたので,ささやかながらPC Clusterを作ろうと,MPIを導入する土台づくりをしている。今日はLinux(RedHat7.0J)をインストール。liloがhdaしか認識できないのを初めて知る。Kernelを2.4.1にしたら,CoregaのFastEther PCI-TXLもさくっと認識する等々,結構勉強になる。しかし,Webがなければこんなにはやく問題解決には至らなかったろうなあ。もうwww.linux.or.jpgoogleには足を向けて寝られません。

 帰ってきたら,NHKでのドキュメント番組で,奈良そごう閉店までの様子を流していた。涙なしには見られませんな。人ごとじゃありません。私も含めて誰一人,厚生年金がまともに貰えると思っていないぐらい,不安感が増す世の中ですから,こちとらだって明日は失業,段ボールハウスの生活になってしまいます。ホームレスの方々には親近感を覚えますね。すいませんが,そのうち仲間にはいるかもしれませんけど,そんときはよろしくお願いいたします。

 ・・・なんか,キーボードに向かった途端,書きたかったことを忘れちゃうんだよね。何だったっけ? まあいいや。明日は東京。早めに寝ましょう。

2月13日(火)
 うう,ドタバタしてたらあちこちに不義理する。全ての原因が自分にあるというのが一番腹立たしい。

 IT Proの記事。フレッツユーザの大半が,直ぐに切断しているという。ま,そりゃそうだろうな。

本日のスポーツクラブ: エアロビクス帰りのおばちゃん(にちしゃあ若かったけど)に占領されて走れず。中途半端なままで帰る。体重は以前よりも逆に増えている。運動して飯がうまいと食い過ぎるせいかな?

2月9日(金)
 い〜ろんな仕事のしわ寄せ寒波第一段が押し寄せている。つーことで,どーにか一つだけ終わらせる。FAX送って一段落。

 とある噺家が,図書館から借りた落語のCDを自分の家でCD-Rに焼いていると日記で公言していた。私的利用と言うにしちゃあちょっと違うんじゃないの?と言いたい。大体,自分の商売を考えれば自分の首を絞めているようなモンだろう。「みんなやっているだろう?」という反論がありそうだが,ちったあ罪悪感を感じないのかな。ちょっと期待していた人だったので失望。

2月7日(水)
 ものつくり大学人気は上々のようですな。あんだけ補助金付けて貰って,文部科学省の認可を貰って,あまつさえ厚生労働省から補助金倍増してもらって,マスコミには毎日のように大学名を連呼して貰って,いうことありませんな。あー結構結構。

 しかしだなあ,厚生労働省には,配下の雇用・能力開発機構という特殊法人や県で運営している職業能力開発大学校・短期大学校っつーものがあるんだよ。大学校のある地域の人達にしか知られてないだろうけど,ちゃんとあるのっ! わたしゃ6年もここで働かせて貰ったから恩義がある。で,ここで(誰も見てないだろうけど)宣伝しておく。

2月6日(火)
 無線でモバイルをやりたくて,P-in Comp@ctを買う。470円なり。携帯電話ハードウェアの価格設定ってどーなってる訳?
 
 という訳で,とうとう私もNTT DoCoMoの奴隷に成り下がってしまいました。これでまたみかかを儲けさすことになってしまう。

 自宅で早速接続テスト。良好良好。設定が楽だったので,moperaにつないで遊んでます。これだと全国どこでも電話番号が同じで済むので安心だし。PIAFSの電話番号をいちいち探すのはちょっとねぇ・・・。
 ま,これで主要都市では何とか快適な環境で通信できそうね。つっても,ちょっと気の利いたビジネスホテルだと,Web端末ぐらいは置いてあるので,必要ないことも結構あるのだけれど。

本日のスポーツクラブ: ルームランナーで10分で果ててしまいました。うー,2km以上走ったこと無いな。

 思い出したのでついでに書いておこ。1日の「トップランナー」での花緑の言葉。「もし落語を聞いてつまんなかったら,それは落語が面白くないのではなく,その落語家が面白くないのです」。 「落語」「落語家」を置き換えてみると,結構使い回しが効きますな。例えば・・・「落語」 -> 「数学」, 「落語家」 -> 「教師」とか,「落語」->「Internet」,「落語家」->「インストラクター」とか。自戒せねば。

2月5日(月)
 徳島大学の先生がこーいうシステムをつくったんだそうな。・・・なんか新鮮味にかけるんですけどね。基本的には

  1. 特定のURIの指しているデータをダウンロードする
  2. それをMD5にかけてハッシュ出力値を保存する
  3. 定期的に出力値と比較して改竄をチェックする。改竄されていればメールでお知らせする
だけなんでしょ? ちっと気の利いた人なら誰でもすぐに作れるんじゃないの? コロンブスの卵みたいなもので,発想がいいということなんだろうけど,ちょっとスクリプトを組んだことがある人なら「あっそ」で終わっちゃいそうな。

 ま,ひとのこたぁ言えない。わらしのサイトもできたばっかりですが,検索機能はいい加減です。まともに検索できないことも多々ありますので(perlを知っている人なら原因はお分かりね),どっちもどっちだな。

 車を定期点検に出さねばと今はフランスの方が社長してらっしゃるメーカー系列の販売店に電話をかける。なんと,お昼(12時〜13時)は休憩するので受付できないとのこと。あんたんところはいつからお役所になったのだね? 久々にぶち切れて,罪のない受付のおねーさん相手に,嫌味なクレーマーとして接してあげました。

 なんか,2月の日記は初っぱなからみんな長いぞ・・・つまりは仕事がテンパってるということであります。ああっ,逃避したいっ!

2月3日(土)
 前日はサーバを某社に据え付けに出かける。でそのまま久々に両国で一泊。ここは8年前に就職して以来の定宿だったが,今年度から非常勤で教え始めた所が横浜(というより殆ど横須賀)なので縁遠くなっていたのだ。ここに来ると実物のお相撲さんに出会えてよろしい。しかし,真冬だというのに薄手の浴衣だけ。寒くないのだろうか?脂肪が厚いと熱が逃げないとか?

 相模原まで友人を見舞った後,LA Seminarへ行く。昔々はいざ知らず,今の学会の年会とか研究会ってぇのは,大方儀式的になっちゃって,議論の場ではなくなってる。で,代わりにこのような小規模の研究集会が重要になってきている。遠慮なく質疑応答ができるこーいう研究集会はいいですなあ・・・逆に生半可なことをしていると怖い場でもあるわけだが。

2月1日(木)
 どわーっ! 21世紀も代わり映えしないね,とか言ってたらもう2月じゃん。はえぇはえぇ。こうしてドタバタしているうちに死んでいくのであるなあ・・・筒井康隆は正しかった。
 おっ,今日の「トップランナー」は花緑じゃん。録画しよ。

 HOKKE'2001の原稿,やる気なし。殆どエッセイじゃん,これ。とはいえ,今までで一番自分の言いたかったことをストレートに出しているから・・・まいっか。どっちにしろ,全面的に手直しが必要なことは間違いない。東京にいる間,つらつら考えよう。しかし,まあ,最近は査読論文になりそうもないことばっかりやってるなぁ。といって,アカデミックな世界の流行を追いかけ回すのも性に合わないし,当分,これで頑張りますかねぇ。というわけで原稿は後で送ります。今回は間に合いませんでした,すいません(^^;)。

 もっとも,学術研究とかいう代物も煎じ詰めればごく私的なエッセイなんだよな。「客観的事実を論理的にきっちり述べる」という皮を被らなきゃ駄目だっていうのも,データや論証を積み重ねて得られる結論,つまり「自分はこれを言いたいんだ!」という奴,それを浮き出すためのお作法な訳。そのお作法はながーい伝統で培われてきたモノだから,大事にしなきゃいけません,という保守な方々が多いのは当然だし,伝統を無視してなおかつ結論を明確に述べるってぇ技はそーそーできるもんじゃない。とみに,知識も経験も乏しい学生さんにはね。だから,まずは「型」を勉強するために堅苦しいレポートを書いてみましょう・・・ということをきちんと言っておかないと,わけわかな答案に苦しめられる羽目になります。ええ,それはもう・・・(;_;)。

 そうそう,OctaveでStiff ODE向きのSolverを探している人がいました。誰か書きません? もっとも,HairerのRADAU5あたりをコンバートしちゃえばいいような気もするけどね。あの辺の実装,まともに取り上げている人って見たこと無いなあ。やってることが泥臭いからなんだろうけど,実装を語るなら底なしの泥沼をはい回ってなおかつエレガントさを追求しつつ浮上しないと駄目なんでしょう。そーいう意味じゃ,私なんぞは水たまりで泥遊びしている子供みたいなもんさね。


Tomonori Kouya : tkouya@na-net.ornl.gov
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