うだうだ日記 The Diary of T.Kouya's UdaUda Daily Life
... The Unworty sentences which describe my UdaUda daily life in September, 2002.
... 日々のウダウダを記述した価値のない文章: 2002年9月
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9月30日(月) 掛川・曇時々雨
 土日は頭痛で起きあがれなかった。おまけに蒸し暑かったもんだから,なおさら気分が収まらず,何とか起きあがって職場へ向かう。・・・暫くすると直るんだな。精神的なもんかしらん?

 9月も終わりだというのに,また台風である。ええがげんにせぇよ。タダでさえワケワカになってる講義スケジュールが更に混乱しちまうぞ。むー。こりゃ明後日(水曜)はまたぞろ休講かぁ?

 久々に○○へ○○。

 非常勤先の講義の定期試験結果をメール問い合わせれば折り返し返事を出す,と言っていたら,続々と聞いてくる。そんなに珍しいかね。問い合わせ元のアドレスは殆どが携帯(docomo.co.jp, ezweb.ne.jp)から。まあ贅沢極まりないよな。しかし,変身する手間は宛先がどこであろうと一緒なんだよな。
 しかし,やっぱりいちいち返事するのは煩わしい。次年度からは,パスワード付きURIに合格者の学籍番号一覧を載せようかなあ。

ぷちめれ・・・小平邦彦・「ボクは算数しかできなかった」岩波現代文庫, 4-00-603060-6
 フィールズ賞受賞数学者・小平邦彦の自伝。前に読んだよーな気がするのだが,気になるので買ってみたら,やっぱり既読でした。淡々とした気取らない語り口が,ユーモアになったり,辛辣な警句になったりするあたりがなんとも言えず,いい雰囲気を醸し出している。これだけ俗っぽさのない大学者って,今みたいな世知辛いご時世だと辛そうですねぇ。
 そういや,一時期新潮文庫でいっぱい出ていた矢野健太郎のシリーズって,殆ど絶版なのかな?

9月28日(土) 掛川・曇時々晴
 秋という割には曇天のため,かなり蒸す。暑くないのが救い。

 雑誌を買いに掛川駅前の商店街までブラブラ歩く。一月ぶりぐらいだが,CDショップがファッションヘルス(?)に変身していて驚く。駅周辺でも安っぽいホテルがにょきにょきと出現しており,激しくはないが,着実に変化しているのを実感。伊達に人口が増えているわけではないのだなぁ。

 ぷちめれ(Petit Media Review)開始。メディアレビューに熱く語る程ではない感想文をここにさらっと書くことにする。いつものことですが,イヤになったら止めます。

ぷちめれ・・・大竹昭子・「個人美術館への旅」文春新書, 4-16-660272-1
 
芸術家,写真家の個人名を冠した美術館への訪問記をまとめたもの。ちょっと強引に結論を出しすぎてるようなきらいがあって押しつけがましい感があるものの,資料的な説明は簡潔かつ端的でわかりやすい。非常勤先で購入し,帰りの新幹線の車中で全て読み終えることができた。個人的には,植田正治という人の作品にものすごく惹かれる。いいなぁ,このポッカリ感。じっと見てるとなんかものごっつぅ,泣きたくなるような感情に襲われる。わしみたいな芸術オンチにもお役に立つ一冊でした。

9月26日(木) 掛川・曇ってたような気がする
 ゼミ初日。みんなメモっする時には携帯でやんのね。どーも電子デバイスはイマイチ信用ならんと,紙に書き付けておかないと気が済まないってのは,さんざん開発初期のバグバグ機器に痛めつけられてきた年寄りの性癖のようであるな。

 Linux Conference事務局より,謝礼金振り込みの問い合わせ。速攻で返事をする。20代なら,「Abstractは締め切りぎりぎりまで送ってこない癖に,金のこととなるとすぅぐに返事する文字通り現金な奴」と思われるのがイヤさに,わざと一日遅らせて返事するといった気遣いをしたものであるが,今じゃ「うっせぇ,わしは仕事よりも金が好きなんじゃ〜」と公言してはばからない中年親父になってしまった。含羞というものは若さの証拠なんですね。
 んが,Perlの本を買ってしまったので,講演料は相殺されてしまった。ああ,L. Wallさん,書きすぎですよ〜。

 「本とコンピュータ」の最新号が届く。片岡義男の文章に思わず膝を打つ。片岡さん,コミケもその実例ですね。

 家に帰って,うーうー言っていたら,3時間程でTaylor展開法の原型が出来てしまった。確かにこれは簡単かもしれない。多項式の演算ルーチンを作った経験があれば,だが。

 明日は非常勤。本年度限りだから,頑張ってやりましょうかい。

9月25日(水) 掛川・晴
 過ごしやすくて助かる。が,このまま冬になだれ込むかと思うと,ちと寂しい。

 講義開始。久々に喋ると疲れる。

 AOLの凋落を伝える記事。そのうちNetscapeも切り売りされちゃうのかしらねぇ。IT業界の覇者や昔,といったところか。何だかんだ言ってもM$って商売がうまいね。

 白老町の事件,続報。最初は「お年寄り(男性)が若い奴に殴られた後死亡」というニュースであった。物騒な世の中になったなぁ,と思っていたら,実は妻が夫を殴って死なせた,というdomestic violece事件になってしまったのである。動機が「若い頃,夫に殴られた」というのであるから,数十年後に復讐されたということか。今時だと即離婚か,とも思うが,今でも暴力に晒されて悩んでいる人は多いようである(Googleの検索結果)。今時の問題,じゃなくて,昔から存在してきた現象が最近ようやっと浮上してきた,と考えた方がいいんだろうな。

 Taylor展開法の実装について,平山先生の論文を出発点にごそごそと調べる。結局,それも含めて,単なるIVP in ODE(IVP of ODE)の,主要な数値解法の実装についての議論は1970年末〜1980年代にほぼ出尽くした感がある。逆に,このあたりの議論を踏まえてものを作らないとまずいとも言える。平山先生の新しいところはPade展開に持っていって,安定性への柔軟な対応を可能にした,というところにある(提案自体はあったようだが)。「展開はええけど,収束半径はどないなっとんねん」という素朴な疑問についても考察があるようで,この辺りもよんどかないといかんかなあ。収束半径がある程度掴めれば,その周辺辺りでも一回展開し直せばいいような気がするが。
 ということで,やっぱり既知のアルゴリズムの実装であれこれやっても先人の後追いにしかならないことがはっきりしてきた。やっぱり主題は,多倍長計算が必要な特殊ケースについての話題に絞るのが得策であろうて。

9月24日(火) 掛川・晴
 朝方はちと寒い。秋ですなぁ。今週末には冬物を引っ張り出して,夏物をしまい込まなきゃ。

 PHP+PostgreSQLの赤マンモス本の公開PDFファイルへのアクセスが集中して,SRAの業務に影響が出てしまったそうである。で,今は一時的に閉めているそうである。「もし代わりのサーバを提供しても良い,という方がいらっしゃったら」石井さんまで知らせていただきたい,ということであった。で,その後,申し出が多数あったようで,じきに再開されるようである。めでたし,めでたし。

 「高等研究期間におけるネットワーク運用ガイドライン」パブリックコメント募集中。本文の記述はかなり抽象的な書き方になっているが,これはあまり具体的に過ぎると,適用範囲が狭められてしまうからだと推察する。「他人に迷惑をかけないこと」と書けば大概のケースには対応できるが,「掲示板で他人を誹謗中傷しない」「SPAMを発信しない」「ウィルスをばらまかない」・・・等と列挙しだしたらきりがないもんな。
 わしにとっては付録の方が役に立ちそうである。とりまとめに当たった方々,ご苦労様でした。

 本日,会員用のIDとパスワードが郵送されてきて,自分がグリッド協議会に参加してたことを唐突に思い出すことになった。資料をつらつら眺めてみると,ずいぶんいろんなプロジェクトが動いているんだなぁ,と感心する。実用化の道はまだ険しいようであるが,使い使われながら発展していくvarious services on the Internetをモデルにしていけば,割かしうまくいくんではないか。仰々しく国家プロジェクトにして,利用者は研究者だけで囲い込むというのでは,ちと辛いような気がする。

 注文してた G.W.Stewartの"Matrix Algorithms Vol.II"とN.J.Highamの"Accuracy and Stability of Numerical Algorithms 2nd Ed."が届く。後者をパラパラめくって眺めてみる。しかしまー,たくさん書くよなぁ。しかも各章の並びの一貫性の無さは相変わらず凄い。個人的にはNewton法の章が設けられらのが興味深い。定理・補題・系およびその証明がきちんと分離されて記述されているだけ,Wilkinsonよか読みやすいけど。さすが,TuringとWilkinsonに捧げられただけのことはある。ハードカバーのためか,反面がでかく,著者の顔写真まで付いている。うーむ,そうか,この眼鏡をかけたMr.スポックのような人がHigham先生かぁ。

 先日参加して喋らせて頂いたLinux Conference 2002のAward受賞者が発表された。うーむ,どれも聞いてない講演ばかりだ。ちと残念。

 明日から講義開始。ガンバらなくっちゃ〜。

 ↓のリストに若干の追加。ちなみに日本人研究者は除いてある。だって気ィ使うのやだもん。

9月23日(月) 掛川・晴
 気持ちの良い秋晴れの日。あ,洗濯しなくちゃ。シーツもタオルケットもね。

 11月には徳島で研究集会がある。その準備を本格化させねば(夏休みにやっておけよ>俺)。ということで,備忘録代わりにメモっておく。

 まず,研究者の個人ページ。論文リスト,および論文そのものが公開されている大御所のみ記す。

 フリーで使える公開ソフトウェアパッケージとTest Suite。

ぐらいかなあ。Matlabに組み込みのものは大概Shmpineが実装しちまったようだし,Test Sutieもほぼ固まっているか。このあたりを抑えておけば,まあまあでしょうか。

 朝日新聞のGridの記事。いよいよメジャーになりつつあるのかしらん。

 Webやぎの目林雄司さんへのインタビュー。センス,という言葉の持つ意味をこれほど明瞭に教えてくれるサイトは少ない。江口寿史にとっての湯村輝彦のような存在である。誰にでも出来そうでいて,そう簡単には真似できないエンターテイメントが価値を持つ,という真理はどんなメディアであれ成立するのであるなあ。

 昨日の更新の後、Forwarderがこの日記のURIであるログがちらほら。図らずも,この日記が読まれている,という事実と向き合うことになった。殆どは知人・学生さんのたぐいでしょうけどね。やーねー,人の悪口書きづらくなるじゃなーい。

 唐突に思い出したので書くのであるが,今住んでいるアパートは後3年で借り上げ期間を満了し,以後は家賃を全額負担となる。今のところは職場でかなり負担して頂いているのである。そーなると,いくら新幹線の駅至近で利便性が良いとはいえ,月々の家賃を満額支払うというのは馬鹿馬鹿しい。どうせなら自分の財産になるものを・・・と,暇が出来る毎にちまちまとYahoo! 不動産ISIZE(首都圏との比較のため),遠鉄静鉄の不動産情報を眺めて相場情報を確認している。「新幹線の駅から徒歩圏内」という絶対条件があるので,場所は静岡・浜松・掛川の3カ所に絞られる。このうち静岡だと,東京からの下り新幹線の終電が遅くなるので,出張の際には便利であるが,職場から遠くなるのはちとつらい。掛川か浜松のどちらか,と言われれば,当然,慣れ親しんだ掛川の方が良い。が,物件があるかというと・・・うーん・・・。
 ま,こんな感じで,あと3年程悩み続けることになる。結論はゆっくりでいいのだから,ぼちぼち考えましょう。ちなみに税金対策のためにマンションを購入するつもりは毛頭ないので,仕事中に電話なんぞかけてこないように>営業諸氏

9月22日(日) 掛川・曇
 もー,昨日帰宅したら室内がやたらろもーわぁんとしていて,室温も夜6時過ぎだというのに30°近くまで上昇していたので,窓を開けっ放しで寝たら,夜中に寒くて目が覚めてしまったではないか。おまけに腹も冷やしてしまい,ちょっと下痢気味。でもいいや,ダイエットになるから。・・・しかし,体脂肪率と体重をちまちまと気にする中年男というのも不気味ですなぁ,我ながら。

 昨日,大師匠のところへ伺って(というより邪魔しに言っているようなもんであるが),わしの「ソフトウェアとしての数値計算」についてのご要望を聞いてきた。全面的に書き直しをしないとまずいなぁ,という代物なのでちょうどいい機会である。で,その要望というのは

ということであった。まあ,至極尤もである。つまりは,各章の前半だけさらっと読めば大体の内容を掴めるようにするのがよろしい,ということなのである。細かいことが知りたければ後半を読めばよい。確かにゆーざーふれんどりぃである。ということで,これからはまず後半部分をがっちり固めて,そのあらすじを前半部分に持ってくるようにrewriteすることになるだろう。後半部分も,なるべくフォーマットを決めたいところであるが,それは書いていてつまんなくなる可能性大なので,適度にゆるめるつもりである。しかしまあ

ぐらいは最低限,明記しておきたいな。例によってわしのことであるから,実現できる可能性は少ないだろうけどねぇ。

 ゆとり教育の反動か,一言でゆっちゃうと,「バカに教えてもしょうがない」という論を声高に唱える人が跡を絶たない。まあ,その主張するところの大意はわからんでもないけど,ちょっとなぁ,全面肯定はし難い。わしなんぞ,「この単位が取れなきゃ留年だよ」という確固とした大学の方針がなければ,勉強なんぞロクにしなかった口であるから,「バカ」をそう簡単に見捨てていいのか?と思うのである。確かに同じ労力をかけて,実り多い結果を得るなら,それなりに種と畑を選ぶ必要はある。が,数は少ないだろうけど,荒れ地で育ったものは結構robustで,面白いものになったりする。「先生の言っていたことはさっぱり理解できなかったけど,仕事に就いて数年仕事していくうちに分かってきたよ」という効果をまるっきり無視して,直感的にすぐ理解できそうな,通り一遍の耳障りのいいことばっかりやっていていいもんか? 少なくとも,「講義ではここまでしかできないけど,referenceとしてこーゆーものも読んでおきなさい」ぐらいの蜘蛛の糸は投げておくべきでしょう。それを掴むか無視するかは本人の責任で選んで貰う,と。わしのテキストもそーゆー方針で生きたいもんである。どーせ,出版なんぞされないんだしさ,「タダのテキスト」でどこまでできるか,やってみよーじゃんよ。

 と,偉そうに言っているが,お手本は既にあるのだ。例えば,G.H.Golub & C.F.Van Loanの"Matrix Computations"。各章の最初にLAPACKの関数一覧が載っていて,本章の各節はこのような依存関係にある,という図も提示されている。まーねー,こーゆー本が出ちゃうと,太刀打ちするのはもはや難しいっつーぐらいよくできているんだ,これが。しかしまぁ,こーゆー巨人の足下ぐらいには近寄る努力はしなきゃいかんでしょう。だから,線型計算についてはこれ以上の言及は止め,「"Matrix Computations"を読みなさい」としておき(今もそーなんだけどさ),「そこでの議論も踏まえてLAPACKっつーもんが出来ているから,これこれこーゆー速度向上が図られているのでこれを使うようにしなさい」という話にもっていく必要がありますねぇ。

 それにしても,めりけんの方々(っつーより,線型の方々,とすべきか)はことごとくMatlabですな。Octaveじゃ駄目なんですかねぇ。入門者のレベルだとそれで十分だと思うんですが。気が向いたらOctaveのリファレンスでも作りますかねぇ。既にちょこっとだけ触れてはいるんですけどね。

 月一で床屋に通っている。一度,節約のため,2ヶ月に一度の割合にしたら,どーも髪型を維持しづらいことが判明した。三十路を過ぎてからは,なるたけ短めにしているのだが,2ヶ月間でかなり伸びてしまう。散髪前と後とではえらい差ができてしまうので,結局元に戻って月一なのである。
 床屋を変えるのはイヤなので,毎回同じ所に通っている。かなりオシャレな店で,内装もすっきりしゃっきりしており,気に入っている。客への応対も大体おっけーなのであるが,一つ不満がある。髭の剃りが甘いのである。特にあごの下。毎回じょりじょり感が残ってしまう。わしが安全カミソリで剃ったのと同じレベルのジョリジョリ感なのである。若い人向きの店だから,しゃーないかとも思う。以前能登半島にいたときに通っていた所は,さすが過疎地だけあって,客は年配親父ばかり。残り少ない頭髪の整備よりも,顎をツルツルにする方が重要と見え,痛いぐらいにカミソリを食い込ませてズゥォオウリィとばかりに剃ってくれた。今となっては1億円積まれても戻りたくないド田舎であるが,顎下をジョリジョリ言わせる度に,あの散髪後の爽快感を懐かしく思い出すのである。

 SRAのPostgreSQL石井さんの本(赤マンモス本)の改訂版が,PDFファイルになって無償公開。むー,果たして印刷本の売れ行きの影響や如何? 印刷して読む,てな人は買うでしょうし,必要なところだけつまみ食いするもーん,と言う人は買わないでしょう。私? むー,買っておくつもりです。

 日記が散発的になると,その間隙を埋め合わせるかのように,うだうだと書きたくなるのねぇ。いよいよこの日記のタイトルにふさわしい内容になってきたなあ。

9月20日(金) 東京・晴
 Linux Conference 2002,二日目。午前中は東工大・松岡先生の講演を聴く。なるほどねぇ。Gridの定義がよーやっとはっきりした。しかしまあ,自分としては諸条件が整うまで様子見するしかないなあ,という結論に達する。もちっと自由に参加できて,差し出したリソースの代わりに利用料金を負けてもらうとか,そーいった体制が出来上がればうれしいですな。

 午後の前半は,SRAの石井さんがPostgreSQLの講演(Tutorial?)をするのでそれを聞く。うーん,みんな話がうまいなあ。3時からのセッションで自分も話したが,ちょっと支離滅裂であった。ギャグが受けたのは嬉しかったけど。

 この三日間用に,穴のあいた靴下ばかり持ってきいる。一日それを履いたら捨てている。昨年度もそうだったが,外に出る仕事が多くなったせいか,とにかく靴下の消耗が激しくなってきている。安物しか買わないからなんだろうけど。

 本屋を覗くと,齋藤正彦の新刊本が! 清宮先生といい,森口先生といい,みんな元気だなあ。そのぐらいの体力があったればこそ,そんだけの業績が残せたんだろうな。見習わなきゃ。

 なんか疲れたので早めに宿に引き返し,風呂(温泉なのだよ)に浸かってゆっくりする。来週からは講義開始だ。がんばらなきゃな。明日は応用数理学会に取り合えず参加することになる。すぐに帰ってくるかもしれないけど。

9月17日(火) 掛川->浜松->掛川・曇後雨
 非常勤の定期試験。出来はよい。しかし,同じ人間が同じ話をしてどーしてこーも出来が違うのか。むなしいのぉ。

 顔から火が出るような恥ずかしいことが勃発する。うう,穴があったら入りたい。

 Apacheのmod_sslを狙うワームが出現したらしい。うちは443ポートも開けてないし,mod_sslも有効に・・・なってたので慌てて無効化する。ついでに使ってないけどOpenSSLもupdateしておく。RPM系はやっぱ楽だわ。こういうちまちました仕事が楽しめなくなったらサーバの管理も止めようっと。

 小泉さん,平壌日帰り。ニュースはずーっとそれを流しっぱなし。能登半島にいた頃は,ほんと,拉致される恐れがあって,冗談交じりながらも話題になっていたものであった。全く人ごとではなかったが,せめて,今後はない,という言葉を信じたいね。
 共産党と社民党のコメントが重かったのは・・・ま,当然でしょうな。

9月16日(月) 東京->掛川・曇
 今日も曇天。午前中,神保町をうろうろする間は持っていたが,JR御茶ノ水駅前の中華料理屋で炒飯を食って外へ出るとパラパラ降り出した。そのまま帰宅。新幹線はガラガラであった。車中,購入した本をじっくり読み,堪能する。

 だらしなマンション購入記,いよいよ内覧会である。素直に,いいなあ,と思う。よーし,こっちも頑張んなきゃ。

 なーんだ,もうできちゃったのか。サーチエンジン構築ツール。ま,いいや。次年度はこれを使って実際に全文検索サーチエンジンを作ってみよう。

 さーて,明日は非常勤の定期試験と会議,あと,Linux Conferenceの準備をしなくっちゃ。忙しくなるぞ〜。

9月15日(日) 掛川->東京・曇
 今にも泣き出しそうな空ではあるが,掛川でも都内でも雨粒が落ちてくるには至らず。寒くもなく暑くもなく,ちょっと蒸すいやぁな日。

 都内はかなり空いている。秋葉原も休日ながら人がまばら。買い物がしやすくてよい。

 敬老の日ということで,日本の老人人口が1000万人突破という記事があっちこっちの新聞に載っている。ますます保守的に,資産食いつぶし国家と成り果てるか,日本。人に費やされるぐらいなら自分で使ってやると心に誓うのであった。という私の頭髪には白いものがちらちらと。あーやだやだ。

 ということで,これから海浜幕張へ出かけます。

 で,帰ってきました。いつの間に幕張メッセ周辺にはこんなにショッピングセンターやらシネコンやらが出来たのであろうか。若いカップルや子供連れの家族ばっかりうぞうぞといらっしゃいましたな。飯はうまかったです。あんだけ支払ってまずかったらテーブルひっくりがえしものだけど。

9月11日(水) 掛川・曇
 やっとBNCpack 0.3完成。とりあえずアップしておく。しかしこんだけごちゃごちゃしてくると,./configure; make;したくなりますなあ。勉強しようかしらん。

 で,力尽きたので寝ます。

9月10日(火) 掛川・晴
 小人閑居して不善を為すらしいが,閑居しない方が罪悪を振りまいて害をなす可能性が高いような気がするな。

 新手(古い手のような気もするが)のアタック。

xxx.xxxx.com - - [10/Sep/2002:18:16:56 +0900] "GET /cgi-bin/FormMail.pl HTTP/1.1" 404 795 "-" "-"
xxx.xxxx.com - - [10/Sep/2002:18:16:56 +0900] "GET /cgi-bin/formmail.cgi HTTP/1.1" 404 795 "-" "-"
xxx.xxxx.com - - [10/Sep/2002:18:16:56 +0900] "GET /cgi-bin/FormMail.cgi HTTP/1.1" 404 795 "-" "-"
xxx.xxxx.com - - [10/Sep/2002:18:16:56 +0900] "GET /cgi-bin/formmail.pl HTTP/1.1" 404 795 "-" "-"

 何をやろうかという意図が見え見えで微笑ましい。ま,この手のCGIを設置するときには注意が必要ということだな。

 H2A 3号機,打ち上げ成功。めでたい。とはいえ,経費節減の傾向は相変わらずだろうから,この先,厳しいよね。ま,日本全国,デフレスパイラル状態ですから,職があるだけましと思わないと。・・・今日は全てのコメントが辛気くさいなぁ。

 久々に見てみたら・・・お,大瀧ナイアガラ師匠に何があったのであろうか・・・。お,落語協会もリニューアル。いっ平とこぶ平の落語は初めて聞いたけど,うーむ,やっぱりうまいや。

 うちのサーバへのアクセス,面接対策って結構需要があるのねぇ。そんだけ求職活動が大変ということか。

9月8日(日) 掛川・曇
 どんよりした日。秋口としてはまあこんなもんか。小春日和ってのは10月以降かな。

 掛川市がスローライフ月間というキャンペーンを始めたようである。しかも.infoドメイン。スローライフと言いながらこの素早さはいかがなものか。手書き新聞を発行し,ガリ版で刷って,市職員が手分けして市民に配布するぐらいの旧態依然作業を行うべきであろう。Webでお手軽にページを作って「スローに生きましょう」もないもんである。

 BNCpackのmpfr化,どうやらDKA法も対応できそうである。比較の関数mpfr_sgn(実態はマクロ)とか文字列からの読み込み関数mpfr_set_strの非互換性のために引っかかっていたようである。やっぱりGMPとMPFRは似て非なるものとして扱わないと駄目ですな。なまじmpf2mpf.hなんてあるもんだからつい依存してしまう。この辺を取り吊ろうべく,bnc.hにあれこれ埋め込んじゃおうかと画策中である。うまくできたら0.3として公開しましょう。さあ今週中に全ての作業を終了だ!

9月6日(金) 掛川・曇っていたようである
 やっとこさ,New Pentium 4 2.0GHzマシンのセットアップが終わる。むー,体感的にはあんまし速いとは感じされず不満である。ま,たかだか10万程度のものであるから,音は出ないし,ビデオカードもMatrox G550というちと枯れた部類のものだし,あっちこっちで引っかかっているんでしょうな。
 on boardのEthernetは結局,Linuxでは使えずじまい。3COMのLinux用ドライバが付属CDに入っていたのでそれも試したが駄目。結局,余っていたIntel EtherPro 100+を突っ込んで使うことにする。
 これでようやくベンチマークテストの環境が出来上がる。もうちっとがんばんべー。

 だらしな村の日記が更新されていた。が,ふっ,藤田さんっ,7月20日の写真は吉牛じゃないっす。これは松屋の朝定食です。食器とみそ汁の具を見れば一目瞭然・・・なのは食生活が貧しい独身男が多いのであろうなあ。しかしわざわざメールでお知らせする内容ではないのでここに書いておくだけにしようっと。

 来週は15日に千葉で打ち合わせ,19日〜21日は東京でLinux Conferenceと応用数理学会の年会。むぅ,とうとう予稿集の印刷代まで出せなくなったの?と邪推されかねないな。あらかじめ内容が分かるので便利ではあるんですけどね。情報処理学会みたいにCD-ROMにするのかな?とまれ,東京の行き来が詰まってしまった。こうつぅひぃ〜。

9月5日(木) 掛川・天気なんぞ知らん
 はぁ〜,なんで今から次年度の話で走りまわらにゃいかんのだぁ〜。鬼が笑いすぎてひきつけを起こすんじゃないか。

 新しいPentium 4 2.0GHzマシンを購入したはいいものの,これがRioworksのNUVIA-Lという奴。出たのは昨年度末のようで,検索したらAkiba PC Hotlineに紹介記事が載っていた。が,こいつが困りもの。RedHat 7.3をインストールしたらドライバがないようで,on boardの3COM互換 Ethernetを全く認識してくれない。VT8233CというChipsetが搭載されていて,こいつをLinuxで認識させるにはVIAのサイトにあるドライバを入れないと駄目のようである。しかも出たのがごく最近だから,当然最新のkerne 2.4.19にも入っていない(多分)。で,Win2K Proを入れてごそっと付属CDのドライバをインストールしたら今度は起動しなくなってしまった。仕方がないのでもいっかいインストールやり直し。フォーマット終了を待つのがタルかったのでそのまま帰宅してふてくされてこの日記を書いている。

 あ〜,こんなことしているバヤイではない。早くBNCpackのマニュアルを直さねば,mpfr対応をきちんとせねば。でも今日届いたLinux協会の会報にはBNCpaekとか書かれていてがっかり。へーへーどーせどーせ,すいませんね場違いの講演を申し込んじゃってねぇ,とひねくれてますますこの日記,長くなるのであった。

 失職に伴い休載していた産経新聞の田中知事ダイアリー,復活

 と,こんな愚痴ばっか書いていてもしゃーない。ちょっとLinux Conference向けに下調べ。

 で,寝ます。

 起きました。JPNICの歴史ページ登場。年月の過ぎるのは早いですなあ。

9月4日(水) 掛川・晴
 BNCpackをmpfr対応にする作業を開始する。大体は出来たけど,まだ引っかかっているテストプログラムがある。また明日かな。

 寝ます。

9月3日(火) 掛川・晴
 ゲーム脳・・・ねぇ。わしゃWeb猿(別称:クリック猿)であるが,Web脳保持者ってことになるのかしら? ま,何事もやりすぎはよくないとは思うけど。電磁波なんかもそろそろしゃれにならないレベルに達しつつあるのではなかろうか? 最低スペックのPCでも,CPUは1GHz超えてるもんねぇ。

 野呂先生の計算機代数解説書。がーっと印刷して眺める。こーゆーのってなんで出版されないんでしょうね? 十把一絡げのうすぅい大学学部生向けテキストばっかり出してんじゃないよ>出版者各位

9月2日(月) 掛川・晴
 暑いことは暑いがそれは日中だけ。朝晩は既にクーラーなしで過ごせる快適温度。秋ですなあ。

 更新が楽しみな「だらしなマンション購入記」。むー,ローン審査が通ったようで,もう後戻りできない状況。しかし3700万・・・。むぅ,やっぱりわしにとっては所詮無理な金額である。あと3年程悩み続けることにしよう。

 田中康夫,再度当選。しかも前よか得票を伸ばしたようである。政治家としての手腕については賛否両論あるようだが,あのふてぶてしさ,面の皮の厚さは大したものだと思う。成功するにせよ,失敗するにせよ,この先が楽しみである。

 ホームページの基本は付和雷同である。みんなが掲示板を設置すればうちもやろう,あっちがCSSでデコレーションを施せばうちでも,こっちで日記を見かけたらうちでも,といった具合。何でもそうだけど,フォーマットは人からの借り物で済ますことがおおいわな。で,個性は中身で勝負,と。最もそこも付和雷同的になっちゃうことが多いのだけれど。

 1000km超の旅行中にGoogleが大量にうちの更新データを全部かっさらっていったらしく,ここにアップできないぐらい,ログがそれで埋まっている。つってもまだ検索結果には反映されていない。加工に時間がかかるらしい。はて,これでどのくらいアクセスが増えることやら。

 国会図書館がデジタルアーカイブを始めるという記事。ま,公的な機関がこーゆーことを開始するだけ,The Internetが定着したってことでしょうな。しかし「玉石混淆のネットの情報」という見出し。大朝日の舌打ちが聞こえてきそうだ。
 朝日と言えば小田嶋さんのコラム。ちと短絡過ぎやしませんかねぇ。「The Internetには全ての情報がある」って,ホントにそう思ってるのかしら? うーん・・・。

 元麻布春男さんのCPU歴史講座。そうそう,コプロセッサ,Weitekという名前も懐かしいですなあ。PC-9801FA/u2(3.5FDD model)に487を載っけてガリガリ計算してました。・・・懐古趣味のじじいになってしまった。

 内山安二氏死去。学習マンガにはずいぶんとお世話になりました。学研の「○年の科学」でもずーっと読んでたし,思い出深いですね。ご冥福を祈ります。

 思ったよりこの日記ページの読者はいるらしい。みんな暇だねぇ。

9月1日(日) 長浜->彦根->掛川・晴
 研究会二日目。わしの講演(いぢめ?)は昨日で終わっているので気楽である。

 帰りは参加者全員で昼飯を食した後,彦根城を散策して解散。そのまま無事帰ってきました。

 で,寝ます。


Tomonori Kouya : tkouya@na-net.ornl.gov
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