MuPAD 2.0 Pro (for Windows)購入記録

2001.5/9
Japanese Only

-1.お断り

 本文書は,あくまで私(幸谷)が体験したことを主観を交えて書き殴ったものです。従って,思いこみによる間違いがあったり,貴方が追体験する時には悉くこれとは違ったものになっている可能性があります。その辺を十分にご納得の上で読んで下さい。 要は,YOUR OWN RISKでお使い下さい,ということです。

 また,本ページにある写真素材は全て私(幸谷)が撮影したもので,本ページにおける使用に際してはSciFace社(MuPAD開発元)及びMackichan社(SciFace社ソフトウェアのManufacturer & Distributor)の承諾を得てあります。本ページ以外で勝手に使用しないよう御願いいたします。

 なお,本ページ(及びこのWeb siteの全てのページについても),リンクについてはご自由に張って下さい。許諾を求めるメールなどは結構です。

0.発端

 MuPAD 2.0のBeta testが始まったのが昨年(2000年)の8月上旬。尤も確認したのがそのぐらいだから,実際はもっと早かったかもしれない。その後,「もうすぐ出るよ〜」というアナウンスはあったものの,一向に正式リリースされる気配がなかった。で,油断してたらいつの間にやら(どうも4月上旬には出ていたらしい・・・)リリースされていた・・・という次第。
 Beta Testerは登録制で,メールアドレスを知らせることになっていた。Testerへの連絡はMLを通じて行われていたから,今でも多分,登録者のメールアドレスは分かっているはず。なのに何の連絡もなかった。何故だぁ〜・・・という疑問はこれに留まらなかったりする(後述)。

 しかし,気を取り直して,慌てて本家(www.mupad.de)のページを漁り始めたのであった。さーて,どうやったら入手できるのやら・・・。

1.MuPAD Version 2.0

 現時点(2001年5月9日)で出荷されているnew versionの一覧はここで読める。結局, だけが出荷されたわけで,Windows & Linuxユーザとしては嬉しいし,アンチMacユーザとしてはもっと嬉しい。んが,今は使っていないとはいえ,Solaris for Intelの体験者としてはちと寂しいですな。しかし,現状で使用されているメジャーなOSのみ対応となるとこんな所でしょうか。
 ダウンロードするには本家からでもいいのですが,折角日本にもミラーがあるので(こちら参照) あたりを利用してみると幸せになれるかもしれません。どちらもちゃんと2.0がミラーされていました(当たり前か)。

2.MuPAD Pro 2.0をWeb経由で注文する

 さて,バージョンアップに伴って,なんかしらライセンス体系の見直しでもあるのかなと思ってましたが基本的は1.4.Xの時と変っていないようです。Windows版のLightは機能制限付き(メモリの制約があるらしい)だがpersonal useならOK。Proについては30日に試用期間を越えての利用はライセンスを購入する必要がある。値段については・・・「うっ,高くなっている」。しかもここを見ても,Pro 1.4.1正規ユーザの特典があるともないとも書いていない。うげ〜,買うの止めようかな・・・と思いながらも,とりあえずは注文を出してみることにする。

 但し,MuPADの開発元(SciFace)のページを辿る限り,日本からはダイレクトには注文して欲しくないように感じる。この辺,SciFace製品を一手に販売することになった(らしい)MackichanのScientific Workplace(数式処理機能にMuPADかMapleを利用する)との兼ね合いがあるのかもしれない。

 しかし,そんなことに構わず,「わしは北米在住だ」と開き直ってMackichanのWebページに飛んで注文してみると,"Upgrade"用の注文ページもあるし,ちゃんと日本向けにも出荷できるようになっているから不思議・・・。なんで?

 結局,

$157.5: MuPAD Pro 2.0 (1.4.xからのUpgrade & アカデミック)
$59.25: 送料
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$216.75: 合計
で購入することができました(消費税なし)。なお,この本体価格は5月31日までの特別割引らしい・・・。ちなみに,1.4.1の時はCD-ROM込み172DMでした。

3.黒猫さんから小包着いた

 注文してまもなく,連絡用メールアドレスへUPSから"Ship Notification"が届きます。日本国内配送は黒猫でした。というわけで

こーんな↑でかい箱が届いたのでした。注文してから一週間ほどでした。

4.MuPAD Pro 2.0のパッケージ

MuPAD 2.0 Proの箱   中身

 でかい外箱に比べて,中のMuPADのパッケージはこぢんまりしています。大体,MS-Office 2000 Professionalと同じぐらいの幅で,高さが2cm程高いぐらいの大きさでした。パッケージの中は

だけです。それでも361ページもあるTutorialが付いてくるだけでも1.4.xの時に比べれば進歩しました。

 もっとも,このTutorialってば,ちょっと古いんですよね・・・1.4.xベースなので,2.0と互換性が取れていない部分もあります。しかも,このTutorial,MuPAD Proはおろか,LightにもLinux版にもftpからダウンロードできるバイナリに添付されていて,しかもそっちはどーやら2.0用にちゃんと修正してあるようです。うーん,何のためのマニュアルなんだ・・・これならCDだけでもよかったのでは・・・とちょっとがっかり。

番外.小包の詰め物

 MuPADのパッケージを入れた外箱の詰め物には"Wall Street Journal"が使われていました。これって,日本だと日経新聞のみたいなもんかと思ってましたが,宅急便の荷物の詰め物に使うぐらいですから,もっとポピュラーなものなんでしょうかね? 
 



Tomonori Kouya <tkouya@na-net.ornl.gov>

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