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本章ではGMP用のC++クラスについて解説します。
GMPのC言語用のデータ型や関数は全てC++プログラから利用できるよう,gmp.hがextern "C"
でくくられています。しかし,C++のクラスを利用すると,関数・演算子の便利なオーバーロード機能が使えるようになります。
C++クラスインターフェースを実装するには,最近のC++コンパイラ,特に,名前空間(name space),テンプレートの部分特殊化(partial specialization of templates),メンバテンプレート(member template)が利用可能なものを必要とします。
本章で解説している諸々は基本的なもので,将来的には互換性を保証できないこともあります。
• C++ Interface General: | C++インターフェースの概要 | |
• C++ Interface Integers: | C++整数クラス | |
• C++ Interface Rationals: | C++有理数クラス | |
• C++ Interface Floats: | C++浮動小数点数クラス | |
• C++ Interface Random Numbers: | C++乱数生成関数 | |
• C++ Interface Limitations: | C++インターフェースの制限 |