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12 C++ クラスインターフェース

本章ではGMP用のC++クラスについて解説します。

GMPのC言語用のデータ型や関数は全てC++プログラから利用できるよう,gmp.hextern "C"でくくられています。しかし,C++のクラスを利用すると,関数・演算子の便利なオーバーロード機能が使えるようになります。

C++クラスインターフェースを実装するには,最近のC++コンパイラ,特に,名前空間(name space),テンプレートの部分特殊化(partial specialization of templates),メンバテンプレート(member template)が利用可能なものを必要とします。

本章で解説している諸々は基本的なもので,将来的には互換性を保証できないこともあります。