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2.6 パフォーマンスの最適化

最適なパフォーマンスを達成するためには,ターゲットとするシステムのCPU型を 正確に指定してGMPをビルドするようにして下さい。

大多数の他のプログラムとは異なり,GMPではアセンブラコードを最重要箇所に使用して いるため,コンパイラはあまり役に立っていません。

長時間実行したり,超巨大な精度の数を使うGMP利用のアプリケーションでは,tuneディレクトリ にあるtuneupプログラムを使うことが肝要です。例えば

cd tune
make tuneup
./tuneup

とすることで,gmp-mparam.hファイル内のパラメータがより良いものになるかもしれません。

そういう結果を得たければ,‘Parameters for ...’ヘッダ内で示唆されているファイルの出力を使い, 最初からコンパイルをやり直して下さい。

tuneupプログラムは有用なパラメータを提供しています。例えば‘-f NNN’はFFT乗算パラメータ をどの程度の長さにすべきかをプログラムに指示できます。超巨大な数をGMPで扱うのであれば,tuneupに 超巨大なNNN値を与えて実行してみたくなるはずです。