Next: , Previous: , Up: Top   [Index]


4 バグ報告

GMPライブラリにバグを発見したと思った時には,それを調査の上,報告して下さい。我々開発陣は本ライブラリを提供している訳ですから,バグ報告を使用者のあなたにお願いしても罰は当たらんでしょう。

バグ報告の前に,それが既知のものでないかどうかをKnown Build Problemsで確認して頂くか,特定の環境で起きている現象なのかをNotes for Particular Systemsで確認して下さい。また,https://gmplib.org/でこのバージョン用のパッチが出ていないかどうかもチェックして下さい。

バグ報告には下記の内容を必ず書いて下さい。

一読して内容が把握できる,テストやデバッグもできるファイル類を添付したバグ報告を書くようにして下さい。曖昧な要望や断片的な記述では,バグの修正は難しくなり,開発陣のやる気も起きません。

コンパイラのバグによって問題が起きるということはあまりありませんが,GMPのコード自体がコンパイラの重箱の隅をつつくようなことは割とあります。

バグ報告が良いものであれば,その修正を行うべく最大限の努力を行いますが,そうでない場合は放置されても仕方ありません(もっと分かりやすく説明してくれとお願いすることになると思いますが)。

バグ報告はgmp-bugs@gmplib.orgに送って下さい。

このマニュアルで不明瞭なところや大ウソがあったり,改善すべき文章があれば,上記アドレス宛にお知らせ下さい。

(訳注:日本語訳に関しての問題はkouya.tomonori@sist.ac.jp宛にお知らせ下さい。)