- mpihost01にrootでログインし,aptコマンドが正常に使えるよう,Proxyサーバの設定をする。
- apt-getコマンドを使ってypservをインストールする。
- chkconfigコマンドを使ってportmap, ypbind, yppasswdd, ypservサービスを有効化する。
# /sbin/chkconfig portmap on
# /sbin/chkconfig ypbind on
# /sbin/chkconfig yppasswdd on
# /sbin/chkconfig ypserv on
- GNOMEテキストエディタで/var/yp/securenetsファイルを生成し,localhostネットワーク(127.0.0.0/255.0.0.0)とvmnet8ネットワーク(172.16.185.0/255.255.255.0)からの接続のみを許可するように制限をかけ,上書保存する。
- GNOMEテキストエディタで/etc/yp.confファイルを開き,NISドメイン(mpicluster)とNISサーバ(mpihost01)の指定を行って上書保存する。
- GNOMEテキストエディタで/etc/sysconfig/networkファイルを開き,NISドメイン(mpicluster)の指定を行って上書保存する。
- 一時的にdomainnameコマンド(domainname NISドメイン名)を用いて
# domainname mpicluster ←NISドメイン名を"mpicluster"と設定
# domainname ←NISドメイン名変更の確認
としてNISドメインを指定しておく。
- NISサーバの設定ファイルを生成し(/var/ypディレクトリに移動してmakeコマンド),NISサーバサービスをスタートさせ(/sbin/service ypserv),次にNISクライアントサービスをスタートさせて(/sbin/service ypbind start),最後にNISサービスが有効になっていることをホスト名(ypcat host)とユーザアカウント(ypcat passwd)が引けることで確認する。これらを全て書き連ねると
# cd /var/yp
# make
# /sbin/service ypserv start
# /sbin/service ypbind start
# ypcat hosts
# ypcat passwd
となる。