10/25(日) 駿府・晴

 秋深し,朝晩はぐっと冷え,日の当たる昼間は一気に気温上昇。我が家のリビングは日の高い夏の間は日陰になるのだが,日が落ちて冬になるとダイレクトに日光を浴びることができる。親切設計なのか偶然なのかは分からないのだが,まぁ合理的な作りにはなっている。なってはいるのだが,今ぐらいの陽気だとまだちと暑いところに日がさしてくるから,余計に熱くなるという次第。まぁ薄暗い自室に籠ればいいんだけどね。

 つーことで,暫く日記を書いてなかったのでボチボチ再開。「LAPACK入門(仮)」の進展報告と交互に書いていきたいのだが,色々書けないことが増えてきて真に困るのである。だいたいSNSの発達と共にblog更新情報は瞬く間に世界に拡散,あっという間に身近な方々に内容が伝わってしまうのだから始末が悪い。ここの更新をTwitterとFacebookに連携させなきゃ多少は遅くなるのかもしれんが,まぁ大した違いはない。愚痴っぽいことを書くのも気を使うので,まぁそれだけ責任ある立場になってきたなぁという感慨もありつつも,メンドくせぇなぁというのが正直な感想なのである。それもこれも○○が仕事しないからと言っていたら,その○○が続々と○○しつつあるのでそちらが担っていた業務がこっちになだれ込んできたからである。ああ使えねぇ○○だなあと以前は愚痴っていられたのだが,いなくなってしまうとそれなりに面倒なことをしていたのだなとつくづく感じる。散々批判してすいません。でも○○に見合う活躍をされていたかどうかは(以下文字数が長くなりすぎるのでカット)。

 まぁともかく仕事がらみのことを詳らかにはできないので,言っていいことのみを無難に報告するだけになりがちな日記なんぞ書いていてもストレスの海になるので久しく遠ざかっていた訳だが,書かないとそれはそれでストレスの青い山脈になる訳で,山脈よりは海の方がマシということで久しぶりに日記を書いているという次第である。毎日続くとは思えないのでまぁできる範囲で,ということで。もともと「うだうだ」書くだけのシロモノなので,ペース配分も中身も好きに決めさせて頂くのである。

 そういえばここの更新をサボっている間も研究室のページはそこそこ書いていたりする。エゴサーチするとここよりそっちのほうがトップに出るのでありがたいやら寂しいやら。こっちもテコ入れしておかんと老後の楽しみが減るぞよ。

 さて,久々に更新しようとしたのは,マシン環境を変えようと決意したことを書きつけておきたいと思ったからなのである。今の職場も自宅の自室も,マイデスクは
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ということになっている。デカいディスプレイを前に仕事している訳だが,これを止めて,ノートPCメインの環境にしてしまうということなのである。年も年だしディスプレイはデカいにこしたことはないのだが,最近のデカいノートPCだと17インチフルハイビジョンってのもあるようだし,メールやTwitterのチェックは傍らのスマホやタブレットで済む時代,全部をデスクトップで行う必要もなかろうということなのである。つか,特に自宅だと邪魔なのよねぇ。狭くなっちゃったし。

 かてて加えて,最近は「考える」仕事をきちんとしていきたいという欲求が増えているので,そのためには常にディスプレイを前にしておくのも窮屈だという事情もある。逐一入ってくる情報を遮断してぐりぐり下書きをこねくり回したい訳である。まぁSurface Proとかでスタイラス使ってぐりぐりやる手もあるんだけど下書き用の裏紙はいっぱいあるので,それを使い切るまではボールペンでインクと戯れようということである。

 つーことでドイツに出かけた時に前払い用に費やした夏のボーナスを使ってまず自宅の環境をノートPC化し,しかるのちに次年度早々に研究室のデスクも同様のシロモノにしようと画策しているのである。さてどーなりますやら。

 という計画を妄想するようになったのも懸案だった論文投稿完了して安心したからだな。通るかどうかは査読者のみ知る訳だが,今回はどーかなぁ~とワシも判断がつかない。AcceptにしろRejectにしろ今年中に決着がつけばいいんだけど。

 久々だと長くなるのでこの辺で。次の更新はいつにやりますやら~。

[進捗報告] 最終章再始動

 よーやっと最終第8章の腹案ができてきたので,ボチボチ再始動する。そもそも「LAPACK入門(仮)」は1年以内に書くと宣言したもの。11月いっぱいにできなければ約束不履行である。つーことで何とか前の章の書き直し分も含めてボチボチ書いていくことにする。

 つーことで,非線型の積分方程式を解くためにLAPACKを使う,という内容になる予定。大規模化もたやすいし,Newton法やDerivative-free解法(つーてもRegula-false程度かな)も導入しやすいし,何よりGauss型積分使えば分点計算に固有値ルーチンが使えるわけであるからして,前の章までの内容をあらかた使えるわけである。

 さて今度こそ何とかなるか・・・じゃなくて何とかするのだ!