6/22(火) 駿府・曇

 梅雨空が続く東海地域だが,関東以北は梅雨入りが遅れていた。夏の太平洋高気圧の勢力が上がらず,オホーツク側からの寒気の勢力が強いままだったからだが,ようやく少し梅雨前線が押し上げられて東北まで,全ての地域が梅雨入りすることになった。あとは夏の到来を待つばかりだが,もうしばらくは肌に心地よい気温を楽しむことができそうである。

 怒涛の締め切りラッシュが小休止となり,何とか日記を書くための有給休暇を取ることができた。 IEEE ARITH 2021締め切り→オンラインプレゼン,ICCSA2021査読通過(+査読者としてもお仕事)→リバイス,SWoPP2021予稿提出・・・と,最後の二つは昨日同時に締め切りが重なり,死ぬかと思った。何せ孤高の研究者であるからして,全部単著だから,額縁ょ〜業務と並行しての文章書き,プログラミング,ベンチマークテストのデータ取りをやらねばならず,隙間時間を見つけての綱渡り作業を強いられた。おまけにオンライン発表は出張ができず,会議の合間に職場からプレゼンとなる訳で,これまた職場の会議と並行しての出席となったから頭が混乱する。・・・とまぁドタバタしながらも時は過ぎるので,残すはもう一本の査読付き国際研究集会への投稿だけである。今年度のノルマは三本の査読論文だったが,何とかクリアできそうな感じである。人様に「年に一本は論文(か主要な業績)を書け」と命令する立場なので,昨年度は一本あってクリアできたが,その前2年分がカラ欠だったので,そこを埋めるには今年度は+二本必要という理屈。いやまぁ,職場の紀要には毎年欠かさず論文書いているけど,これはカウントしない主義。やっぱり外部から評価されるものを外向きに出さないといかんわなぁと,老骨に鞭打って書いているという次第。次年度以降は平常モードに戻して,年相応の仕事をしていく所存。そのためにも書ける時には書いておくことにしたい。

 そういえば拙著「Python数値計算プログラミング」のKindle版が出ましたので,電書派の方におかれましては一冊,違法ではないDLのご検討をお願いしたい。

 あまりに昨日までの締め切りラッシュがキツかったので,本日はのんびり有休取ったものの,会議があるのでこれから出勤。今週末にはまた肩書きが増えるお仕事があるし,7月末までは丸一日の有休が取れない日々が続く。せいぜい,溜まりに溜まったぷちめれ書いて憂さを晴らすことにしたい。

 ではぼちぼち行ってきます。