まもなく梅雨明け宣言が出そうなピーカン晴れ。夏本番といったところである。
約束どおり(誰に対しての?),洗濯して掃除機をかけ台所のガスレンジ周りを清掃し(おっとガスホースを繋ぎなおすのを忘れていた・・・いそいそ・・・これでよし)汗だくになったのでシャワーを浴びて一服。これを書いている。あーなんか久々に締め切りのプレッシャーから逃れていい気分だ。これでクーラーがもっと強力に効いてくれれば,室内温度がデンコちゃん(ってまだ使われているのか?)に蹴りをくらいそうなぐらいに低く出来たのに。夏真っ盛りとなると,30℃以下にするのがやっとなのである。体に,いや,PCによろしくない環境だ。
締め切りの合間の逃避として小谷野敦先生の新刊を楽しく読んだが,つくづくワシも小谷野先生も「賢くないな」と感じる。この「賢くない」著名人としては他にも,小林よしりん,佐藤愛子,宗男ちゃん(つるんでいる千春も)らが挙げられる。一言で言うと,頭より感情優先,本能が行動を引っ張っていくタイプ,ということである。ことがSEXに関するものなら,ほぼ100%の男性は本能優先に決まっているのだが,実生活や経済活動に関するところまで本能が出張ってしまうと,「うざい」というレッテルを貼られてしまう。ちょっとおだてられればのぼせ上がり,貶されると猛然と反撃し,へりくだるべき相手には露骨に低姿勢となる。うざったいに決まっている。この季節となればなおさらだ。
ではそーゆー人間はどうなってしまうかというと,「成り上がる」のである。いや,「成り上がろうとする」,というべきかな。実際に社会的・経済的ステータスが上がるかどうかはともかく,もがくのである。じたばたするのである。自分の能力の限界は分かっているので,それを乗り越えるべく,手段を選ばず行動するのである。すると,主観的には「あ,これもありなんだな」という一種の悟りに達する。こうなれば,強い。いーんだよ,うざったくてよ,悔しかったらてめぇもうざったく生きてみれば?などと,うざったさ(>>1)のn乗で畳み掛けるようになってしまう。多分,中年オヤジ・オバサンのかなりの割合で,さように開き直っちゃった人種が混じっていると思われる。でなけりゃぁ,当選しなかったとは言え,あんなに宗男ちゃんに票が集まったりしないだろう。あれをすべて利権誘導期待票と言ってのけるインテリは,賢くない人間の怨念を理解できていない。
ということで賢くないワシも,これからもジタバタし続けるであろう。・・・あ,そろそろ洗濯物が乾いたかな?・・・いそいそ・・・まだだったな。お茶が沸いたら冷蔵庫に突っ込んで,新たに組み立てたDual Coreマシンと共に出勤しようっと。