October 14, 2005

宮崎アニメ(の美形男性キャラ)に萌え~

 かねがね,ひとりもの,いわゆる独身者・シングル・チョンガー・バチェラー・ごくつぶし・社会の日陰者・オスの負け犬・・・としての意見表明をするためのカテゴリーを設けようとは思っていたのだが,どうにも良いタイトルが思いつかなかった。ちょっと気取って尾崎放哉からパクった「咳をしてもひとり」を使ってみようと登録はしてみたものの,何かしっくり来ない。ええカッコ過ぎる,文人気取り,腐れインテリ,どっかのプライドだけは高いバカ大学教授みたいじゃん,ああ恥ずかしい。ここは一つ正直になろう,今のワシはどうして「ひとりもの」なのか,その原因を探ってみる・・・。おっ,分かったぞ,それは「ひとりで萌えていたい」からではないのか,いやそうだ,そうに違いない。そうと決まればしめたもの,敬愛するひとりものOB(裏切り者・・・)の津野海太郎さんの名エッセイのタイトルをもじって,

萌えるひとりもの

 これしかない! ・・・うーん,人生捨ててないか,このタイトル。本田透の二番煎じみたいだが,まあいいか。

 というわけで,第一弾は宮崎アニメである。といっても,ここんとこ真面目に仕事(実はこれも萌え対象なのだが)に打ち込んでいるので,映画館に足を運ぶヒマがなく,映画はもっぱらDVDに頼っている。今は「ハウルの動く城」のDVDの到着を待ち望んでいるところである。
 ワシの宮崎歴はご多分に漏れず,「ナウシカ」から始まる。その後はちょっと戻ってカリ城,ラピュタ・・・(略)・・・千と千尋の神隠し,までは映画館で全て見てきた,まあ普通の日本人並に宮崎作品と付き合ってきたのである。
 その宮崎作品,特に「千と千尋」と今回の「ハウル」,どういう心境の変化か,美形男性キャラの色気が尋常ではない。前者では白竜のハク,後者ではもちろんハウル。某女性漫画家はハク本まで作ってコミケで売ってしまうほどの熱の入れようである。ワシも劇場ですっかり転んでしまい,ハク萌え~になってしまったのである。前述したように,残念ながらまだ動くハウルは未見である。しかし,しかし,絶対にハウル萌え~,になってしまうことは確実なのである。
 コナンから始まってとうとうハウルまで来てしまった宮崎アニメの男性キャラの美形化,一体全体どういう心境の変化であろうか。結構,少女漫画には詳しい宮崎監督であるから,もしかしてBL系にお気に入りの作品でもあるんだろうか。うーん,さてはあの辺か・・・とあらぬ妄想を抱いてしまう。萌える中年男のひとりもの,邪推を繰り広げる今日この頃,なのである。

Posted by tkouya at October 14, 2005 3:00 PM