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GMPにおける準乱数列は gmp_randstate_t
型の変数を使い,アルゴリズムを選択したり,乱数生成状態を保存しながら生成されます。この変数は
gmp_randinit
関数で初期化し,gmp_randseed
関数で乱数の種(seed)を設定します。
実際に乱数を生成する関数についてはInteger Random NumbersやMiscellaneous Float Functionsを参照して下さい。
以前の乱数関数はgmp_randstate_t
変数ではなく,グローバル変数を利用しており,デフォルトのアルゴリズムや種の変更ができませんでした(が,そのうち変わるかも)。ここで述べる,gmp_randstate_t
変数が利用可能な新しい乱数関数は,ランダム性も改善されているので,こちらの利用をお勧めします。
• Random State Initialization: | 乱数状態変数の初期化 | |
• Random State Seeding: | 乱数の種 | |
• Random State Miscellaneous: | その他の乱数生成関数 |