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9 乱数関数

GMPにおける準乱数列は gmp_randstate_t型の変数を使い,アルゴリズムを選択したり,乱数生成状態を保存しながら生成されます。この変数は gmp_randinit関数で初期化し,gmp_randseed関数で乱数の種(seed)を設定します。

実際に乱数を生成する関数についてはInteger Random NumbersMiscellaneous Float Functionsを参照して下さい。

以前の乱数関数はgmp_randstate_t変数ではなく,グローバル変数を利用しており,デフォルトのアルゴリズムや種の変更ができませんでした(が,そのうち変わるかも)。ここで述べる,gmp_randstate_t変数が利用可能な新しい乱数関数は,ランダム性も改善されているので,こちらの利用をお勧めします。