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GMPでは,変数の初期化と値の代入をまとめて実行する便利な関数(mpz_init_set…
から始まる関数名)が用意されています。
下記に使い方の例を示します。
{ mpz_t pie; mpz_init_set_str (pie, "3141592653589793238462643383279502884", 10); … mpz_sub (pie, …); … mpz_clear (pie); }
多倍長整数をmpz_init_set…
関数で一度初期化すると,他の多倍長整数関数で利用可能な状態にできます。
但し,一度初期化した変数に対しては実行しないようにして下さい。
ropをリム格納スペース付きで初期化し,opの値を初期値として代入します。
ropを初期化してmpz_set_str
関数同様に文字列を変換して値をセットします (詳細は本文書の当該関数を参照のこと)。
文字列が基数baseで表現される正しい値であれば0を返し,エラーになれば-1を返します。エラーになったとしてもropの初期化は実行されます(リリース時にはmpz_clear
関数を呼び出す必要あり)。