12/31(水) 駿府・晴

 毎年恒例の旨煮作りが終了,あとはこれを書きつつ紅白で冷凍前のPerfumeが出るのを待つばかりである。

毎年これがないと正月が過ごせないアイテム

 2025年は自分の異動から始まって激動の年であった。義両親は相次いで亡くなるし,新規科目を準備しながら講義しつつ,研究室の立ち上げと自分の研究もせにゃならん,関西見物もないがしろにできん上に,旧職場の非常勤講義も前後期合計3コマ引き続き担当してたから,まーくたびれること。毎週のように旧職場に通うと,あらためて地理的条件が悪いことを実感させられる。せっかく作ったんだから,静岡M20キャンパスをもっと有効活用すりゃいいのにねぇ。現職場の新キャンパスの立地に比べてもストレートに良いところにあるんだから。

 まぁそれでも何とか例年通り査読Proceeding2本と口頭発表5件やったんだから我ながら偉い。来年は引き続きこの調子で仕事をしつつ,2年後のゼミ開始までにHPC教材を作らんといかんし,今まで作ってきたコードを整理せにゃならん。喫緊ではPythonテキストの改定作業をこの正月中にめど付けにゃならんし,やること満載である。

 つーことで,毎週新幹線で静岡・北摂間を往復しつつ,健康に留意しながら仕事と楽しみを両立させるべく頑張ります。

 本年は誠に多数の方のお世話になりました。
 来年もよろしくお願い致します

鳥嶋和彦「ボツ」~「少年ジャンプ」伝説の編集長の”嫌われる”仕事術,小学館集英社プロダクション

[ Amazon 単行本 Kindle ] ISBN 978-4-7968-7447-2, \1600+TAX

 ビジネス書ってのは忙しい(?)サラリーマン向けに売らなきゃいかんという目的があるせいか読みやすくできている。読みやすさの理由としては

  1. 活字がでかい&行間が広い
  2. 文章が短く,意味を取りやすくなっている
  3. 「成功する」ための「身近な」ノウハウが詰まっており実践しやすい

というところが挙げられる。1,2は当然としても,3については凡人が「これは自分には無理」と思わせる自慢話ばかりだととても読む気にならず投げ出してしまうという失敗を踏まえてのものだろう。もちろん,鳥山明を見出し,ジャンプ黄金期を継承してのメディアミックス路線に尽力してゲームを取り込むことに成功するという目利きの良さはあるとは言え,伝統的な日本会社(JTC)において上司を説得し部下を引き連れつつ次世代を担う漫画家を育てたという精神力と体力があってのDr.マシリトであることは間違いなく,この点は誰でもできるというものではない。ではないが,しかしこの説明力の強さは読者を引き込んでやまない。本書は聞き書きだからライター・天野龍に例の「ボツ」を連発してのダメ出しの果てに完成したものらしく,それ故に大変分かりやすく,しかも「なーるほど」という説明の連続なのだ。この点,ワシみたいなスレっからしの中高年読者にはお勧めである。だが,現在20代後半から40代ぐらい迄の働き盛り伸び盛りのモーレツサラリーマンにはどうかしら?・・・という疑問も同時に覚えてしまったのである。

 SNS社会になってぱっと見の印象操作,いわゆるインプレ稼ぎのゾンビみたいな輩が跋扈するようになってしまったが,それも大分淘汰が進んでいるように見える。ネット初心者ならいざ知らず,それなりに場数を踏まえてネット社会を生きてきた「インターネット老人会」の一員たるワシには,リコメンデーションの積み重ねによるバリアがそれなりにできつつあり,陰謀論や反ワクチン,極端なネトウヨやパヨクはスルーする以前にその手のメッセージが届かない。たまに届いたとしても,少しばかり過去の発言を辿ってみれば「あーこれは・・・」となってあえなくミュートするかブロックすることになる。
 あのね,オジサンはね,「実績ゼロ」の輩を相手にしている余裕はないの。見てほしかったら強めの発言一発じゃなくて,小さいところからの積み上げでも,大当たりでもいいけど,あなたが何をできるか,今までの事績に基づいてプレゼンしてからにしてくんない?・・・ぐらいのことは言いたくなる。たまーに,メディアで目立つ評論家的な人が政府の中に入ってしまうことがあるが,さてどの程度お役に立っているのやら?という向きも結構いる。途中高転びしてしまったとはいえ,猪瀬直樹なんてのはそれなりに汗かいて実績出してきた方だと思うが,あのぐらいの提言力と実践力がある人材が,インプレッションゾンビから出るのかどうか,はなはだ怪しいと言わざるを得ない。

 JTCは大分変質してきたとはいえ,それでも新入社員を一から育ててやろうという気風があるところは残っていて,それなりに努力すれば積み上げ的に実績は残せるようになっている。その点,マシリトも上に反抗的とはいえ,果敢に「言った以上にやってみせた」だけあって,今に続く集英社のコンテンツ構築力育成に尽力している。それも偏に,実績に見合ったプレゼンパワーのなす技であり,一塊のビジネス書の中でも現役のビジネスマンには役立つこと疑いない。

 ・・・ないんだけど,さて,今も昭和的な漫画家育成のノウハウが使えるかどうか,そのあたりは大分怪しいと思わざるを得ない。それは「鬼滅の刃」についての本人の弁で,確かに漫画原作についてはもっと力量アップがあっても良いという指摘は当たっているものの,それが今でも可能か,吾峠呼世晴という漫画家に適切かどうかという点は大いに疑問を持った。良くも悪くも今のコンテンツ産業はクリエイター主導であり,かつてのような無茶な制作サイドからのごり押しは通用しない。鬼滅の刃については,むしろ原作の至らなさがあってこそのアニメ作品として極上のものとなったとは言えまいか。このブームを先導したのは原作よりもアニメだといいたいがための主導権争いとも言えるが,それをさせるだけの「隙」が原作にあったからこその今のブームであり,原作本の売り上げではないのかと,既にロートルに足を突っ込んでいるワシは思うのである。

 誰が何と言おうと時代は進むし,年寄りは引退し若者が次を担う。年寄りの提言は聞くに越したことはないとはいえ,次の時代の方法論は若者が作り出すほかない。その意味で,本書はマシリト成功の原動力を大いに知らしめる内容であると同時に,やはり次のブームは次世代が作っていくのだなと痛感させられる「年寄りの限界」を語っているものと言えよう。

私的・研究集会開催マニュアル

 12月のクリスマス前に研究集会の会場責任者と相成ったので,個人的なメモ書きとしてこれを記す。Web上にはいくつかこの手のマニュアルの記載があるが,

  1. 責任者の個人的趣味嗜好
  2. 研究分野の文化的背景
  3. その他(参加者との人間関係,地理的問題等)

によってやり方が全然異なってくるので,ご自分が担当される時にはこれらの記事を丸パクリして実行するのではなく,あくまで参考程度にし,上記1~3の事情を踏まえて試行錯誤することをお勧めしたい。

何故ワシは会場責任者となったか?

 まず,この研究集会にはここ数年立て続けに参加しており,恩義を感じているからという事情が大きい。その上で,ワシが「専任」教員であり,そこそこ稼ぎがあって経済的余裕があるから引き受けることが「可能」な状態であったことも重要である(この理由は後述)。
 過去,数値解析シンポジウムの幹事団の一人として2回手伝ったことがあり,常微分方程式の数値解法関連の研究集会主催を2回引き受けているので,何が必要となるかということは大体理解しており,まぁ年齢的にもこの辺でやっておかないと,この先体力的にも無理になりそうな感があった。
 そんな時に,ワシが立地的に最高の場所にあるデカい大学に異動したことで,「やってよ」という研究会主査からの要望があり,「ハイ」と引き受けることに同意したという次第である。
 以上をまとめると

  1. ボランティアワークを厭わない程度に,その研究集会に恩義を感じていること。
  2. 経済的余裕があること(精神的余裕があることは当たり前の前提)
  3. 責任者としてなすべきタスクをある程度熟知していること(経験がなくても想像できる程度の参加経験は最低限欲しい)
  4. 会場立地が研究集会開催に適していること(無理するとロクなことがない)

となる。

タスク一覧

 今回はワシはあくまで「会場責任者」であって,研究集会主査ではないので,主査との相談の上で会場確保と懇親会の世話役だけやればいい立場である。従って,集会参加者募集とか予稿集発行のための原稿あつめとかプログラム作成・座長指名は主査のお仕事であり,ワシがやらねばならんのは

  1. 会場確保と運営に必要な作業諸々
  2. 懇親会の場所探しと会費回収
  3. 研究集会当日の会場運営

である。今回は懇親会参加者募りまで主査にやって頂いたが,これはなるべく自分でやった方が良い(後述)。
 以下,この3点について詳細を述べる。

会場確保と運営に必要な作業諸々

 12月の研究集会だし,大体5月ぐらいに相談して9月ぐらいまでには決まっていればいいやというのが毎年のスケジュールらしいが,楽しみにしている方もいらっしゃるようで,主査には日時の問い合わせが4月段階で来ていたらしく,日時を早々に確定すべく,ワシは着任したてで会場押さえに取り掛かることになる。
 今回着任したデカい大学は,デカいだけのことはあって,キャンパスが同一市内に二つある。一つはワシの研究室のある発祥の地,もう一つは新規に土地を確保して設置したメインキャンパスである。前者は古い建物が多く,会場としてふさわしい教室も多数あるが,交通の便がすこぶる悪い。特に今回のように土日開催となると,普段は1時間2~3本あるスクールバスが激減し,土曜日は1時間に1本,日曜日はゼロとなる。路線バスも1時間1本程度あるから,前任校のようにそれすらないド田舎よりはよほどマシだが,それよりは新しくてきれいなメインキャンパスの方が,主要幹線のJR駅から徒歩圏であり,会場としては俄然相応しい。
 とゆーことで考えるまでもなくメインキャンパスで会場確保に動いたのだが,せいぜい30名程度の参加者なので,小さめの教室で十分な所,土日はデカい教室とごく小さいゼミ教室しかない建物を使って欲しいという事務側からの要請があり,まぁ狭いよりは閑散としていても広い教室でいいかと200名教室を確保した。結果として,京都からも大阪からもほど近い主要幹線沿い+阪急路線からも近いということ,主査の人脈的に近畿圏に知己が多いということも手伝って,40名近い参加者に恵まれ,学生募集だけでなく,研究集会開催にも立地の重要性を認識させられた。また,デカいかと思っていた教室も,詰め詰めよりはだいぶマシで,ゆったりと過ごすことができ,広めの会場を用意しておいて良かったと思った次第である。
 ・・・とまぁ会場はいいとして,事務的には3か月前からの正式受理ということになるとのことで,会場の仮押さえはしてもらうとして,それ以外の手続き,特に荷物運びのための駐車スペース使用許可は早めにやっておくことととなった。従って,会場の正式予約前に,駐車許可証だけは発行されてしまうというチグハグな事態が展開されることとなった。これも,研究室のあるキャンパスとは別のところで開催することになったことによる余計な手数の一つである。

懇親会の場所探しと会費回収

 さて,会場はJR駅からほど近い(つっても徒歩20分は要する)所にあるとはいえ,最大20名程度の客が入れる居酒屋があるような繁華街は直近の駅前にはない。従って,JRか阪急での移動ができる,ほど近い盛り場を探すことになるが,会場責任者の利便性も考慮させて頂き,チェーン居酒屋の雄である「〇〇の舞」(一つ隣のJR駅直近)でよろしかろうと神さんに報告したところ,「止めなさい私が探す」との御託が下り,ぐるなびを探しまくってワシの利便性が良く,料理も良さげで飲み放題付き(必須)の小さい店を教唆された。
 なんせワシは下戸であり,外食もしない手弁当派であって,店の良し悪しは全く分からない。神の御宣託により,予約は直接店に出向いて行い,何ならそこで一食食ってから決めてはどいう有難い指導もあったのだが,飲まない奴が一人で出かけて何を食えというのか。ましてや飲食代は自腹である。ここは一つ,失敗したら神の御宣託のせいであるとの言い訳を用意してファイト一発いきなり本番で使ってやれと開き直って最大25名の可能性もあるかもという,いい加減な予約をしにその店に出向いたのである。一見したところ雰囲気は悪くないし,常連さんが一人飲みしているところも目撃したので,まぁ大丈夫だろういう感触は得ることはできた。ちょっと安心。
 さて問題は参加人数の確定である。予約日三日前には確定人数を教えて欲しいという店からの要望があり,じゃぁ火曜日に知らせるかと主査から伝えられた人数はなんと14名。ありゃま少ないなぁ,仕方ない,実は14名しかいなかったんですすいません~と店に懇親会3日前に電話連絡したところ,実は1名多かったという連絡が後から入り,2日前に平謝りで15名お願いしますと詫びを入れて安心して名簿を見たところ16名分ではないか。これはマズいとやっぱり16名ですぅと再度連絡して「ホントに16名ですね最終ですね」と念押されて確約したところ,16名のうち1名がダブって入力されており,ホントは15名だったとの由。もう最終確定と言っちゃったし,うわぁこれはワシが被るしかないと覚悟したのだが,開催当日に同僚の若手の人に参加を無理強いお願いして16名分確保できたのは不幸中の幸いであった。
 この一件により,懇親会の責任者は自分でフォーム作っていつでも自分で参加者の確認ができるようにしておく必要がある,という教訓を得たのである。
 ということで領収書の一部をここに張り付けておく次第である。ところで「災谷」って誰や。確かに「さいわいに谷」とは言うたけどなぁ。うるさくて聞き取れん状況じゃなかったと思うねんけど,よりによって「わざわいに谷」って聞き間違いするんか。こういう間違いしてくれるとはこれこそ災難じゃ。

 あと,領収書の準備もしておいた方がいい。小規模研究集会では必要のないこともあろうけど,組織によっては経費扱いにできたりするので,こんな感じの簡単なフォームで準備しておくとbetterである。印鑑は不要というのが昨今の流れだが,シャチハタでもいいので,氏名の横に押しておくと説得力が違う。上下両方に押印しておき,どちらか片方を切り離して相手側に渡し,もう片方はこちらで保存しておくこと。言った言わない,記録がないある,みたいなつまらんトラブル防止のためである。

研究集会当日の会場運営

 本年度は卒研生も院生もいないので,一人で無理のない範囲で飲食コーナーのセッティングと,プレゼン設備の準備を行った。前者については,お菓子の持ち寄りが毎回付きものなので,湯沸かしポット二つと,3種のお茶(玄米茶,ほうじ茶,紅茶)のティーバッグ,インスタントコーヒー+ミルク+砂糖+マドラー,ペットボトル2本はセッティングした,結果としてこんな感じになった。

 湯沸かしポットのうち一つは研究室で使っているもの,もう一つはワシの自宅の持ち出しである。こういう時のために,卒研室・院生室にポットを常備しておくと流用できてよい。あとこれは好みの問題であるが,最近多いドリップ式のコーヒーは避けたい。ゴミが増えるし,何よりドリップ時間がもったいない。あれは暇な個人が楽しめばいいものであって,ここは「研究」集会であり,喫茶室ではないのである。インスタントが不満なら自分で買ってきて貰えば済む話。コーヒー・ミルク・砂糖は個別包装のスティック式,お茶はティーバッグがベストだ。以前の集会で,エスプレッソマシンを持ち込んだ迷惑なオヤジがいたが,完全な自己満足で若手が迷惑するのでやめて頂きたい。コーヒーメーカーも業務用でない限りすぐになくなるかドリップ後に長時間の沸かし状態になるだけで,何にしろ邪魔くさいので避けるべし。今なら自販機のない会場の方が珍しいぐらいだし,無理して喫茶コーナーを作らなくてもいいかもしれんが,まぁ年寄り趣味として,温かいコーヒーは飲みたいなぁとは思うのでこうなった次第である。
 経費は?との疑問が湧いた向きに声を大にして言いたいのだが,この程度のサーブが自腹でできないようなら研究集会の会場責任者を引き受けるべきではない。菓子類はなるべく参加者に持って帰ってもらうようにした上で,余ったティーバッグやコーヒー類は自分のものとして後々まで使い続けるのである。下手に他人からの援助を受けると私服肥やすようで気分が悪い。ティーバッグやコーヒー類は自分への先行投資として,なるべく自腹切って揃えた方が良い。従って薄給の若手の方が責任者の時には,当然しかるべく上司が全額支払ってくれるはずである。ま,ワシが講師・准教授だった時には一銭も支払わずにのうのうと参加だけした高給取り上司がいましたがねぇ,と積年の恨みが噴出するのを抑えきれない昨今なのである。

 プレゼン用の準備だが,アナログ的な指し棒の準備がなかったので,同僚の若手の先生にご提供頂いた。ワシはレーザーポインタを提供したが,昨今は大体PowerPointのポインタか,iPadのペンを使うことが多いので,アナログ指し棒は前職場に置いて来てしまったのである。結果的に,何割かの方はアナログ指し棒を使っていたので,やっぱりあったほうがいいかなと思い直すこととなった。

 どういうことか,教壇の真ん中にあるデカい教卓には,電源プラグはあってもHDMIの差込口がなく,HDMI以下AV操作機能は向かって左側の机に集約されている。演者としては,2枚のスクリーンの真ん中で喋るのがやりやすいので,研究室で使っている無線HDMIを持ち込んで事なきを得た。こういう微妙な使い勝手の悪さをフォローできると誠に気持ちが良い。
 そういや,教室の出入り口が引き戸になっていて,ドアストッパーがないつくりになっていた。プレゼン中はいいとしても,インターミッション時に開けっ放しにしたいときには不自由感があったな。椅子を置いて代わりにしたが,出入り口をふさいでしまうので,ドアストッパーを探しておかないといかんと反省した。
 あと,電源プラグも5本,事務方から借り受けて設置したが,壁側に電源が複数あり,充電が必要な方はそれを直接使うぐらいで,利用率は高くなかった。今は半日ぐらいバッテリーが持つマシンやタブレットが多いからかなぁと想像しているがどんなもんだろうか。ワシは欲しい。
 おっと,会場案内の看板設置を忘れていた。会場入り口までの道順に会場への案内矢印を,雨にぬれても大丈夫なようにファイリングして貼り付けておき,会場の入り口にも看板とプログラムを張り付けておくと良い。

会場責任者を引き受けることのメリットとデメリット

 最後に,こういう研究集会の会場責任者を引き受けることのメリットとデメリットを書いておく。つーか,デメリットは既に書いてきた諸々も手続きのメンドクサさだけであって,それ以上に,メリットの方が大きいような気がする。参加者のメンタリティも分かってくるし,会場責任者の大変さが理解できるようになると,今度は参加者になった時に,責任者の方への感謝の気持ちが湧いてくる。まぁ世話になった分の恩返しのつもりで,複数参加している研究集会なら,一度ぐらいは会場責任者ぐらいはやった方がいいし,やるべきである。

11/30(日) 駿府・晴

 はてさて,駿府は良い天気である。大阪も良い天気らしい。冬型の気圧配置になる日が増えてくると晴天が増え,遠州の非常勤講義に来るたびに空っ風にさらされるのである。来るたびに撮る浜名湖の写真が寒々しく感じる今日この頃である。

 とゆーことで,次年度のシラバスを登録する時期が来た。次年度は旧職場の後期の講義がなくなるので,遠州に来るのも来年7月が最後になりそう。名残惜しいが,来るたびに煩わしい途中移動が減るのはありがたい。その分,○○○の工面を考えんとな。まぁ何とかなるとは思うが,別の非常勤講師の口を探したほうがいいかなぁ。大阪,京都,浜松,静岡あたりで情報,プログラミング,数学の講師口がありましたらお知らせ下さいませ。金曜日午後限定なれど,内容と場所を承った上で鋭意検討します。

 Xにも書いたけど,超メンドクサイ管理職から外れたおかげで,教育・研究以外の負担が昨年度から激減している。毎月1回の割合で回ってくる(それでも3か月に1度に考慮してもらっていたけど)入試広報業務・模擬講義や,委員会負担がなくなり,今年度はオープンキャンパスの8月分2回と入試監督業務のみ。後者は旧職場でもあったし,何より純粋に監督業務だけになったので,拘束時間はぐっと減った。
 その分,新しい科目の準備と実行に時間が割かれてコーディングの時間がぐっと削られてしまったものの,AIが賢くなったので大分そちらで助けてもらった。旧職場での非常勤講義の学生アンケート結果が上がったのもその波及効果であろう。今の職場で鬱々と不満とぶちまけて疎んじされているベテランほど転職して心機一転してはと声を大にして言いたいモンである。

 さて,いよいよ明日から教師が走り回る本年最後の月である。まったく予定通りコトは進んでいないものの,頭を切り替えて残り少ない社会人余生を有意義に過ごさんといかんな。こちらにもいろいろ書くべきことがあるのにも関わらずまったく長文をまとめ切れていないので,ま,年末に駿府であれこれ駄文を書き連ねることができればいいなと夢想している昨今である。

 とゆーことで明日から頑張ります。

8/31(日) 駿府・晴

 酷暑の夏,日本の夏,という定番化が進んでいると言わざるを得ない。名古屋・大阪が暑いのは所与のものとして甘受するけど,駿府まで暑いというのは徳川家康も想定外の事態で,それでもまぁ浜松の奥地が40℃越えはまだいいとしても,静岡市内が40℃に到達するというのは,隠居所として選んだ責任者出て来いと言いたいレベルである。誠に由々しき事態であるが,ガザの虐殺状況と,ウクライナ戦争が収まらない以上は,国際社会が温暖化対策を本腰入れて取り組む状況ではない。故に,酷暑の夏,日本の夏をいかに快適にかつ有意義に過ごすのか,この命題には個々人が取り組むほかないのである。

 とゆーことで,お盆近辺の夏休みを有意義にダラけて過ごしてもらい,さてもういい加減仕事しないといかんという時期に,何年振りかという夏風邪をひいてしまい,静養の日々を送る羽目になってしまった。とはいえ〆切は待ってくれず,9月下旬の研究集会向けのプログラミングとベンチマークテストを何とか先週に完了して講演予稿原稿執筆,並行して毎年出している国際研究集会向けの原稿をでっち上げ,前者は一昨日ギリギリに投稿完了,後者は昨日これもギリギリにChatGPT 5の助力を得て投稿完了,本日は明後日の日本応用数理学会向けのプレゼン資料の下書きを完了したところでこれを書いている。そんなわけで,ようやく駄文をだらだら書きつける余裕ができたところで,自宅に持ち帰った私物PCの8月分Windows Updateの完了を待ちながらこれを書いているという次第なのである。

 本業の方では,昨年度に引き続き8月分のオープンキャンパスの枯れ木の山の賑わいとして参加。昨年度は学部の新設が認可されるかされないかというギリギリの時期で,割と閑散としていたのだが,本年度は1年生がいるということもあり,来場者数も増えて認知度は上がったようだ。さてどうなりますやら。

2025年8月オープンキャンパス@理工学部

 〆切ラッシュのさ中に,近場で実施するというので工学教育研究講演会を京都大学・桂キャンパスに聞きに行く。聞きしに勝る陸の孤島キャンパスで,工学部メインのところらしいのだが,さもあらん。まぁ実験場所も取るし研究できれば利便性は二の次でよいというところはワシらのところに通じるモンがあるよな。

京大・桂キャンパス入口の案内板。まだ真新しい

 お盆の夏休み前に,うどん県の首都にて研究集会参加。うどんを食いまくってきたのだが,大阪からだと高速バスとJRが大体同じ時間を要する。岡山からだと遠回りになり新幹線の速達性が損なわれ,淡路島経由の高速バスとどっこいどっこい。まぁ体が楽なので前者を選んだが,指定席は2階建て列車の1階なので,ホームギリギリの高さになる。ま,瀬戸内海はきれいに見えましたけどねぇ。
 夏休み中にはいつものごとく人間ドッグ。鼻カメラ後の広東麵が楽しみで毎年この時期に受診しているのである。年齢相応の体のガタが出てきたが,まぁ深刻なものはなし。あと8年,せいぜいおさんどんの腕を磨きつつ,できることを着実にこなしていきたいものである。

 つーことで明日から大阪,明後日から東京三日間出張の忙しい9月になる予定である。ま,ここも精神的に余裕のある時期に適宜更新していきたいモンである。