QDライブラリ文書の日本語訳

 QDライブラリの文書を日本語訳したので公開。Bailey先生にお伺い立てたら迅速なる対応を取って頂いてサクッと公開の許可が下りた。

 [PDF] http://na-inet.jp/na/qd_ja.pdf
 [TeX] http://na-inet.jp/na/qd_ja.zip

 どーも頭が固いもんで,一度日本語しないと頭に入った気がしないという年寄りの悪い癖。問題ありましたらお知らせ下さいませ。>QDに詳しい人

 以下はソースに同梱した文書(readme_ja.txt)。

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% qd_ja.tex tranlated by T.Kouya
% How to compile: platex qd_ja (in qd-2.3.x/docs directory)
% Translation Permission: 2016-02-02 (Tue)
% Translation Version: 0.1 2016-02-02 by T.Kouya
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1. 初めに
 本文書は,QDライブラリ (qd-2.3.17.tar.gz)のdocs/qa.texを日本語訳したものです。現著作権はQDライブラリに付属します。日本語訳は幸谷智紀(tkouya@cs.sist.ac.jp)が行いました。

2. 文書のコンパイル
 qd-2.3.17を解凍してできるdocsディレクトリにこのqd_ja.texを置いてplatexでコンパイルして下さい。図版は全てオリジナルのものを使っていますので,本文書の配布物には含まれていません。

3. 訳語について
 「double-double」については「倍々(倍倍)精度」という訳語が使われているケースが多いようですが,そうすると「quad-double」を「4倍々精度」とせねばならず,4倍精度と間違いやすい上に,「倍々」という語感が好きではないので(bye-byeに聞こえて仕方ない),本文書では「double-double」を「DD」に,「quad-double」を「QD」と簡略形を使って表記しています。

4. 謝辞
 本文書の公開に当たって関係各位に根回しして頂き,迅速なご許可を取りつけて頂いたDavid Bailey教授に感謝致します。