ひょぇ~,台風11号かよ~。しかも今日昼には千葉に上陸するってぇ予想が・・・。うーん,今んところ新幹線は普通に動いているようだが・・・もたもたしていると足止めを食いそうだから,さっさと東京に移動することにしよう。
昨日は総選挙。当然投票には行ってきた。
投票所となった小学校の体育館入口で妙な二人組がうろうろしているなと思っていたら,ワシの投票後,「静岡第一テレビです,出口調査にご協力を」と言われた。つーことで,ワシは出口調査童貞を捨てることになったのであった。ふーん,こんな田舎でもやるんだねぇ。まぁ,この静岡三区はいっつも柳沢伯夫さんが盤石の地盤を持って優勢勝ちしていたので,調査する必要もなかったってことかな。
結果は事前予測通り。昨夜はずーっとTVのチャンネルを変えつつ,ニコ生を見つつ(神保さん,さっさと取材に行っちゃって仕事熱心だことぉ~),ああっ,あの盤石だった柳沢さんが落っこちちゃった~・・・と感嘆しつつ,楽しませていただいた。さて,今後どうやることやら。ワシとしてはマガリ太郎購入時の補助金が無事支払っていただけるかどうかが目下の心配。
ま,民主党政権,じっくりお手並み拝見といきましょうか。首相がコロコロ変わるのもたいがい飽きちゃったしねぇ。
では行ってまいります~。
8/29(土) 掛川->東京->掛川・?
さて,これから東京に向かうわけだが,明日は総選挙。Videonewsでは早大・森川先生が出て,若者の投票率がOECD先進国の中でも極端に低く,そのせいで予算配分先としても少子化対策・教育には予算が回っていないという話をしていた。感化されやすいワシとしては,
ということは呼びかけておくことにする。特に若い奴へ。投票しないでブーブー政府に文句を言うのは筋違いだぜ。
ではいってきまーす。
ただいま~。ふ~,気のせいか,新幹線を使うよりは体力的に楽なような気がする。朝6時に出て行って,途中結構混んでいる箇所をすり抜けて休憩なし・ノンストップで8:30過ぎには用賀料金所を通過した・・・が,その先,毎度のことだが谷町JCTまで渋滞が発生したとのことなので,下に降りたら皆考えることは一緒でこっちも劇混み。仕方ないので,道沿いの桜新町あたりの小さなパーキングにマガリ太郎を乗り捨て。結果として駐車料金は1500円で済んだからラッキーではあったが,管理のチャンとしている公共駐車場に比べて安全面で不安が残る。ま,しばらくはやらないけど。
で,東急を乗り継いで渋谷に出,京王井の頭線で駒場東大前へ。本日のメインえべんとに出席したのであった。
開発者・ユーザの観点から色々なお話が聞けたのは有用だったが,全員公平に時間を割り振ったので,ちょっと舌足らずな内容になっちゃったものもあり,日本語TeXの歴史が20年になることを考えると,ちとお気の毒であった。次回はいつになるか分らんけど,もうちっとTeXに期待する向きのご意見をお聞きしたいところである。しかし時代はLuaTeX・・・なのかなぁ? ともかく,セッティングされた方・お手伝いした方,ご苦労様でした。
さて明日も出勤なので,今日はもう寝ます。
8/28(金) 掛川・晴
大分秋めいてきた。もう夜はエアコンを切って窓を全開にして空気を取り入れた方が安眠できる。そのうち冷え込みすぎて風邪を引くのだが,そうなればもう季節は完全に秋っつーことですな。新型インフルエンザでは困るが。
ひゅぅう~,何とか締め切り攻撃は乗り切った・・・筈だったが,ダメ出し1件,中途半端な決着をつけたので次週中に蹴りをつけなきゃいかん問題が1件残ってしまった。自業自得なので,まぁ何とかするほかない。もう一頑張りしましょう~っと。
本日は午前中,地元の病院で人間ドック。昨年までは丸の内クリニックで受診していたのだが,今年はスケジュールと折り合いが悪くなってしまい,やむなく近場で済ませることにしたのである。あいにくウンコを1回分取り損ねたので,次週もう一度ウンコ持参せねばならぬのは痛恨。まぁ,昔から泣く子と便意には勝てぬと言う通り(言うのか)。
いざ受診してみると,さすが公立病院の意地というのか,毎日大量の患者と接しているせいか,超音波エコーも胃カメラも丁寧に時間をかけてやってくれる。まぁ,ドック専用の検診センターを新設するぐらいだから,丁寧にやっておかないとお客も寄りつかなくなるけどな。
最後に,昼食が出るのはありがたし。なかなか上品な盛りつけと味付けで美味しゅうございました。これでメタボ検診で引っかからなければもっとよかったのにぃ~。本年は1cm完全オーバーでございます。胆石も順調に定着している模様。胃の表面にはちょっとしたポリープがあったり血管が浮き出ていたりして,老化の兆候が出ているそうで,全く中年というやつぁ~・・・である。
さて,明日はTeXユーザの集い2009だが,日曜日に用事が出来てしまったので,日帰りになる。で,良い機会だから,休日1000円高速を使ってみる予定。んでは。
伊藤理佐「あさって朝子さん」マガジンハウス
[ Amazon ] ISBN 978-4-8387-1961-7, \800
そうか,老舗女性誌・Hanako連載の名作漫画シリーズのバトンは伊藤理佐が受け継いだのか,と先日この新刊をgetした直後に気がついた。我が家にはちくま文庫に入っている高野文子「るきさん」と吉田秋生「ハナコ月記」があるのだが,数年後にはおそらくこの伊藤理佐の「あさって朝子さん」も,きっと,きっと,
収録されるに違いないのである。いいや,間違っても本書のように
などという,伊藤理佐の画力が放つ魅力を半減させるような,営業暴力的な単行本にはならないはずなのである。いいか,定価が高くなっても全頁オールカラーで文庫化するのだぞ>筑摩書房
高野文子・吉田秋生・伊藤理佐に共通する,Hanako名作漫画シリーズの特徴は
・オールカラー,見開き2ページ連載
・ちょっとトウが立った三十路以降の女性が主人公
・現実味のある女性の色気が匂い立つ絵の魅力がある
・よくあるホノボノ漫画に堕落しない,笑えるユーモアとペーソスに溢れている
というものである。作り込んだギャグではなく,実体験が滲み出てほどよく蒸留された,「そうそう,そういうことってあるよね」という共感を覚えるエピソードが積み重ねられていくのである。
伊藤理佐の場合,特に本作には,さすが吉田戦車の子を孕むだけのことはあって(何の関係があるのか),「やっちまったよ一戸建て!!」から「おんなの窓」「女のはしょり道」に至る一連のエッセイ漫画と同質の笑いが詰まっているのである。主人公である「朝子」は,はるばる田舎から上京し,アパレルメーカーの一広報部員(だよな,たぶん)として東京で日々豪快な社会人生を歩んでいるのであるが,どこか作者・伊藤理佐を彷彿とさせるエピソードが描き連ねられているのである。
出張先で肌にどんぴしゃりのリンスインシャンプーと洗顔フォームを見つけた(と思った)とか(伊藤の肌は敏感),二日酔い明けの水道水はジョッキ生ビールと同程度にうまいと感じたとか(伊藤の飲み助ぶりは有名),どんぴしゃり,作者本人を想起させるものもさることながら,他の全ての作品でも,一作ごとに設定される一つの中心テーマはエッセイ漫画と全く同じ「質」のものなのである。朝子を伊藤と置き換えても全く違和感のない作品になるのだ。これは伊藤が細く長く漫画家をやってきた結果,辿り着いた一つの到達点故の相似なのだろう。芸のない芸人は命の危険も顧みずマラソンにチャレンジしたり,大したおもしろみのなさそうな冒険に出たりするものだが,そういう輩は面白い「ネタ」が非常な体験を通じてしか得られないと勘違いしているのだ。優れた芸人は「感性」を磨くことで,どんな些細な日常生活からでもネタを仕入れることが出来る。伊藤も読者や編集人・漫画家との付き合いを通じて「感性」を磨き,笑えるエピソードを拾い出すことができるようになったのだろう。
しかし,特筆すべきはネタの面白さ以上に,へろへろな線で描かれる朝子をはじめとする女性陣に色気が満ちあふれていることだ。彼氏と5年つき合ってアパートの更新ついでに結婚した女性も,四十路越えで時たまカラスに変貌する女性も,皆例外なく可愛らしい。これで全頁カラーだったら・・・とワシが喚きたくなるのも当然なのだ。白黒ページが多数を占めてしまう編集によって,伊藤理佐の画力を存分に味わえなくなったことは,何度も言うが,返す返すも残念である。定価が倍になってもイイからマガジンハウスには頑張って欲しかったところだ。ちくま文庫に入った2冊は,その点,全頁あざやかなカラーが再現されていて,これがなければ「名作」の輝きに曇がさしていたこと間違いないのである。
ということで,筑摩書房の皆様方におかれましては,是非とも是非とも,本作の
をお願いしておきたいのである。
8/21(金) 掛川・?
ふぅ~,あっついあっつい。8月も後半になってムシムシする熱気が戻ってきたか。でも既に外はトンボが飛び交い,蝉の声も小さくなっていて,秋の気配が濃厚である。この天候不順のせいで野菜は高騰しているそうだが,ワシがいつも買っているものはあまり影響なし。どーせひとりものですから,芯が曲がっちゃった1/4キャベツとか,一個単位でばら売りしているちょっとしなびたタマネギとかニンジンみたいなモンしか買わないのである。高くなっているのは新鮮な奴だけだろう。ワシの目には入らないものはないも同然なのである。
ふ~,イレギュラーに入っちゃった高校生講座,本日無事終了。ゆっくり出来る夏休みなのに,無理矢理連れてこられたのはお気の毒であったが,ま,涼しいところで一日過ごせたから御の字・・・と思ってもらえればいいなぁ。結局,PHPでアナログ時計を書くという無謀なゴールを設けたにも関わらず,半分以上の生徒さんが到達できたのは大したもの。全く(以下略)。ともかくお疲れ様でした。お手伝いを無理矢理パワハラ的にお願いしたT君,N君にも感謝。明日もオープンキャンパスよろしくね~(鬼)。
総選挙,序盤戦の情勢,朝日,読売,日経,毎日のものが出ていた。選挙期間中に付き論評は避けておく。ワシは静岡3区なのだが・・・へ~,ホントかね?
それより気になるのは東大・松尾・木並研究室と静大・佐藤研究室主催のサイトでの予測結果。当たるか外れるか,ということよりも,どの程度結果が反映されているものなのか,「集合知」ってものがどの程度使えるものなのかハッキリするってのがいいね。こういうのって,頭脳ベースのお仕事以上にシステムの構築や維持作業が大変なんだけど,よくやるよなぁ。
さてあと一週間,どうなりますことやら・・・。
って議員さん達の心配する前に,ワシの仕事をなんとかしなくちゃ。んでは。