3/5(月) 掛川・曇後雨

 改装なら自分ちでやれぇい!
 昨日から雨がポツポツ降っていたが,今日の昼過ぎから生ぬるい南風と共に土砂降りとなる。我が家にあった2本のビニール傘は先日強風にあおられて裏返ってしまい,燃えないゴミと成り果てた。残るは穴のあいている粗末なビニール傘一本のみ。そろそろコンパクトな折りたたみ傘でも買っておかにゃいかんな。
 おおっ,我が研究室presentsのYouTube動画(Quick Sort by Cards)が初Rating! しかし日本語字幕しかないのに,一体全体誰が見ているのやら。同時にupしたハノイの塔は全然ダメなのにな。不思議なこともあるもんである。そろそろネタ切れなので,何か見つけないとなー。
 今日は朝一で警察へ行き,免許の書き換え申請をする。ゴールド免許だったのに,前科者には厳しくなったのか,今回はブルーの5年有効免許になる。交通安全協会という警察の利権団体の会費も含めて5000円ほど。待ち時間も30分ぐらいだったのですぐに終わる。視力が引っかからないかと冷や冷やしたが,裏技(視力検査の前にメガネを外して裸眼を鍛えておく)を活用して難なくクリアできたのは幸いであった。
 一時間講習は8日のAM9時からだそうな。うーん,メンドクサ・・・等と思ってはいかんのであるな。いやしくも教育に携わる者として,「講習なんぞ何の役にも立たん」なぞと口が裂けても言うべきではない(思うだけ)。
 CD-Rを大量に焼くため,Pentium D clusterをセットアップする。30枚近くも連続焼きしてドライブが持つのかどうか,甚だ不安だが,壊れたら学科経費で請求してやろう。つーか,この程度の馬力のマシンを揃えられない(以下検閲削除)。
 ついでなので,LAMもセットアップしてみる。うーん,さすが腐ってもDual-core。18プロセスも何のその,平気でこなしてくれる。ただ,性能がイマイチのような・・・。明日,連続焼き作業が終わったら,ちょろっとベンチマークしてみるか。
 次の論文に向けて一仕事してから寝ます。

瀬戸内寂聴「孤高の人」ちくま文庫

[ BK1 | Amazon ] ISBN 978-4-480-42310-8, \580

孤高の人
孤高の人

posted with 簡単リンクくん at 2007. 3. 4
瀬戸内 寂聴著
筑摩書房 (2007.2)
通常24時間以内に発送します。

 本書は,瀬戸内が私淑していたロシア文学者・湯浅芳子(1896~1990)に関する短いエッセイをまとめたものである。ワシは「ちくま」連載中からちょくちょく読んでいたが,このたび文庫化されたので早速買い求めて再読したという次第である。
 湯浅という人は,まあインテリにはありがちではあるけど,レズビアンだったということを差し引いても,相当変わった人である。彼女の人生全体を貫いた姿勢こそ,確かに本書のタイトルになっている「孤高」という形容詞がぴったりであるが,その性格はかなり「狷介」,つまりキツイのである。ストレートに他人の論評をするところなぞは,まあ何と言うか,「図太い」瀬戸内のような人だからこそ耐えられたのであって,日和見的に生きている一般人にはとうてい付き合える相手ではない。
 ただ,そういう人に限って,どういうわけか,そのようなキツイ自分を受け入れてくれる度量のある人間をかぎ分ける嗅覚が発達するらしく,湯浅は最晩年に至るまで,かいがいしく自分の面倒を見てくれる友人知人に事欠くことはなかったようだ。このあたりは,破滅型の人間にはない,本能を抑えきるインテリジェンスを感じさせる。周囲にとってははた迷惑ではあるが,一本筋の通った哲学を護持できたのはそれ故なのであろう。
 文学史に疎いワシでも知っている作家らと親交のあった湯浅の人生と恋愛遍歴の一端を教えてくれる貴重な資料であると共に,「何故こんなメイワクな人がこの世に存在するのだろう?」という疑問を解消する一助になりそうなエッセイ集である。瀬戸内の法話が今も人気を博しているのも,湯浅のような人との交友の蓄積があるからなんだろうな,きっと。

3/4(日) 札幌->掛川・晴

 2月28日に,予定通り,
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消防士コスプレした小便小僧に見送られ,
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羽田空港から
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クラーク先生に挨拶しに行ったのであった。あ,そうそう,アロワナとも会ってきたよ(何しに行ったのやら)。
 録画してあったサイエンスZERO(3/3放映分)を見る。前回の地球シミュレータの特集が2003年2月だったから,4年ぶりか。皆さん老けましたね~。貫禄がついたと言うべきかしらん?
 寝ます。

2/26(月) 掛川・?

 今日は来客がひきもきらず,さまざまな締め切りも重なり,ただでさえ少ない脳のstackがoverflowしてしまったので,なにをしたのかさっぱりおぼえていませーんでしたーん。ぶーん(幼児退行現象)。
 ともかく,これで残るは今週の金曜の自分の講演の発表の資料を作るだけである。明日前半で何とか形をつけることが出来れば,午後の会議と夕方の談志独演会(浜松)を心安らかに迎えることが出来るはずである。そしてその次の日は札幌行き。とゆーことで,来週月曜までのここの更新は羽田・千歳・札幌の無線アクセスポイントに繋ぐことが出来た時にのみ行われます。
 今日はもう寝ます。

2/23(金) 掛川・雨後晴

 労咳,じゃなかった,老害に悩まされる。以後,給料泥棒と呼んで差し上げる予定。
 ふー,論文査読,何とか終了。
 ざっと眺めた時にはあっさり条件付き採録かな,と思っていたが,じっくり読み始めてみると・・・なんだこりゃ,ベンチマークの条件がさっぱりワカラン,日本語が変(人のこたぁ言えないが),と疑問続出。見栄えに厳しい人なら,「顔洗って出直してこい」と言いそうである。結論は有用そうだったので,あれこれ条件を付けまくった報告書をまとめたが,うーん,どこまで信用していいんだかワカランなぁ。名前を言えば,この業界では知らぬ人のない先生のところの院生さんらしき人のものだが,あの先生はきちんと論文指導しているのかねぇ。まあ,懇切丁寧に指導すりゃいいってもんでもないけどさぁ,ものには限度ってモンがあるぞ。これなら,rejectしちゃったけど,前の論文の方がまだ内容は理解しやすかったな。
 ま,書くものは書いたので,後は編集委員さんにお任せしました。
 ベアボーンキットで,Dual displayが出来るものが見あたらないなー,と思っていたら,やっと登場したようだ。今職場でメインに使っているP4マシンはボチボチ動作が怪しいので交換したいと思っていたのだが,19inch LCDを2連装している環境はそのままにしておきたい上に,排気音もガタイも小さな筐体にして,こじんまりとまとめたいという希望にかなうマシンがなかなか見つからなかったのである。価格も手ごろだし,次年度予算で早速買いましょうぞ。
 この記事にある”Google OS”ってのは,与太話にしてはリアリティありすぎ。MacOSになるのかLinuxになるのかは不明なれど,アプリケーションで商売するようになるみたいだから,OSに手を出したとしても不思議ではない。日本でも技術者を募集しているし,この先どんなことをしでかしてくれるのやら。
 さて,明日は朝からドタバタと用事があるので,さっさと寝ます。