雨が降ったり止んだりの,どっちかにせい的な天気。今年の秋の長雨は長続きせず,曇天ばかりである。このまま冬に突入かしらん?
今日は予定していた待ち人に逃げられる日らしい。まあおかげでテキスト執筆が少しは進んだけどさ。風邪引いたと診断書を直接持ってきて,そのままゼミを受講せずに帰宅する学生さんは初めてである。あきれて何も言わなかったけど。
で思い出したのが,みなもと太郎さんのエッセイ漫画。デビューしたての頃に手塚治虫と初めてパーティ会場で会い,みなもとの作品について語り合おうと手塚から言い出したのに,その直後別の二人の客に手塚が捕まり,河岸を移した先でも延々その客と手塚との話し合いのみを見物させられた,というエピソードだった。別段,手塚を非難するわけではなく,「そーゆーこともあった」という程度の思い出話なのだが,確かに,人付き合いの悪いワシなんかからすれば,別次元に住んでいるんだなぁ,というタイプの人たちの行動は,腹が立つという段階を越えて,面白い見せ物になってしまうのである。ま,学生さんの場合はまた別の対応を取らねばならないのだが。
教訓: 世の中には,自分には全く理解が及ばない人が大勢存在する。
明日は非常勤で半年ぶりの静大なのだが,あの態度のでかい警備員は更に増長しているのであろうか。またバトルしなけりゃならんのかなぁ,と思うと気が重い。今後のことを考えると静大さんとは付き合っておいた方が明らかに得策なのだが,こう面倒が増えるようでは考え直した方がいいのかもしれんなぁ。
気が重いので寝ます。
10/4(水) 掛川・?
気が抜けたせいか,先方から向かってくる仕事のみ片づけるモード。それでも,朝っぱらから偉い様がお尋ね下さったため,某進行中の○○に巻き込まれることになった。まあありがたい話ではある。未来の計画にcommitできるとあれば,××になる危険性は減るわけだしな。
現実逃避がてら,MPICH2-1.0.4p1をVine Linux clusterとFedora Core clusterにインストールしてみる。前者にはconfigureの途中でエラーになってコンパイルできず。場当たりパッチを当てれば動きそうではあるが,試しにMPICH-1.2.7p1でNetPIPEベンチをやってみたら現状より通信性能が良いことが判明。それではと,旧来のch_p4(rshベース)に戻してしまう。
Fecora Core clusterにはあっさりインストールできたので,早速NetPIPEベンチ(ワンパターン)。やっぱりLAMとほとんど差がない。通信自体は安定してそうな感じであるが,わざわざLAMを押しのけてまで使う価値はなさそうである。とゆーわけで,インストールだけして放置プレイ。
ぼちぼちやって寝ます。
10/2(月) 掛川・曇後雨
南から湿った空気が秋雨前線に流れ込んで,夜は驟雨になる。じっとりした空気が服にまとわりついてベトベトである。しかし,これからカラッとした寒風吹きすさぶ季節になることを思えば,貴重な湿度であるとも言える。ベトベトもまたいとおし。
後期講義開始。今年もぼちぼちやるしかないのである。で,ぼちぼちやって,二コマをこなす。この調子で連続12回講義がクリスマスまで続くのである。あのHappy Monday法案とかいうバブリーな語感の奴が通過してしまったために,やたらめったら月曜日が休みになってしまうので,講義日が確保しづらくなっているのである。従って,年末仕事納めギリギリまで講義が続いてしまうのであるな。講義期間中の祝祭日はすべて無視して講義を行い,長期休みにまとめてしまったらどうか,という意見も合理性を持ちつつあるが,さて実現となるとどうなるやら。
今年の3年生向けゼミが始まる。今年から並列数値計算一本にテーマを絞ったので,まずはVMwareを使ってのVine Linuxのインストールから。Fedora CoreをHost OSにしているせいか,インストール途中でX windowの設定時にフルスクリーンにすると戻ってこないことがあり,閉口する。それでもなんとか全員インストールができ,無事ネットワークもつながった。次回以降,残りの環境設定を済ませて,プログラミングという運びになる。今度こそテキストを完成させねば。
ゼミ終了後に広島の研究集会向けの予稿を完成させる。最近は大体どこでもPDF入稿なのだが,これがかなりのくせ者で,特殊なFontが足りなかったり,標準のWindowsフォントで代用するとレイアウトが崩れてしまったりと,トラブル満載だったりする。それに懲りたのか,先方はずいぶんと厳格なPDF/PSファイルチェッカーを導入したようで,いつものようにAdobeの小塚明朝・ゴシックとTeXの欧文フォント(一部)のみを埋め込んだPDFを投稿するとエラーが出てはじかれてしまう。MS標準フォントに変えても駄目。先方で取り込めないfontがあるらしい。
仕方がないので,dvipdfmx -f kozembedwin.map -f dlbase14.map でフォントを埋め込んで生成したPDFを更にAcrobat PDFプリンタドライバにかませてPDFファイルを作ってみる。おお,これならおっけ。あっさり通過したぜ。やっぱり日本語フォントは小塚フォントだな。MSフォントなんぞ,ショボクていかん。
とゆーわけで,今週末まで引きずるかと思われた仕事は一つ完了。それよか,来月初旬の研究集会のネタに重大な欠陥を発見しつつあり,そっちの解決の方に力を注ぐ必要があり,一安心,という心境にはない。うう,どうじよう。早まってアブストラクト提出するんじゃなかったなぁ。ま,できるところまで頑張ろうっと。
そーいや,Acrobat 8がアナウンスされてたんだっけ。それはいいけど,Windows XP x64対応はいつになるんじゃい。Vista対応とか言うんだったら,x64版にもきちんと対応して欲しいものだが,このあたりの詳細がよーわからん。誰がレビューしてくれんかのう。
久しくご無沙汰だが,コミケ代表の米澤嘉博氏死去。享年53歳ってのは早いよなぁ。イワエモンさんの時もびっくりしたが,コミケ混雑対策・システム管理の開祖が身罷られたと思ったら,代表まで。直接の面識はないのだが,ご冥福をお祈り致します。
人望が厚い人格者ってのは早死にするモンなんすかね。その伝でいけば,ワシは間違いなく長生きするな(ふっ)。
あ,トップページが,久々のPageRank 6をマークしたぞ。
だからと言って,何か変わる訳じゃないんだがな。やることやるまでさぁ~。
うだうだやってから寝ます。
9/28(木) 掛川・?
半日頑張って,何とか次週金曜日締め切りの講演予稿の第一稿を上げる。予稿とはいえ4ページあるから,結構いろいろ書けるよな。これで後は次週まで何度か推敲して,水曜か木曜には投稿しちまおう。何はともあれ,一安心。
そーいや,Core 2 ExtremeやらCore 2 Quadやら,Quad-coreが今年から来年にかけて出荷されるんだな。この調子で,ドンドンCore数が増えていくのかしらん? 研究用途はいえ,80 Coreなんて作るんだもんなぁ。8だの16だのはもうとっくに視野に入っているんだろうな。
対するAMDは特定用途専用 Core(Chip)を追加していく戦略のようだが,自社開発でない部分を増やしていって,ドライバも含めたソフトウェアの整備が追いつくのかどうか,ちと疑問である。
寝ます。
9/27(水) 掛川・雨後曇
朝出勤する時ちょっと肌寒かったので,この秋初めての上着を着用する。・・・ってもう9月終わりじゃん,来週は10月じゃん,非常勤も始まるじゃん。早いなぁ。もう3ヶ月で今年も終わりなんだよなぁ。お父さん,あの論文どうなったでせうね,ってのが2本もあるぞ。全く。来年こそはもっとガンガン査読論文を量産してやるぅ~。・・・って,その前に書くべき原稿が2本もあって,翻訳も三島親父が(以下略)。
今日まで気が付かなかったが,ほぼ日ブックスなるものが創刊させるそうな。一度,弱小出版社と組んで派手に売り出したが,あんまし成功しなかったようでその後は音沙汰なし。「オトナ語の謎」と「いいまつがい」を自社から出して何とか成功し,どちらも文庫(これとこれ)に収めたところで次のステップに進むようである。
11月1日に発売されるもののうち,ワシが読みたいと思うのは「ほぼ日刊イトイ新聞の謎」と「三位一体モデル」の2冊。値段的には手頃だし,どちらも資料として役に立ちそうである。
三位一体モデルの著者は中沢新一であるが,著名であるためもあってかあれこれ批判もあるようだが,門外漢がとりあえずの入門編として読む分には分かりやすく,他からの引用についてもきちんと言及してくれるので,そう悪いモンではないと思っている。少なくとも,引用文献リストなんて権威付け以外の何者でもない,とうそぶき続けて一生を終えようとしているなだいなだよかずっと常識的である。
なだいなだといえば,近頃トンデモエッセイがやけに面白いのだが,それについてはまた時間があるときに取り上げたい。こんだけつっこみどころのあるジジイは今時貴重である。トキ並に大事にすべきだ。
安倍内閣が発足して驚いたのが,農林水産大臣のM。こんだけ黒い噂が絶えない人をよく大臣にしたモンだと思っていたら,やぱり勝谷誠彦さんが噛みついていた。まあやることやってくれれば国民としてはいいんだが,マスコミはネタの宝庫とばかりに取材活動に勤しんで,いろいろとほじくり出そうとするんだろうな。楽しみである。
今日はA君と一緒にVMwareでベンチマークテスト。やっぱりPentiumDは優秀で,Single Threadの数値計算プログラムと重たいmovie encodingとをしっかり共存させていた。うーんこれは使い物になるな。
しかし,自作したマシンのCPU温度が軒並み60℃~70℃になって警告がやたらウルサイ。とはいえ不安である。CPUファンはしっかりくっつているように見えるのだが,隙間があるのかなぁ。グリスを入手してから,もう一度しっかり確認する必要があるなぁ。
Movie encodingにはLet’s EDIT 2 for Schoolを使っているのだが,新しいPentium Dマシンにインストールしてクリップファイルを再生させてみたら縞模様が出まくって使い物にならず。Canopusのサポート電話に泣きついたら,「オーバーレイをドラフトモードで表示」にチェックせよ,という啓示を頂いて事なきを得る。Graphics card(トラぶったマシンにはGeForce 6600GTがぶっこんである)によってはこれが必要になるらしい。ちなみにもっと古いカードではこのチェックが入っても入らなくても影響はなかった。不思議。
やっとComic リュウの創刊号を入手。伊藤伸平のエッセイ漫画に,コミック新現実の後継雑誌が潰れた経緯らしき記述を発見。今年の春に角川から出るはずだったあの幻の漫画雑誌を待望していた萌えるひとりものとしては,この徳間から出た新雑誌がやたら幻の雑誌っぽい雰囲気だったので不思議だったのだが,この世界,いろいろあるようだ。ともあれ,楽しめそうな雑誌なので,じっくり読むことにする。
ああ,サラリーマンNEOが終わってしまった。残念。
寝ます。