6/3(金) 掛川->東京->掛川・曇

 おおお,やっとレポート書きが終わった。できたー,と思ったら次から次へとミスか見つかり,修正しているうちに新幹線の時間がきてしまったという次第。これから某大に顔を出して,アキバに寄り,最後に大師匠のところに行って,日帰り予定。6月は地獄なので,今日ぐらい楽しんでこようっと。
 では行ってきます。
 ただいま。金が無い(何度目だ)。
 大師匠に例のレポートを見せると開口一番「書き出しがいかめしいわね」と,こちらの「おりゃーこちとら学者だぜぃ」的意味なしジャーゴンを咎められる。うーむ,さすがである。ま,内容については「いいんじゃない」と軽く肯定していただいたので,よしとする。指摘された書き出し部分と二三のミスを修正して月曜日には相手に送付することにしよう。
 ふと気が付いてみると,自分の生きる糧は「劣等感」にあったのである。うーむ,このウジウジとワシを悩ませる感情が,人生の土台になっていたとは。禅の公案になりそうだな。「人より劣る己は生きるべきか死ぬべきか」「人より劣るが故に生きよ」。・・・ま,単なる中年の開き直りなんだろうけどさぁ。
 郵便受けを見ると,某新聞社からの封筒が入っていた。開けると千円分の図書カードが。・・・あ,あの短文書評か。あれが掲載されたらしい。でチェックすると・・・うわーっ,はずかしー。でもまあ本日の本代がちょっと取り返せて嬉しい。
 レポートの微修正が終わったので寝ます。

6/1(水) 掛川・?

 くわーっ,某筋(ヤぁさんではない為念)から依頼されたレポートを書いているのだが,書いても書いても終わらない。ううう,ワシって,そつなくまとめる能力に欠けているよなぁ,ホント。
 でも,明日までに下書きは終わらせておかないと,金曜日に大師匠に見ていただけないので,今晩中に何とか目処はつけなきゃ・・・。
 今日はまだ寝られません。しくしく・・・。

5/31(火) 掛川・?

 頭痛。打ち合わせと委員会を済ませて早々に帰宅し,せんべい布団に包まって一眠り。5時間ほど熟睡して少しマシになった。
 Athlon64 X2正式リリース(PC Watch)。Pentium Dに比べるとちょっと高い。リテール版販売記念イベントが6月後半にあるそうだから,量販店に並ぶのはもうちょっと先かな。
 もう一回ちゃんと寝ます。

5/29(日) 掛川・晴

 7月のOpen Campusで使用するデモアプリをさらさらと作る。まずは手っ取り早く,NFSで共有しているファイルを介して同じ動作をするよう,OpenGLのプログラムをちょっと改変してみる。
teaport_nfs.jpg
 大体期待する動作はできるようになったが,どーもファイルの読み書きに時間が掛かるようで,リアルタイムにしゃきしゃきと動くまでには至らない。やっぱりパケットを直接やり取りしなきゃだめかなぁ。ま,時間が取れれば7月下旬までにちょっと弄ってみるか。
 Scilab 3.1 正式リリース。こういう高性能かつ商用ソフト互換のフリーウェアってのは,商用ソフト側から見ればテロに匹敵する脅威かもしれない。
 しかし,知的財産権の保持だけで十数年に渡ってノウノウと飯を食おうとするのも,あんまし誉められた態度とは言えないよなぁ。
 36歳にもなれば少しは人生の見通しが良くなるかと思ったのだが,なってみると全然先行き不透明で,さっぱり分からない。グローバリズムの浸透や少子高齢化の進展ってのもその原因の一つだが,例え今が高度成長期の真っ最中で,終身雇用制が微動だにしない状況であったとしても,自分や家族の健康や仕事へのポテンシャルを維持できるかどうかは全く別の問題であり,予測不可能なことである。
 ワシらの世代は65歳にならないと満額の年金が貰えないので,まだ30年近く働く必要がある訳だが,さて今後30年,どういうことが起こるのか。自分の仕事に不可欠のコンピュータだって,どう変化するのか見当もつかない(UNIXのコマンドライン環境は変わりようもなさそうだが)。とにかく分からないことだらけである。
 あと少なくとも20年は破綻しない範囲でやるだけやれればゴールが見えるのかなぁ,とは思うが,しかしそれでも人生まだまだ長いわな。定年前にぽっくり逝ってしまえば,それもまたよし(by コイソモレ先生),なんだが,そっちの方が難しそうなんだよなぁ。
 ま,走るしかないのであるな。・・・と以前も同じことを書いたよ―な気がするが,自己確認はマメにやっておくにこしたことはないのである。
 床屋にも行ったし,ボチボチ寝ます。

5/28(土) 掛川・?

 国際研究会のお手伝いをしたせいか,ようやっとエンジンが掛かり,懸案のMPICH2への対応は何とか終了した。Windowsでの動作が確認できれば,MPIBNCpackとBNCpackをくっつけて公開したいのだが,さていつになるかな。
 Dual-core CPUを買う前に,Xeon Dualマシンとの比較をしてみる(前に書いたっけか?)。
 BNCpackのルーチンとPthreadを使って1thread,2threadでそれぞれ512×512の行列同士の積を計算した結果はこんな感じ。
Computational Time of Matrix Multiplication(512 x 512)
Double | P4 | Xeon
—————-+——–+——–
1 thread | 10.9s | 16.4s
2 threads | 8.2s | 6.1s
MPFR(50d.dig.) | P4 | Xeon
—————-+——–+——–
1 thread | 160.6s | 166.5s
2 threads | 166.0s | 85.0s
P4 … Intel Pentium4 2.8c GHz, Vine Linux 3.1(Kernel 2.4.27), gcc 3.4.3
Xeon … Intel Xeon 3.0GHz Dual, Redhat 8 (Kernel 2.4.20-18.8), gcc 3.2
MPFR … MPFR 2.1.1/GMP 4.1.4

 1threadならワシのP4マシンの方が速い。2threadならさすがにXeon Dualマシンの方が高速。Dual-coreでも同様の結果になるんだろうけど,この結果と比べてどう違うかが楽しみ。
 寝ます。