2/23(水) 掛川・晴

 春一番が吹いたようで,日中は強風ながらもぽかぽか。
 メール未読大王からようやっと翻訳ファイルをgetする。月曜日に今日の約束を忘れないように釘をさし,火曜日には出勤しなかったようで捕まえ損ね,本日の朝には48ポイント太ゴシックで「ファイル忘れんな!(一応敬語)」と大書してメールボックスに放り込み,午後5時半過ぎに廊下で見かけて大声で呼び止め,その後30分ほど研究室に缶詰にした挙句にやっと・・・なのである。同情して頂きたい。まるで失踪直前の吾妻ひでおか江口寿史の担当編集者である。
 やれやれと思ったら,まだ三日ほど推敲に時間が掛かると言われて脱力。ふざけんなこのタコいつ完成すんだよっ(意訳),と迫ったら3月11日(金)の午後には渡してもらうという約束を取り付けることが出来た。本人には色々言い訳があるようだが,この期に及んで聞き飽きた。もう他人のせいに出来る段階ではないのである。ともあれ,もう一頑張りであるが,その後で自分の分も含めて最終チェックをしなければならないと思うと死にそうになる・・・うーん・・・。
 ということで,ワシは自分の紀要原稿の最終チェックにいそしむ。来週月曜日に提出予定。新潟行きの前には何とかなりそうである。くそーっ,もうひとがんばりじゃーっ・・・あーっ,査読があるの忘れてた~,わ~ん,メール未読大王の馬鹿~。新潟往復の時に読もうっと・・・しくりん。
 あ,cs-pccluster,NIS/NFSサーバは無事インストール終了。明日は残り8台のインストール,明後日には最終セッティングの予定。今週中には大体終わりそうで何より。って,学生さんにやってもらっているのだが。やっぱ,人にやってもらうと楽だわ。ありがとう>W君。明日もよろしくね。
 我ながらあっちこっちで煩がられているなぁとあきれ果てる。ま,こんだけ失敗やらかしてキーガー喚いていれば,そのうち雑用は回ってこなくなるだろう。後は自分のしたい仕事に邁進するだけである。
 邁進するために風呂入って寝ます。

2/22(火) 掛川・晴

 遠州名物空っ風吹きすさぶ日。しかし,この冬は案外この名物との遭遇が少なかったような。結局,暖冬だったのかな?
>  猫も杓子もblogばっかしになると、そんなことを考えてしまいますが、
> やっている人のご意見をぜひ。
というご質問を承ったので,以下,ワシの返事を載せる。
「猫はやっているかもしれませんが,杓子にblogは無理だと思います。
 まあ,いろんな人がblog(最初はWeblogと呼んでたのにねぇ)についてblogで語ってますが,要は自己満足が基本です。他人がそれを読んで面白がったり怒ったりするのは全て余禄です。ワシは言いたいことを我慢できない性格で,blogでマスターベーションしないと精神の安定が保てないので,AVみたいなもんですかねぇ。最近は見なくなっちゃったけど。
 システム的には,デザイン感覚のないワシみたいな奴でも,読みやすい版組みにしてくれる所が一番の売りでしょう。HTMLを書かなくて済むのも楽ですしね。」
 コメント機能とかトラックバック機能とかもあるけど,ワシのWeblog(この言い方もしなくなったよなぁ)では使ってないのでパス。
 紀要原稿一丁上がり。もう一本はボチボチ仕上げる。明日はcs-pcclusterのインストール・・・って昨日も同じことを言ったよな。ボケてますかそうですか。
 今日は水木しげる御大の「神秘家列伝 其ノ参」を読みながら寝ます。

2/21(月) 掛川・晴

 冬のピーカン晴れ,なので強風の上,寒い。
 うひーとか言いながら,雑事(研究以外の仕事の意)をこなす。何とか終わった模様。
 某研究会の参加・講演受付を開始する。・・・と,メールを流して数時間後には数人単位で参加も講演も申し込みがあるのは驚き。神様レベルの御大も早々に参加登録を済ましておられる。うーむ,凄い。で,肝心のワシはと言えば,まだ模様眺めである。参加はともかく,講演はどうしよっかなぁ~,なんか喋りづらいんだよねぇ。申し込み数が講演予定数に達しなさそう,という段階になったら考えようっと。
 さて,明日は本格的にcs-pcclusterを再構築せねば。しかし,インストールのやり方をすっかり忘れてしまったので,自分の文書を見直す始末。げげっ,これって高々一年前のことだったのね。もう駄目だ,痴呆症が始まっているのかもしれない。
 英気を養うために寝ます。

2/20(日) 掛川・晴

 雲は多いが,空の面積の4割程度。ちみっと朝焼けっポイから,この先の天候はあまりよろしくなさそう。春も近いかな。
 ぐわーっ,一晩かかって出したベンチマークテスト結果を一瞬で消してしまったー。またやりなしだ―。午前中には何とか終えたいのだが,間に合うかなぁ。
 かーっ,怒涛のベンチマークやり直しをしながら一気に紀要原稿を書き上げてしまう。途中から躁状態になってあれもこれもとぶち込んで,結果9ページ分。ページ数制限まであと1ページを残すのみとなったところで,とりあえず全部の節に文章が入った。
 最初はバラバラの研究報告を放り込めばいいやと気楽に考えていたが,書いているうちにあっちもこっちも繋がり始めて,「前述の」「後述する」が至る所に挿入される始末である。あーこりゃ今週末の新潟行きの往復できっちり構成しないと支離滅裂だぜ(いつもだが)。
 さて,これから職場で元自宅マシンのバックアップを取って,某研究集会のWebページを更新して買い物して風呂入って寝ます。

2/19(土) 掛川・曇

 どんよりどよどよの日。職場にVisual Studio .NETを取りに行き,ついでに前の自宅マシン(Celeron 1GHz)を運び込む。明日はバックアップを取った後,このマシンにVineを突っ込んでみる予定。
 自宅マシンにVisual Studio .NETをインストールする。あ,言っとくけどうちは研究室単位でMSDN academicに入っているから,これはライセンス違反ではない為念。
 で,BNCpackをコンパイルしてベンチマークを取ってみると面白いことが分かった。同じPentium 4 2.8cGHzのマシンでも,Windows 2000 Pro SP4(Win2k)とWindows XP Pro SP2(WinXP)とではパフォーマンスがぜんぜん違うのである。もちろん後者が良い。
 Windows XPにてVisual Studio .NETを使ってWindows版 GMP/MPFR(mpn_p4.lib使用)をコンパイルしたものにBNCpackをリンクして作ったbasebenchプログラムを使ってみた。で,WinXPでの計算時間をWin2kの計算時間で割ったものをグラフにすると次のようになる。
mpfr_win2k_xp.jpg
 うーむ,乗算は1.4~1.7倍,除算は0.9~1.4弱倍,Win2kの方が計算時間を余計に喰っていることになる。Win2kからXPってマイナーバージョンアップのイメージしかなかったのだが,このように同じGMP/MPFRのバイナリを使ってこれだけの違いが出るってことは,呼び出している関数やメモリ処理がそれなりに高速化されていると見ていいだろう。M$もやることはきっちりやっているのね。あ,ちなみにこのデータは紀要原稿に使用予定である。
 GMPのML,spam攻撃を避けて,TMDAを使ってfilteringすることにしたらしい。ふーん,sendmailやqmail等,代表的なMTAでの設定方法がきちんと書いてあるな。試してみる価値ありそう。