5/25(火) 掛川・晴

 良い天気だったような気がするが,はてどうだったか? 随分涼しい。ここんと寒暖の差が激しすぎて,体調を崩す人が増えたようだ。ゴホゴホと咳をする人に対しては「お大事に」と口先だけの言葉をかけつつ,「ワシに写したら承知せいへんでぇ」と内心では脅しをかけるのであった。
 やっとAthlon64 3200+(2GHz)のマシンにFedora Core 2 for x86_64をインストールできたので,早速MPFRでベンチマークテストをしてみる。使用したプログラムはこちら
 それぞれの演算,関数の時間(ms)を計測し,Athlon64の時間を1として,Pentium IV 2.8GHz, Xeon 3.06GHzマシンでの時間の比をグラフにしてみた。10進100桁計算の結果と,10000桁計算の結果をそれぞれ示す。
mpfrbench_100.png
mpfrbench_10000.png
 いやぁ,GMPのx86_64向けtuneの成果か,はたまた64bit環境のおかげか,周波数では最も劣るAthlon64が,P4の1.x倍, Xeonの2倍~3倍高速なのはちょっと驚き。まあ,32bit環境と64bit環境とでは,そもそも桁の取り方が異なっているので,比較としては公平ではないのだが,それでもこれだけ違うとちょっと考えさせられる。うーん,Athlon64 Clusterを目指すか?
 とまあ,計算自体はよろしいのだが,Fedora Core 2 for x86_64のGUI環境は,ハッキリ言ってメタメタであり,使い物になるレベルではない。日本語環境にすると,Terminalの起動でエラーが発生して何にも出来ない。暫くはファイルサーバとして使用するしか,仕方がない代物である。・・・と文句ばっかり言って,何の手助けもできない一ユーザだから,暫くは様子を見るしかないのであった。

Pet Shop Boys, “Pop Art” [Import]

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[ Amazon ]
 CCCDにばっかり係煩っても仕方がない。少しはCDの内容に触れないといけませんな。
 これは1985年の”West and Girls”から,2003年の”Miracles”と”Flamboyant”までのPSBヒット曲を集めた,所謂ベスト版である。曲リストは上記Amazonへのリンクを辿って頂くと見ることができる。もちろん公式サイトでも確認できる。
 某浜松のCDショップにて「まだやっていた」というPopが張り出されているぐらいだから,もう20周年になるのかな。いやぁ,長い長い。しかもれっきとしたチャカポコテクノで,今も活動中ってのが凄い。この息の長さは,コアなファン層が老化しつつも確実に存在し,コンスタントにセールスを維持していることの証でもある。もちろん,ワシも老化しつつある極東在住ファンの一人である。
 で,全35曲,通して聞いてみて,改めて思ったのは,PSBの全てはちょっともの悲しいテクノ音とNeilのオタッキーなVocalにあるんだってこと。アレンジにかなりの幅があっても,この二つが混入していることでPSBというハンコを付いていることになり,まごうことなきPSBの曲になってしまっているのである。・・・これを書きつつ,ちょうど流れてきたのが近作の”I Get Along”である。テクノ色の薄い,心地よいエレキが全体を覆うこの曲でも,NeilのVocalがほのかなテクノ色を感じさせてくれるのである。
 個人的には,最新作の”Flamboyant”がいい。老成でもないマンネリでもない,でも挑戦しすぎて枠を外れていない活動ぶりが知れ,曲調も相まってほっとする一曲である。・・・とか言っているうちに”Rent”だぁ~。体が自然に揺れる~のでこの辺で失礼します。

5/22(土) 東京->掛川・曇

 どんよりどよどよ。梅雨入り宣言も近いか。
 この日記,自宅に戻ってMy PCにて

CCCDではない

本家UKからの輸入盤”Pop Art” by PSBを聞きながら書いている(CCCDについてはこのFAQsがよくまとまっている)。くどいようだが

CCCDではない

ので,MP3化して自分のMy PCのMedia Playerにて何の支障もなく聞くことが出来る。ありがたい。購入前に,PSBの公式サイト

CCCDの”Pop Art”は


日本版だけ

ということは知っていたので,Amazonにて輸入盤を買ったのである。
 ワシの知る限り,現在のCCCDのあり方に疑義を呈しているのは萩原健太さんぐらいじゃないかと思う。幸い,山下達郎も,品質劣化の可能性のあるCCCDではアルバムを出さないと明言しており,ワシの愛聴しているアーティストに関しては

CCCDを買わなくて済む

のである。

5/21(金) 掛川->東京(予定)・曇

 げつよーびに講義3コマこなしぃ
 かよーびに1コマと会議をこなしぃ
 すいよーびに熱海で研究発表をしぃ
 もくよーびにWindows XPを10台分いんすとーるしたぁ
 とぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃりゃぁ
 とぅりゃとぅりゃとぅりゃとぅりゃりゃぁ~
 きんよーびに東京へでかけぇ~・・・(fade out)
 「Linuxの父はLinuxではない?」(/.J) April foolネタかと思った。

5/18(火) 掛川・曇時々雨

 雨が降ったり止んだり,ハッキリしない天気。今すぐに梅雨宣言が出されてもおかしくないな。
 明日のシンポジウムの用意もそこそこに,あれこれと雑用をこなす。MSDNを買って以来,卒研生達が我も我もとBurned CD-Rsをねだるのはいかがなものか。全く,一人が使っているのを見ると,自分も使ってみたくなるものらしい。この節操の無さは,指導教官と類友であることを良く表現しておる,うむ。
 一応,M$からは「CD-Rに焼いて使ってね」とは言われているけど,日頃,不正コピーはいかんいかんと注意している身からすると,こりゃちょっと変じゃないかという気がする。コピーする行為自体は,不正だろうが合法だろうが全く同じソフトを起動して全く同じ操作をするだけなのである。「大人なんだから不法か合法かは判断できるでしょ」という理屈は,頭では理解するが,身をもって体感できているかと言われれば,甚だ心許ない。M$ロゴの入った合法CDのみ利用可ってのが一番いいのだが,開発環境に使うことを考えると,それも管理が面倒なのよねぇ。・・・といい考えが浮かばないので,シコシコと必要な分だけCD-Rを焼くのであった。
 あ,断っておくが,ワシのMSDN関連CDが使えるのはワシの研究室,3, 4年生以上のメンバーだけである。他の研究室の輩(教官も含む)が欲しがって来ても,怒鳴り倒されて門前払いされるだけであるので,来ないように。
 GUIのMD5を突っ込んでみる。うむ,便利。
 GSLのWindows版はCERNで配布するようになったのか。うーむ,バイナリパッケージは本家のNetwork Theory社からCD-ROMを買うしかないのかなぁと思っていたのである。ま,手間が省けてありがたいっちゃありがたい。
 寝ます。