5/6(木) 掛川・曇

 結局,なーんにも出来なかったGW。この先のっぴきならないことになりそうなので,日記の空白があっても気にしないように(誰に言ってるのか?)

5/3(月) 掛川・曇

 どんよりどよどよ。雨になるかな? 弁当を作って,これから出勤。
 GMP 4.1.3が正式リリースされたものの,まだ本家ftp.gnu.orgにはコピーされていない様子。FFT乗算のserious bugがfixされているので,πの世界記録を目指す向きは必須でしょう。そうでない向きはTorbjornさんのこの記事を読んでご安心されたい。わたしゃ10進10000桁程度の計算しかしたことがないが,20000桁以上の線型計算をやらかしたらこのbugが発現したのかなぁ? Pentiumのbug騒動に似ているよね。
 では行ってきます。

5/2(日) 掛川・晴

 朝から職場でシコシコ。実験室のWindowsマシンのセッティングがやっと終わる。ついでにVirtual PCも突っ込んで,Windows 2000とVine Linuxが動作することを確認する。ふーむ,これならネットワーク構築かPC clusterセッティングの実習に使えそうだなあ。
 現在使っているNote PC(東芝のDynabook SS)は3年目に突入し,ボチボチバッテリがヘタり始めている。目一杯使おうとすると,東京 – 掛川(105分程度)の新幹線車中で粗大ゴミと化す。以前は何とか持ったのだが,まあ仕方がない。本体はまだまだしっかりしているので,こいつは学内使用に限定することとし,もう一台,私費でNote PCを買うことにする。といっても先立つものがないので,6月下旬までお預けであるが。
 CPUのスペックだけなら,どこぞのShop brandが優れているのだが,いかんせん,長距離の持ち歩きに耐え,2年~3年保証があり,標準バッテリで5時間以上は余裕で使えるCentrino PCとなると,国産メーカに限られてしまう。デザイン的にはThinkPadが一番好みなのだが,今回は実用性を取って,PanasonicのLet’s Note R3T2になりそうである。光学ドライブを持ち歩く必要がないので(プレゼン資料のバックアップならUSB Keyで十分である),まあこの辺りが妥当な線である。
 実際に購入するのは恐らくヨドバシになるのだろうが(ポイントが魅力),おゼゼが貯まるまで,もう少し浮気してみるかな。
 JSIAM年会のスケジュール確定,今年は中央大学の後楽園キャンパスで開催される。東京のど真ん中じゃな。
 これも含めて,7月から9月まで,SWoPP, NA Soft, FIT, JSIAMと大小合わせて4つの研究会を渡り歩くことになる。しかも,全部講演するのである。ぐわーっ,死にそう。でも喋る題材がある内に喋っておかないと,ね。頑張ろうっと。

5/1(土) 東京->掛川・晴

 昨日から東京に来ている。この日記は宿泊先のロビーに設置された、えらく古いWindow98マシンで書いている。むー、でも結構快適に使えている辺り、次から次へとマシンを買い換えているワシとしては反省するところが多いな。
 研究相談のついでに、大師匠のWindows95マシンを復旧してきた。以前からろくにアプリが動作しない状態になっていたので、仮復旧はしておいたのだが、この度は必要なファイル(大師匠はAccessユーザなのである)をバックアップしたとの事で、心機一転、スッキリサッパリしようとリカバリCDからクリーンインストールを敢行してあっさりと元の状態に戻したのである。Office97も入れなおしてきれいに直ったマシンはなかなか快適に動作しておった。HDDは2G(20Gの間違いにあらず)、メモリも64Mしかないオンボロ(失礼)でも、十分実用になっているのである。ああ、MS-DOS 3.1とEMS TeX(知っている?)とMS FortranとDJGPPで数値計算コプロセッサでシコシコやっていた清貧なあの頃から比べると、今はマルチスレッドでMPIで多倍長で、GSにdvipdfmx・・・・薄汚れちまったぜ。全く。
 今回あれこれ古いマシンをいじってみて再認識したのは、コマンドライン時代からXPに至るまで、ずうぅうっとインストール作業ばっかりしてきた経験が随分と生きるもんだな、ということである。うーん、これはいいことなのか悪いことなのか。
 ただいま。そのまま歯医者へ。先日抜いた親知らずの消毒。虫歯になっていた親知らずの隣りの歯は無事であったものの,全体的に歯石がこびりついているので再来週にほじくるとのこと。これで最後になってくれればよいが。
 そのまま職場へ。翻訳分担分を受け取りに行くものの,約束のものが入っていない。仕方がないので,連休中は自分の分だけしっかりやってuploadしておくこととし,「もし遅れるようなら小生御大に連絡をして下さい」という突き放したメールを分担者に送っておく。ワシとて我が身がかわいいのである。
 ついでにインストールしたままほったらかしになっていたマシンのセッティングを終わらせ,Windows XPにパッチをあててそのまま帰宅。明日には終わるだろう。・・・なんか,ずーっとセットアップ作業ばっかりしておるな,ワシは。
 帰宅する途中にスーパーに寄って連休中に消化する食料品を買い込む。台湾産の蒲焼きが\380だったので買ってきてしまう。明日の弁当になる予定。しかし,ここは浜名湖に近いのにウナギすら価格競争に負けてしまうのか。哀しいのぅ。
 夕食は冷凍うどんにマイタケの卵とじをぶっかけてすすり込む。ごちそうさま。
 ボチボチ寝ます。

4/27(火) 掛川・雨

 土砂降りの日。夕方には止んでいたが,ちょっと蒸し暑かった。
 今年度から,Vine Linux 2.6r4(まだr3も混じっている)を学生実験に使用している。10台のP4マシンにインストールし,Dual Ethernet(GbE/FastEther)のCluster環境も兼ねている。構築方法の詳細はこちら
 Cluster環境としてはまあまあ使えているのだが,いかんせんGUI(GNOME)環境がまだ安定していないと感じる。訳の分からんところで操作不能になるし,アプリ連携機能に至ってはCut&Pasteさえ満足に出来ないことも多い。KDEだとまだましなのかなぁ?
 わしのメイン作業環境はWindows XPである。Windowsとは3.1->95->98->NT 3.5/4.0->2000->XPと長い付き合いになるが,不満はあれど,Ver.Upする度に頑健性が増してきて,それなりに安心感を持って使うことが出来るようになった。この点,さすが天下のM$,伊達に独占禁止法に抵触していないね,と嫌味の一つも言いたくなるが,OS開発にこれだけ性根を入れて取り組んできたことについては,やっぱり感服するほかないのである。・・・なんかこの辺,U.S.A.に対する日本人のアンビバレンツな感情に似ているよな~。
 GUI以外のLinux環境には特段不満はなく,安価で便利な開発環境を提供してくれていることには感謝したい。しかし,GUI環境に関してはWindowsにまだ遠く及んでいないと言わざるを得ない。やぁっぱり,この先当分の間は,値段の高さにぶーぶー不満を言いつつWindowsを使い,GUIがダメダメだといいながらLinuxとも付き合っていくしかないのであろう。Mac? あんなブルジョア環境(以下1024文字の悪口雑言削除)。
 ・・・ということをダラダラ書いていたら,加入手続きをしたMSDN AAの発送が完了したとのメールがM$から届く。明日か,さもなくば金曜日に受け取ることになるだろう。が,どんくらいのCDの量になるのか,ちょっと怖い。