ふ~,風はだいぶ秋の雰囲気になってきたが,まだ真夏日が続いている。んっとにもうちっと手加減してほしいよな。2020年の東京五輪は真夏の一番暑い時期にやるようだが,あんな時期に灼熱のアスファルトの上でマラソンなんて,死にに行くようなものではないか。タダでさえcrazy hotな日本の夏がglobalになるのかと思うとやるせない。
この夏はずーっと計算しっぱなし。つーても自分がやったのはプログラムを作って走らせただけで,計算自体はマシンがやっていたのだが。何とか計算が終わったのは福岡出張直前だったりする。まぁそれでも何とかこの夏のノルマはこなせたので良かったかな。
つーことで,ぷちめれ祭りは終了。映画も3本見たし,もうちょっと感想を書き連ねたかったが,まぁ今回はこんなもんで。次回は12月下旬の予定。
さて,明日からスペインに行く。今日は前泊で成田どまり。明日10:35発のKLMなんだが,マドリードまでの直行便がないので,どのみちトランジットせねばならない。ワシの場合,HISで格安切符を買ってしまったので(それでも16万円),スキポール空港での余裕は1時間40分しかない。11時間もかけてロシアを横断してオンタイムに着くのかどうか甚だ不安である。
つーことで無事トランジットに成功したら,マドリードで更新する予定。更新がなかったらどっかで足止めくらっていると思っていただいて結構である。
今日はもう少しスライドをチェックして遅寝する。時差ボケしないで過ごせればいいなぁ~。
武田一義「さよならタマちゃん」講談社
[ Amazon ] ISBN 978-4-06-352477-2
本書はタイトル通り,腫瘍に侵された自分の金タマとおさらばする経験をした著者(奥浩哉のアシスタント)が描いた闘病マンガである。従って,いわゆる「闘病記」の一種であるのだが,エッセイマンガ,とは言いづらい。表紙の通り可愛らしくちんまりしたキャラクターが持ち味のマンガだが,多くのエッセイマンガのようにあっさり軽くは読めないのだ。「イブニング」に連載されていたということもあって,かなり構成的に優れたストーリー漫画になっており,いろんな要素を取り込んだ読み応えのある作品なのである。ワシは夫婦の情愛にホロリとさせられたが,人によってはもっと違うエピソードに涙腺を刺激されるであろう。それだけ「多面的」な漫画になっている,ということはもっと声高に褒められてしかるべき作品である。
能條純一「人生讃歌 能條純一短編集」小学館
[ Amazon ] ISBN 978-4-09-185317-2, \800
大御所過ぎて語るのもはばかれる雰囲気のある能條純一であるが,折角読みやすい短編集を出してくれたのだから,この機会に言いたいことは言っておくべきと考えて取り上げることにする。
小川隆章「アンモの地球生命誌」双葉社
[ Amazon ] ISBN 978-4-575-30548-7, \1000
本書がどーいう文脈で双葉社から出版されたのか,ワシはさっぱり分からないのだが,夏休みの読書感想文のネタに困った時に役立ちそうなものとして本書を推薦したい,つまらん科学書より面白い漫画を読んだ方が何倍も勉強になる,ということはワシの40年以上に渡る読書遍歴によって証明(?)されている訳だが,本書に関しては,題材もさることながら,純粋に漫画として大変面白いのだ。躍動感のある古代生物描写は深海生物に胸ときめかせているガキどもにも面白がって貰えること間違いないのである。
8/8(木) 駿府->掛川->岡山->駿府・晴
このクソ暑い時に,更に熱い西国に行こうというのだから,それも自費だってんだから酔狂にもホドがあるというものである。いつものように仕事疲れで身も心もブンむくれている神さんに静岡駅まで送ってもらい,一旦掛川で降りて職場の完全閉鎖前のマシン再チェックをしてから改めて新幹線に乗り直し,すっかり夏休み気分のご家族の間に潜りこむように座って岡山まで移動,路線バスで岡山理科大にたどり着く。