本格的な夏到来。梅雨が長引いた7月は夏ではなかった。しかし8月に入ると「暑中見舞」ではなく「残暑見舞」なんだよな。残暑という言葉には,「今の暑さは峠を越えており,後は一直線に秋へ向かっていくのだよ」というニュアンスが込められているが,まーしかし,8月いっぱいは平年並みの暑さが続くようであるからして,それを「残暑」とは呼びたくないよなぁ。
さて,書きそびれたネタをここでご披露したい。まず,先日の高知出張の際に乗ったアンパンマン列車の件である。往復とも全てJRを使ったので,岡山から特急南風(みなみかぜ,ではなく,なんぷうと読むことを初めて知った)を使ったのだが,行きはたまたま全車両これアンパンマンという奴だったのである。全日空のポケモンジェットより当たる確率は高いのか低いのかはよく知らんが,やっぱり目立つらしく,途中駅ではパチパチ写真を撮られていた。
瀬戸大橋を渡るまでは徳島行きの特急と連結されているのだが,こうして比較してみるとその派手さが良く分かる。
まあこの辺まではポケモンジェットと同じであるが,徹底しているのは天井までアンパンマンキャラクターが占領していることである。
全日空も見習って欲しいものだ。
しかし高知出身の有名漫画家はやなせたかし以外にもいるのだから,鬼太郎以外に出しようのない境港の真似をするのではなく,もっと沢山のキャラクター列車を走らせればいいのに。西原理恵子の描く「ぼくんち列車」(ぐらまーな姉ちゃんの胸にうずもれる二太を是非)「まあじゃんほうろうき列車」(尾羽打ち枯らしたとりどんを描かずしてこの列車の価値はない)とか,くさか里樹の描く「ケイリン野郎列車」(経済産業省をスポンサーに!)「ヘルプマン!列車」(・・・)なんかは,現在の世相にジャストフィットしているからコアなファン層がこぞって乗りに来るに違いない・・・ま,ファミリー層には受けないかもね。
高知に行ったからには,まずは桂浜を見ねば,とSWoPP開催前日(重要! 数値計算のセッションをサボって出かけたどっかの教授と一緒にしないように!),遊覧バスの切符を買って,古きよき時代のボンネットバスに乗って出かけたのであった。物持ちいいぞ>土佐電鉄バス
どーせ皮だけの最新型なんだろうと思っていたら,ウィンカーは旧型の飛び出すレバーだったし,山越えの時にのエンジン音のすごさったらもう。白い煙まで吐いていた。かなりの旧型と見ましたぜ。
そーいや,何か偉い人の銅像があったのだが,正面は逆光で顔も見れず,バックのみ。誰だったのかなぁ? ま,いいや。
桂浜はこれ全部玉砂利で埋まっているのかと思いきや,玉砂利エリアはものすごく小さい。全体の2割程度か。この写真で言うと,画面右側の岬の突端部に近いところのみ。残りは普通の砂浜と岩場。
でもさすがに玉砂利海岸はきれいだった。-> MPEG(2.7MB)
帰りのバスまで時間があったので,桂浜水族館を散策。こじんまりした施設だが,館内の写真撮影は自由とのこと。但しフラッシュはダメ,とのことで,感度の悪いデジカメではあんましきれいな映像が取れなかった。ま,これで勘弁してや -> MPEG(1.9MB)
ちなみに,動画はもともと全てQuick Time(mov)形式だったのだが,サイズがでかいのでTMPEncのフリー版を使ってMPEGに変換して圧縮したものをアップしてある。どうやったかはこちら参照。
高知の話題はこんなところか。ではメシ食って行って来ます。
Posted by tkouya at August 7, 2006 6:46 AM