朝方に雨が降ったようだが,出勤時には曇り空,職場についた時には良い天気。暑い日でございました。
暑い暑いと言いつつ,出張前に確保しておいたGTX780カードを購入
今ンとこ一番マシなマシンにぶっこんでみる。
Scientific Linux x86_64 6.4の場合,CUDA toolkit 5.5RCをドライバ込みでインストールした後に,もう一回,NVIDIA提供の最新ドライバを入れ直す必要がある。そうしないと,OpenGLライブラリ等が入らないようなのである。二度手間でめんどくさい。
つーことで,手持ちのTesla C2070,GTX680SLIと今回のGTX780との比較を,cublasとmagma 1.3.0を使って行ってみる。行列ベクトル積と行列積の結果は下記の通り。
う~む,単精度とはいえ3TFってのは凄いな・・・しかもこれ,約9万円のカードである。なんなんだったんだ,かつてPentium3マシンを使ってMPIクラスタを作った苦労はと愚痴の一つも言いたくなる。しかしTeslaってあん摩し早くないな。性能は安定しているところはさすがと思うが,大枚はたいたのにもう廉価版に負けちゃうってのは,ICT業界ではよくあることだけど諸行無常を感じさせる。
直接法での結果も載せておこう。
やっぱり倍精度計算ではイマイチで,実用的かつ高精度な計算をしたければ高いカードを買うべきだという当然の結論になるなぁ。
9万円のカードで遊んだので寝ます。