7/31(火) 旭川・晴

 旭川のホテルは有線LANだったので,非力なPCでも余裕でWebにアクセスできる。ちょっと高めのホテル(このあたりの相場より,の話)だが,ここにしておいて助かった。とゆーことで,8/2までは何とか通信できそう。不安だったので,移動日に携帯から文章を打ち込む練習をしていたのだが,使わずに済むかな? そのときに打った奴を貼り付けておこう。

 発表用資料を作ってしまったので、新幹線車中ですることがない。うっかりして、読み差しの本を持って来なかったので、ますますヒマを持て余す始末である。で、こんな時でもないとできないことをしようと、ブログの記事を携帯で書いている。まだブラインドタッチというところまで至っていないので、イライラしながらの文章書き状態だが、それでも頑張って書いていると、予測変換の候補リストが次第に賢くなってきていくのがわかって面白い。・・・ここまで打つのに約十五分。小田原から新横浜までかかっている。う~ん、近頃の若いもんのスピードに追い付くには、マダマダ精進が必要であるなぁ。

 少しはマシになったかしらん?
 ・・・で,旭川である。いやぁ,朝昼晩の寒暖の差が激しいのは相変わらずで,17℃から29℃まで一気に気温が上昇する。昼休み,ちょっと神楽岡公園→上川神社までうろついたら汗だくになってしまった。空気は乾燥しているから,黙っている分には快適なのだが。
 本日は行列・固有値計算研究会。
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 勉強になりました。
 勉強しすぎて疲れたので,早めに寝ます。

7/29(日) 掛川・晴時々曇

 お暑うございます。暑くなりそうだったので,朝一で参議院選挙に行く。個人的にはバランスを取る投票をしたつもりだが,さーて結果はどう出るやら。
 午前中に旭川の発表資料を作り,合計27枚。この期に及んでまだミスが見つかって大あわてするも,まあここまで来たら開き直っていくしかしゃーない。あれこれ弄り倒していたら,おや投票終了直前時間。何とか27枚のスライドを作って帰宅する。ボチボチ,この数学記号が一杯の資料を作るときにはPowerPointじゃなく,TeXで作るべきかなぁ。Prosperっていまいち好きになれなかったんだけど,乗り換えも真剣に考えなくちゃ。
 あらー,片山さん落選とのこと。自民党では一番大人の対応が出来る人だっただけに残念。年が年だけに,復活の目はなさそうだなぁ。
 今回は下馬評通り,与党ボロ負けのようである。かつては保守の牙城と言われた一人区はひどい状況だもんなぁ。もっとも,民主支持者の多くはやっぱり保守なわけで,政治風土が革新されたってこっちゃないよな。この前の郵政選挙で自民党ボロ勝ち,今回は民主党ボロ勝ち,こうして2大政党に票が行ったり来たりしている間に,その他の弱小政党はどんどんやせ細って消えていくのであるなぁ。共産党はまだ頑張るんだろうけど,社民党は解党かな。うーん,諸行無常。
 明日は試験の後,羽田へ移動し,札幌へ。明後日,旭川へ移動して固有値研究会聴講,次の日にワシの発表がある。今回は無線LANカードが不安定なボロマシンと行動を共にするので,移動中はメールもろくに読めない可能性が高い。すいませんが,連絡は金曜日夜以降にお願い致します。
 では行って参ります。

7/28(土) 掛川・晴時々曇

 暑い~・・・んだけど,イマイチ夏らしさのない空模様なのは昨日と同じ。但しセミにとっては「やっと鳴けるぜ!」と思える気温・気候になったようで,例年並みのうるささになった。こちらはド田舎なので,まだミンミンゼミやヒグラシが一定勢力を保っているが,情緒のかけらもない「ジー」といううるさい奴がいて耳障りである。このサイトのサンプルを効く限りはニイニイゼミみたいなんだが,どれにしては甲高い一本調子なんだよな。ま,個体差なのかもしれんが。
 修理に出したLet’s Note R3の状態は,来週にならないと分からないとのこと。既にPanasonicには回っているようなので,お盆前には決着がつくだろうな。ともあれ,保険がきくことを祈るのみ。
 唐沢さん(以下敬称略)の「新・UFO入門」引用ミス(世間では「盗作」と呼んでいるようだ)問題,当事者間の話し合いは決裂した模様。町田さんはアンチ唐沢の立場で一席ぶっているが,ワシは無責任な第三者としてもう少し別の観点から今回の事件を眺めてみたい。
 ワシのぷちめれでも書いたが,この本は面白かった。その感想は今でも変わっていない。しかし,事実の羅列が多くて,唐沢の思想を語る部分が少ないことはちょっと残念だった。これもぷちめれに書いた通り。その辺に「脇の甘さ」があったのかなぁとは思うので,ひょっとすると,今回の事件を契機に,あれやこれやと「盗作」の具体的な報告と出版元・著者への異議申し立てが続出するのかと思ったが,どーもせいぜいが自分のblogや匿名掲示板へのアンチ唐沢的な書き込みばかりで,しかも漫棚通信さんのように系統立てた説明がない。もし証拠があれば,言い立てて裁判を起こす絶好のタイミングだと思うのだが,ワシが知る限り,漫棚さん以外にそういうことを考えている人はいないようである。
 そりゃぁないんでないかい?
 やっぱり「盗作王」とまで言い立てるなら,裁判とまでは行かないまでも,異議申し立ては出版元にすべきでしょう。そうでないなら,「盗作」呼ばわりは逆に唐沢から名誉毀損で訴えられかねないので,言い方に気をつけるべきである。もちろんワシも,だが。
 以後,話を漫棚通信さんのblog記事についてのみ絞る。ワシは法律の専門家ではないので,以下に書くことは基本的に当て推量の域を出ないことをお断りしておく。
 
 漫棚さんは,blogの報告を見る限り,たいへん大人の対応をしたと思う。しかし,どうも法律の専門家と相談した形跡がなく,「ちょっとまずいのでは?」と思っていた。少なくとも話し合いのレベルが唐沢との個人的なやりとりから,幻冬舎(+顧問弁護士)へと移った段階で,法律相談程度はやっておくべきだったなぁ,と後知恵ながら感じる。特に今回の決裂に至る直前に相手の対応が変わった時点で,絶対に漫棚側の弁護士を立てるべきだった。何故かと言えば,もう話の次元が,社会道徳的な善悪のレベルから,法律論へとシフトしてしまっていたからである。早い話が,幻冬舎側は「このぐらいの対応をしておけば,仮に裁判になったとしても十分勝てる(or 不利な判決には至らない)」と判断した結果を提示してきたのだ。
 漫棚さんやコメント欄の方々は相手側の誠意のなさを批判するが,じゃあ幻冬舎側は全く「誠意」(漫棚さんとは違う意味)を見せていないかというと,そうではないようだ。少なくとも,現行の版は破棄し,該当部分の差し替え(具体的にどうするのかは不明だが)はすると言っているようなので,これが相手側の「誠意」の行動ということになるのだろう。そうすると,漫棚さんの申し立ての実質部分は取り込んでいるから,謝罪の仕方や賠償金の多寡の相違はあれ,裁判は有利に進む・・・そう考えると幻冬舎側の対応は納得できる。もう善悪二元論の世界とは違う争いになったということなのである。
 ネームバリューや社会的地位が低いワシらのような人間が,でかい組織と向き合う時は絶対に支援者が必要になる。ネット上での応援があるには越したことはないが,匿名であれこれ励まされたところでたかが知れている。ことは現実の争いなのだ。相手に弁護士が付いたのなら,自分も付ける。これは法律で争う場合は絶対に必要なことなのである。
 漫棚さんは大人の対応で自分の主張が全面的に受け入れられると思っていたようだが,幻冬舎としては商売上自分らに不利になるような項目は拒否しつつ,漫棚さんの申し立ての実質部分は取り込んだ,大変したたかな解決策を提示したのである。どーもこの先こじれて裁判になるとしても,そして心理的には漫棚さんの言い分はよく分かるにしても,先行きは漫棚さんにとっては厳しそうだなぁ・・・というのがワシの偽らざる感想である。
 さて仕事に戻ります。

7/27(金) 掛川・晴時々曇

 東海地方梅雨明け。それにしてはどーも「夏到来!」とは至らず,「夏・・・なんだろうな」という感じ。例年ならやかましいセミの声が,今年は1/3ぐらいになった感じだし,暑いけど,朝晩は涼しげな風が吹いているし,お天道様も恥ずかしげにお隠れがちである。うーん・・・冷夏決定,か?
 修理に出したLet’s Note R3が帰ってくる当てが全くないので(ヨドバシに催促電話はしたのだが),5年前の東芝Noteを一年ぶりに引っ張り出して,Windows Updateをあてる。さすが一年ほったらかしておいただけのことはあり,全ての更新作業が終了するのはあと数時間かかりそう。バッテリはすっかり完全放電状態だし,さて,旭川遠征に耐えられるのかな? HDDは20GBしかないので,完全にWeb&PowerPoint専用マシン。ま,だましだまし使いましょう。
 論文,ようやっとざっとした素材の突っ込みが完了した。今回のおんぼろNoteでは遠征中の計算は無理だから,ぼちぼち文章を直すぐらいが関の山だな。何とか夏休み前には完成が見えてきたので,やれやれ,と言ったところである。
 ようやく生活のリズムが元に戻ってきたワイ。今夜,夜中に目覚めなければ,完全復活・・・のはず。それを期待して,ともかく寝ます。

7/26(木) 掛川・?

 今日も熟睡に失敗して,23時に就寝・2時起床というハードな睡眠時間になってしまった。ナポレオンじゃあるまいし,このままでは次週の出張もズタボロになりそうである。
 近頃,ぷちめれ記事「朽ちていった命」へのアクセスがちらほらあるな,と思っていたら,ああそうか,柏崎刈羽原発の件があったな,と思い至った。ほーんと,世間で大事件があると,ここみたいな弱小零細blogにもwavelet程度の影響はあるんだなぁ,と再認識。
 仕事は全然進んでいません。起きている間に進めろよ,と思うんですが,つい逃避記事を書いたりしたりするんですな。ま,人間そんなモン。大師匠からも「なるようになるんじゃない?」というありがたいお言葉を賜ったし,もー開き直って行きましょう。
 この夏は対した暑さにもならず,快適。しかし,秋は米大凶作とかにならんだろうな。海の家の商売は上がったりだろうし,温暖化と言われつつ,なかなか一本調子には熱帯に漸近しないモンである。
 温暖化といえば,池田清彦先生は反対論者なんだよな。賛成にしろ,反対にしろ,はっきりした結論が出るのは数百年経過後になるんだろうから,この議論自体,かなり学者にとっては安全・安泰な代物だと言うことをまず前提として知っておいた方がいいだろう。どっちに転んでも,自分が生きているうちには白黒がつかないことは確実なのだから,言いたい放題言えるんだよねぇ。
 今日も乗り切りたいと思います。