実家にInternet環境がないので,大通地下街ポールタウンのPRONTOでこれを書いている。先ほど翻訳作業ファイルをupしてほっと一息ついたところである。
それにしても,PRONTのFlet’s Spotはちょっと電波が弱いぞこれ。札幌駅地下の店では,席が奥の方しか空いていなかったので(平日の午後はオバちゃんばっかりなのだな,新鮮)そこでごそごそメールを書いていたのだが,まーこれがプッチンプッチンよく切れること切れること。こりゃダメだ(いかりや長介風に)と店を出るときにふと天井を見ると,入り口付近にちんまりしたアンテナが立っていた。皆さん,札幌駅地下のPRONTOでFlet’sを使うときにはなるべく入り口付近に座りましょう。
札幌に来たときには必ず立ち寄ることにしている,なにわ書房グランドホテル前店が今月20日で閉店するそうである。うーん知らんかった。ここの2階のコミックコーナーは品揃えが独特で,買うかどうかはともかく必ず覗くことにしていたのである。そーいや,失踪日記を買ったのもここじゃなかったかしらん? 道産子作家ということもあって,落ち目になってからも吾妻ひでおの新刊は必ず置いてあったように思う。閉店直前に立ち寄れたのも何かの縁であろう。長い間,お世話になりました。これからは大通のリーブルなにわを贔屓にします。ってこれから寄るんだけどさ。
しかし,何か,世間話に花を咲かせる女性客でいっぱいの喫茶店でむさい中年がしこしこノートパソコンに向かっているのって,なんつーかこー,はずかしっつーか,浮いているっつーか,ちょっとドキドキものですな。
では明日,函館に向かいます。続きは帰ってからかしらん?
11/6(月) 掛川・晴
うう,三島親父パートの直しがたくさんあって,とても翻訳チェックは終わりそうもない。こりゃ,仕事持って函館行きとなりそうである。
奥村先生のblog記事。ふーん,「町のパソコン教室以下」という表現は,そんなに間違っているとは思えないけどなぁ。いくら講師がMS認定資格持ちのOfficeのプロだとしても,中高年以上の初心者相手に基礎の基礎から教えていることが多いようだし,キーボードやマウスに慣れた今の高校生にその程度の授業ではまずい,という主張は正しいと思う。それよか,自学自習が必至となるプログラミング教育の導入を目指している「コンピュータと教育研究会」の目標を達成するためには,まず入り口の情報教育自体を整える必要がある訳だが,実態はそれにほど遠く,ましてやプログラミング教育なんて・・・という事の方が深刻である。入試科目に「情報」が登場するにはまだ時間がかかりそうだし,こりゃぁ長期戦略が必要だねぇ。
おお,いよいよQuad-coreが登場か。ま,ワシが手を出すのは来年の廉価版が出てからだな。
では行ってきます。
11/1(水) 掛川・?
とてものこと,人前で話せるほどの中身は期待できそうにもないので,次週の函館での研究会発表は取りやめることになった。お詫びのメールを主催者の先生にお送りして一人がっくりする。十年以上ボチボチ発表をしてきた訳だが,直前にキャンセルというのは初めてである。別段健康を害した訳でもなく,突発的な事件があった訳でもない。単に自分の怠惰のせいである。ああがっくり。2年に1回しかない貴重な研究会だってのに。次年度の国際会議の前哨戦と位置づけていた発表だったのに。はぁ~・・・とますます鬱になる。仕方がないので,翻訳プロジェクトの第2稿のupに全力を注ぐことにする。三島親父の野郎が全然音沙汰なしの無視状態の無責任極まりない態度なので,ワシのチェックと直しの作業は倍に増えてしまっているのだ。ワシの団塊世代嫌いはこの三島親父のせいである。くそぉ,上がったら糞味噌に文句つけてやらぁ。
自宅のメインマシンのnForce4チップセットに取り付けてあるファンの軸がおかしくなったらしく,ものすごい異音を立てている。組み立てて半年過ぎた辺りから音が気になりだしたのだが,最初はゴミが溜まっているだけなのかと,時たま掃除機で吸い取るだけで収まっていたのだが,とうとう軸が逝かれたようである。あまりにウルサイので試しにとファンの電源を引っこ抜いてあるのだが,熱暴走しやしないかと冷や冷やもの。だいぶん涼しくなってきたので,これから春までは大丈夫だろうが,夏ならいっぺんにお釈迦になってしまいそう。早めに取り替えるに越したことなし。函館帰りに秋葉によってパーツを漁ってこようっと。
調子が悪いときは現実逃避をするため,ちまちまと余計なことを調べまくることになる。気になっていた,実験室の電源設備を調べてみたのである。
よく工場とか床に電源コードをはわせることのできない環境では,天井に電気が通っている金属レールを取り付けて,そこから電源タップをつり下げてある光景が見られるが,あれと同じものが実験室にも2本取り付けられているのである。設置当初から4つコンセントが取れるようになっていたのだが,さすがに10台のDual-core PCを設置するようになってしまうと全然足りない。そこで増設用タップを注文しようとしたのだが,その名称が全然分からなかったのである。
さんざんググって,ようやっと正体が分かった。ワシの実験室にある電源レールは「ファクト20」(松下電工)という製品で,ラックマウントシステムにも使用されている代物であった。正式名称は「ダクトレール(duct rail)」と呼ぶようで,照明器具を扱っている所にも置いてあるようだ。で,ぶら下がっている電源タップは「リーラーコンセント(reeler outlet plug)」というものらしい。実験室にあるのはDH2675という製品で,Yahoo!オークションにも出品されていた。勉強になりました。早速,愛三電機に寄ったら買ってこよっと。
Fedora Core 6がダウンロードできたので,DVDに焼いてインストールしてみる・・・うげげ,映んないでやんの。三菱のRDT194LMに繋いで作業していると,Xが起動したところで全く表示しなくなってしまう。試しに古いCRTにつなぎ直すとすんなり写る・・・が,なんだこの720x420って解像度は。これじゃ近頃のLCDでは表示できんわな。まあしゃーない,ともかくインストール作業はCRTに繋いで終わらせて,正式運用時にLCDへ・・・と,解像度をXGAに落としてみても全く表示されず。
インストール時には,確かにnVidia GeForce 6600GTと認識していたんだがなぁ,やっぱり標準のX.orgドライバじゃなダメなのか,ということでダウンロードしてインストールしてみる。
# sh ./NVIDIA-Linux-x86_64-1.0-8776-pkg2.run -x
と,”-x”オプションをつけて解凍だけしたら,NVIDIA-Linux-x86_64-1.0-8776-pkg2/usr/src/nv/nv-linux.hの
> //#include
しかし,こんな一世代前のアクセラレータすらまともに対応できていないdistributionって,何だかなぁ,だよなぁ。ぼちぼちT君お勧めのCentOSに乗り換えるべきかしらん? この方を見習って。
折角,GCC 4.1.1がインストールされている環境ができたので,早速OpenMPを試してみる。サンプルコードはこちらのコードを使用させて頂いた。
あらま,簡単ね。ま,卒研ネタが一つ増えてありがたい。
ガックリきたので寝ます。
10/30(月) 掛川・?
うひょー,様々な予定がみっしり詰まってきて,もう身動きがとれなくなってきたぞぅ。とゆーわけでblog更新は函館帰りまで無理かも。
何だか,世間が高校の必修逃れだの,中学生の自殺だので騒がしいが,今度はとうとう真面目な役職者にまで犠牲者が出た。
ワシはイジメの体験者(中学生時代)であるし,現在一応教職に携わる者であるから,それなりにニュースはウオッチしていたが,どーも,教師や教育委員会に対しての世間の風当たりはかなり強く厳しいな,と感じる。まあ,教師なんて輩は元来そんなに沢山は不要な職業なのだから,少子化の昨今,大規模なリストラがない方が不思議なぐらいである。ワシ自身が遠からぬ将来,路頭に迷うことになったとしてもやむを得ないと思う。
しかしそれにしても,もうちっと冷静な議論が第三者から提起されても良さそうなものだが,あんまし聞かない。そんな頭に血が上った昨今,今朝の「森本毅郎・スタンバイ!」のニューススタンバイ・渡辺恒雄(ナベツネじゃない別人)の意見は貴重なものであった。
世間で事件が起き,怒りががわっと広がる,という事は必要なことだとは思うが,しかしその怒りの矛先は大概,本来向かうべき所とは違う所を突いてしまうものらしい。今度の校長の自殺はその典型例だと思う。
岐阜の中学生の自殺も,報道を見る限りはどのぐらい「いじめ」とやらが深刻だったのがよく分からず,sensitiveな時期の衝動的な行動だった可能性が拭えない。学校の対応が二転三転していることに批判が集中しているようだが,今のところはやむを得ない事情があるように思える。遺族が激高するのは当然であるが,当事者以外の人間はしばらく事態を静かに見守るべきだ。それとも担任や校長が首を吊るまで,電話やメールやFAXを送りつけるのが正義だ,とでも言うのか? 教師がリストラされたり責任を取らされることはあるだろうが,生きる権利ぐらいはあるだろうよ。
Michael Mooreの有名なドキュメンタリー映画,”Bowling for Columbine“は傑作だと思う。Mooreの思想についてはあれこれ批判はあるだろうし,ワシとも相容れないところが多いが,しかし映画の語り口はうまいし,いい所を突いていると感じている。
この映画はColumbine高校の銃乱射事件を扱った作品だが,その中でかの悪名高い(褒め言葉)”South Park“の制作者がインタビューに答えている。学校なんぞは教師が生徒を優等生の枠にはめようとするだけのつまらんところだ,数年我慢して世間に出れば自由になれたのに,と。
現役教師としては失格だろうが,この言葉は,今,いじめられている人全てに贈りたいと思う。
寝ます。
Tower of Hanoi and Quick Sort
○ハノイの塔解説(積み木はAmazonから購入)
○トランプでQuick Sortの解説
イマイチ,カット割りが下手くそですな。教育用ビデオなんだから,もっとゆっくり字幕や手順を読みとれるように工夫する必要あり。次年度の課題か。