台風一過の青い空。吹き返しの風が強い。予想では,房総方半島を掠めて太平洋に抜け,そのまま道東方面へと向かうらしい。しかし大分弱くなったみたいなので,もう大した影響はないだろうな。
うるせー,セミがうるせー。夏らしい夏でなかったから,ここぞとばかりにセミが鳴きやがる。うるせー。
昨日,F通関連の企業からe-SocietyRobotなるものが当方のWebコンテンツをごっそり持っていった。10秒間隔でアクセスしているお行儀の良いロボットである。
帰宅後は酔っ払って寝込んじゃうだろうから,本日はここまで。んでは。
7/26(火) 掛川・驟雨後曇
完全に空振り。当初は紀伊半島に上陸すると思われていた台風7号は,どういうわけかドンドン東にずれていき,先ほどようやく房総半島鴨川へ上陸したそうな。首都圏の雨は激しいらしいが,静岡は新幹線どころか在来線も平常通りで,特急富士川が念のために運休した程度。一日休業日となった本日は人もおらず,誠にdownloadに最適な日となったのである。しかし,355個のファイルを落とし,700ものpackageをupdateしなきゃならんとは,FC4ってのは本当に厄介なdistributionである。所詮はRedhatの試験台ってことかしらん。
結局,Kernelを2.6.12-1にupdateしてもMarvell 88E8001のdeadlock症状変わらず,32bitでも64bitでも症状同じ。Kernel.orgに垂れこまなきゃダメかしらね。FC5は来年2月正式リリース予定だそうだから,それまで待っていればいい・・・のかなぁ。
さて,結局逃避行動止まらず,本日はFC4にLAMが入っているのをいいことに,MPI性能をチェック。姫野ベンチのMサイズ問題を解いてみる。
Pentium D 820では1PEで,575.7MFlops(32bit)→691.9MFlops(64bit)と改善。2PEでは905.7MFlops(32bit)→1469.0MFlops(64bit)となり,32bit, 64bitともDual Coreの威力は結構なものであることが確認できた。64bitで1.4GFlopsってのは,ワシのマシンながら凄いやねぇ。同じ周波数のPenium 4では479.3MFlops(1CPU)→889.1MFlops(2CPUs/MPICH2)であるから,32bit環境として使用してもちょっとは改善されていることになる。Xeon DualのSMP環境だと,507.5MFlops(1PE)→644.1MFlops(2PEs)と全然ダメである。何で? ちなみに1306.7MFlops(4PEs)→2494.3MFlops(8PEs)となるので,1PEから2PEsへの上昇率が特に低いということになる。うーむ,SMPの謎である。
ともあれ,64bit OSなら単体でもGFlopsマシンとなる可能性が開けたことになるな。Linpackベンチでそこまで行けば大したもんだけどね。
明日は夜から名古屋。日帰り予定。Webの連続交信記録も途絶えるかな? んでは。
7/25(月) 掛川・晴後曇
台風7号が近づいている。大型だがそんなに強い勢力を持っているわけではなさそうである。明日にも和歌山県~静岡県に上陸しそうだとのこと。おかげで明日の定期試験は全て中止となり,土曜日に振り替え。判断が早いのはいいことなんだろうが,肩透かしを食う可能性もある。さて明日どうなるか?
逃避がてら,KernelをupdateしてNetPIPEの再チャレンジ。あー,やっぱりDeadlockを起こしていたのはMarvell 88E8001の方かぁ~。
Win64の方がちょっと劣るが,これは32bitバイナリを使っているせいかしらん? 何はともあれ,「GbEの性能をフルに出したければ,Dual Core CPUにIntelのEthernet Chipが必須」ということがよー分かったわい。
しかしっ,これでっ,少なくともっ,GbEの性能ではXeon Dualに追いついたっ! ばんざーい! FC4 x86_64だと,トータル性能も何とか抜けそうである。相撲で言うところの「恩を返す」ことができるのは大変嬉しい。
ああっ,Dual Coreと戯れていたら,杉浦日向子さんの訃報が(日経新聞)。おーいおいおい(号泣),うちには「杉浦日向子全集」があるんだよぉ~。それぐらい好きだったのに~。あの精緻な浮世絵漫画,もう読めないと思うと無性に愛おしい。合掌。
ああっ,偉大な漫画家の死を悲しんでいたら,猪瀬直樹にいぢめられていた方が逮捕(讀賣新聞)というニュースが。猪瀬さんはさぞかし忙しくなることであろう。
ああっ(しつこい),地球シミュレータの後続マシンの計画が正式発表というニュースが(中日新聞)。うーむ,Dual Coreごときで喜んでいてはいかんのか。いいのさワシは小さい幸せに浸って生きるのさ~(泣)。
それもこれも全て台風のなせる業か。もうちょっと計算してから風呂入って寝ます。
小林よしのり「新ゴーマニズム宣言スペシャル 沖縄論」小学館
[ BK1 | Amazon ] ISBN 4-09-389055-2, \1600
小学館 (2005.7)
通常24時間以内に発送します。
「わしズム」と「Comic 新現実」を併読している人ってどれぐらいいるのかなぁ,と考える。「自由民主」と「しんぶん赤旗」を併読している人に比べれば,多分,たくさんいるだろうとは思う。後者に当てはまる人は,恐らく,政治に興味を持つ研究者やジャーナリストが大半だろう。しかし前者に当てはまる人の多くは,どちらにも「面白い漫画」がたくさん載っているから買っているにすぎない,と,ワシは勝手に解釈しているのである。
これらの雑誌(というより形態としてはムックなのだが),どちらも編集責任者が強烈な個性と思想の持ち主が就いており,「わしズム」は小林よしりんが,「Comic 新現実」は大塚英志が仕切っている。更に,この二人は物凄く精力的に,しかも面白くて売れる作品を自分の雑誌のかなりのスペースを割いて掲載している,という点も恐ろしく似ている。そのため,どちらの雑誌も読み終わると物凄く疲れる。声がでかくてあたり構わず説教をかます教祖様に付き合っているよーな,それでいて話す内容は結構面白いのでつい聞いてしまう,そんな感じでこの二誌との付き合いを続けているのである。どちらも今年中に大幅なリニューアルを控えているようであるが,ワシは今後もお付き合いを続けさせて頂く予定でいる。やっぱり,脂の乗っている作家の活動は,見ていて飽きないもんねぇ。
本書はその片方の教祖様のご執筆された,ゴーマニズム宣言スペシャルの最新刊である。タイトル通り,米軍基地に多くの土地が占領されたままの沖縄について描いたもので,SAPIO紙の連載分(1章~17章)に書き下ろし(18, 19, 最終章)を加えて400ページを越える分厚い単行本になっている。反米愛国自主独立を熱く語る論調は相変わらずで,長年付き合っている読者としては繰り返しが過ぎて少々退屈に思える記述も多いが,沖縄取材のエピソードは結構笑える内容が織り込まれているし,書き下ろし分の,特に瀬長亀次郎についての伝記は感動的ですらある。
エンターテナー小林よしりん,未だ健在,どころかますます盛ん,なのである。
7/23(土) 掛川・?
歓迎会は久々に飲んだビール一杯にやられて最後はダウン。学生さんに心配されながらタクシーで帰宅。情けな~。普通逆だろ。全く面目ございません。
さっき目が覚めたら自分が異常にニンニク臭い。料理はうまかったんだけど,この匂いがなぁ。店には若い人ばっかりだったが,既に中年の加齢臭を気にする年齢の人間にはなかなか足を踏み入れる勇気は湧くまい。
も一回寝ます。
ただいま。本日のOpen Campusは盛況の上,涼しくて過ごしやすく,大変充実していた。こちらも張り切って「いらんことを一杯喋っ」(某T君談)てしまったようである。ま,この調子で2回目のOpen Campusも乗り切ろうぞ。
Open Campusの待ち時間の間,FC4-32bitでもNetPIPEベンチ・・・ん,ん,ん,64bitと同じ,Dead lockらしき遅延がチマチマと入る。むー,使い物になるんかい,これ・・・。yum updateしてもいっかいやってみっか。
明日は床屋に行って,論文資料のためのベンチマーク作り。休んでいる暇は無いぞ,と(でも疲れたら休んじゃうんだけど)。
おっ,東京地方で震度5の地震あり。こちらは・・・揺れたらしいが気が付かなかったぞ。
飯食って寝ます。