梅雨明け宣言が出た割にはハッキリしない天候。ヨワヨワな温帯低気圧が通過した影響らしい。太平洋高気圧が張り出した鯨の尾形に近い気圧配置なので,明日以降は晴れるかな。
社会人として,財布に一枚の紙幣も無く,小銭入れに10円一枚しか入っていないというのはいかがなものかと思う。給料日まであと一日。明日は自炊&弁当生活かなぁ。
Dual Coreマシン,FC4 32bit版,Windows XP 64bit ed.,32bit版XPをインストール。これで4種類のOSがインストールできたわけだが,MBRのGrubを潰してしまったので,LinuxはRescue CDからしかブートできない状態になる。必要なベンチマークは取ったので,ま,いいけどさ。
Win64は,Shopに送り返したマシンにインストールしたのと同じProduct IDを使ってしまったので,Activation出来なくなる。そこで初めて電話での登録作業となったのだが,面倒なことこの上ない。それでもコールセンターの人が親切に30分以上も付き合ってくれたおかげで無事Activation完了となる。大変だわ,この仕事。Product IDの確認時には,アルファベットを”DirectのD”, “CenterのC”,”ReturnのR”などと復唱されるのが面白かった。これ,米国本社のマニュアルそのままなんだろうな。
Mother BoardはASUSのP5WD2 Premiumを使ったのだが,これに添付のドライバCDはちゃんとWin64にも対応した優れもの。あたりまえっちゃ当たり前なんだけど,nVidiaの添付CDのドライバは32bit版だけ。Win64には標準で6600GTのドライバが入っていたので不自由は無いけど,何か変。あー,早くLinuxもそうならないかな・・・めんどくさ。
風呂入って寝ます。
7/18(月) 掛川・晴
ワシの予想大ハズレ。中国,近畿,東海,関東甲信地方で梅雨明け宣言(日経新聞)。うーん,いい天気である。今日の日中は出勤せず,寝室の掃除と万年床の布団乾し。二日がかりの自宅清掃作業終了。ああ,これでしばらくは綿ホコリから無縁でいられる。うれしや。
さて,来週の金・土は久々の東京出張である。いよいよEverio GZ-MC200を購入・・・と思っていたら,HDD内蔵型の新型が8月上旬に発売になるらしい。うーん,困った。ワシの用途だと,4~6GB程度のマイクロドライブでも十分な容量なのだが,どーせUSB2.0で繋がったスロットから転送することを考えると,内臓タイプでも転送時間は一緒。むしろ,容量に余裕があったほうが何度でもリテイクできるし,e-LearningやOpen Campusのデモに使うにはその方が良い。そんなに持ち歩いたりすることもないだろうし,内臓HDDが飛ぶ危険も少ないだろう。最低容量のGZ-MG40が狙い目だな・・・などと考え始めると踏ん切りがつかなくなってしまう。デジカメWatchの記事によれば,店頭予想価格は11万円前後,GZ-MG40のヨドバシ価格は9.98万,GZ-MC200が9.5万だから,大差ない。くわーっ,どうしよう,悩むなぁ。・・・まあ,まだ時間があるので,結論は先送りしよう。でも郵政民営化法案が参院で通過 or 否決されるまでには決着をつけるぞ。
7/17(日) 薄曇
何かハッキリしない天候である。暑いといえば暑いのだが,カーっと日光がさんさんと降り注ぐナツっ,という程ではない。個人的予測としては,今や加熱する経済を抱える中国大陸沿岸部に突っ込もうかという台風五号が弱まって普通の温帯性低気圧となり,青息吐息の梅雨前線に最後の檄を飛ばして日本列島に殴りこんで消え去った後,梅雨明け宣言となる,と思っているのだが,それまではこうしたハッキリしない天気が続くのであろう。まあ,過ごしやすくてよい。
昨日の続き,今日はいよいよDual Coreの本領発揮,POSIX Threadによる行列積の並列計算ベンチを行ってみる。・・・一日がこれで潰れてしまった。プログラムは以前から作ってあったのだが,手直しをしていたら結構面倒,思いの他時間が掛かってしまったのである。
こんな感じ↓で,三種類のマシンを同時並行でぶん回しながら計算する。
赤線で囲ったところはsizeof(データ型)で「アンタの基本データ型のサイズ(bytes)を教えてちょ」と,その値を表示している部分である。さて,どーれがPentium Dでしょーか。
しかし,今までは「32bit時代になってintもlongも同じ長さになってしまった」と教えていたのに,これからは「64bit 対応OSを入れたらsizeof(long) = 2*sizeof(int),そうでなければ同じサイズ」と教えねばならぬ。これが128bit時代(いつになるやら)になったら,どーなるんだ。long long型ができるのか,はたまたsize(long) = 4*sizeof(int)になるのか。
で,結果↓。上段がIEEE754 double,下段がMPFR 10進50桁相当。左が同じマシンにおける,Pthreadの性能向上率,右がXeonマシンに対する性能向上率である。
HyperThreadingは,こーゆー数値計算のようなCPU資源を競合しまくる処理には全く向いていないことがバレバレ。Dual Coreは予想通り性能を発揮しているが,性能向上率ではSMPマシンに追いついていない。それでも64bit化の寄与があって,Xeon Dualマシンに比べて1.4倍~2倍近い性能をたたき出している。
とゆーことで我がDual Coreマシンは,ワシがアカウントを持っているマシンの中ではめでたく最速の計算機ということが証明されました。拍手拍手~。
つーことで,某国立N大学M研究室の皆様,次期Clusterは是非,Dual Core + 64bit Opteron 4Way Node * 8 = 64ヘイレツっ!マシンを買ってくださいませ(ォイ)。
しかし,この最速マシンは現在,お亡くなりになってしまったのです。何故なら,それは,前日のお約束通り(って誰に向かっての約束だってば),nVidiaのおニュードライバを無理やり突っ込んでしまったからですっ(絶叫)。
で,改めてReadmeを読んでみたら・・・
Q. Why does X crash when starting on Fedora Core 4?
A. There are interaction problems with SELinux (enabled by default on Fedora Core 4) and the NVIDIA graphics driver. NVIDIA is investigating this, but it is recommended that you append the kernel boot option “selinux=0” to the kernel boot line in your grub.conf file. You must reinstall the NVIDIA driver after adding this option.
だって・・・何だそれ・・・そーゆーことは早く言ってくれ・・・ってちゃんと読まないワシが悪いのであった。
寝ます。
7/17(日) 掛川・?
昨日は予定通り,Dual Coreマシンと戯れた後,職場近くの公衆温泉で湯船に浸かって帰宅。
Fedora Core 4のx86-64版をインストールしてみたが,どーもGeForce6600GTが入っていると,インストール時にCore dumpしてしまうらしい。で,こちらのアドバイス通り,boot:プロンプトに無効な文字列を一度入力してエラーを出し,再度”linux text”とすると,あっさりインストール画面が表示される。がびーん,何だそれ。
しかし,Xは写らないのであった。一応nvidiaドライバはこのカードを認識しているらしいのだが,まともに対応できていないみたい。まあ,ワシの用途ではXなんていらないのだが,何のために大枚はたいて高いカードを買ったのかわからんのぅ。
で早速ベンチ。FC4にはgcc 4.0.0が入っており,gFortranのコンパイルにはmpfr(+gmp)が必須らしい(でもf95プログラム中で多倍長計算ができるかどうか不明)。チェックしてみたら,gmp 4.1.4とmpfr 2.1.0 or 1が入っているようだ。BNCpackのインストールの手間が省けてラッキ。
手製のbasebenchの結果は以下の通り。
以前Athlon64でベンチした結果と大差なさそう。Ratioの計算が違うので比較しづらいが。直しておこっと。
んじゃ,他の64bitマシンとの比べてどうか。MPFRのサイトにあったOpteron 2.0GHzで,mpfr-timings.cによる結果と比較してみる。
・・・うーん,Opteronマシン,いいなぁ。
こちらの記事をパラパラみるに,Xは最新のドライバ(IA32, AMD64/EM64T)で再度試してみる価値はあるみたい。しかし,昨年にはちゃんと対応していたはずなんだがなぁ。
小谷野敦「帰ってきたもてない男」ちくま新書
[ BK1 | Amazon ] ISBN 4-480-06246-7, \700
うーむ,他ならぬ小谷野先生の新刊であるから何を置いても買うのであるが,しかし,それにしても,この帯の文句は,書店の平積みの中でも目立つ。
いや,そんな,開き直られても・・・お気持ちは,同じく(いや,もっと,だな)もてない男であるワシには良く分かりますが,いちおう,世間体って奴も考えて,ねぇ・・・。と言いたくなってしまうぐらい絶好調の小谷野先生。×イチ経験は執筆活動の一助となったのかと,オスの負け犬としては舌打ちしたくなる程である。 前著を知らない,読んでいない人でも,「賢くない」「懲りない」人種である方にとっては身につまされつつも共感できところの多い本書は,結論において到達した一種の「悟り」によって感動的な作品になっているのだ。
世のもてない男どもよ,小谷野敦を手本とし,未だに負け犬のアガワサワコに振られ続けよ!