西日本から東海地方にかけての水不足は,ここ数日の大雨でほぼ解消されたようだ。昨年はボチボチ台風の便りが聞こえてきたようだが,今年はまだ日本に上陸するまでには至っていない。よろしいことである。
FITの原稿をでっち上げて一心地つく。明日からは心機一転,JSIAM向けの計算をせねば。
今度のSISTサロンに講演をお願いした先生からのお返事が一週間経っても頂けないので,その弟子筋の先生を突っついてみる。すると速攻でお返事が頂けた。ご協力ありがとうございます>M先生(リンク貼ったら匿名にならんがな)。
持つべきものは勤勉な弟子,である。ちなみに,SISTサロンは9/16(金)を予定。多分M先生付き(笑)。
おっと,こんなことを書いている間に,サミットが開催され,オリンピックが誘致できたばかりのロンドンが大変なことに・・・。テロの世紀,か。
ボチボチ寝ます。
7/5(火) 掛川・?
うがーっ,遅れに遅れて締め切りギリギリで講演予稿が上がった~。しかしこれでまだ安心は出来ないのであって,明日明後日までにFIT用の予稿を,来週金曜日までにJSIAMの予稿を仕上げなければならない。うーん,前者はともかく,後者は無理なようなら講演キャンセルだな。止むを得ない。
滞っているテキスト執筆も必死こいて今月中に仕上げなければならないし,あーもーやること山積み。どーもギリギリにならないとやる気が出ないんだな~。良くない癖であるが,三十路になってもこれであるから,たぶん一生付きまとうんだろうな。ちぇ。
もう風呂に入って寝て,明日朝に郵便局に速達を出しに行き,そのままFITの原稿書きモードに突入である。順調に行けばよいが,果てさてどーなることやら。
7/2(土) 掛川・曇
どんよりするばかりで一向に水が滴ってこない空の下,国立某N大のClusterマシンは一生懸命ワシの計算を行ってくれている。メモリリークはいい加減な関数呼び出しのせいで起こっていたらしく,きちんと型宣言してみたら全く問題なく1800次元のJacobi行列を計算している。よーし,本日中には何とか下書きはできるな。
以前,ワシを競り落とした方が,金額を吊り上げて再び落としてくれたようだ。
> この度、あなた様を女性会員にセリをさせて頂きました。
> その結果、聡美さんが142万円であなた様を落札致しましたが、
> あなた様の意思確認がとれていません。明日中にお返事が頂けなければ
> 無効となりますので最終通知致します。
うーむ,6万円から142万円か。リアリティが無さ過ぎるなぁ。もう少し「公正にセリってます」というニュアンスを出すべく,常識的(人身売買の常識ってあるのか?)な金額を,じわじわと上乗せしていって欲しいものである。
ともかく,今はSWoPPの原稿を上げるのに忙しいので,お返事を差し上げる暇は無い。あしからず。
6/30(木) 浜松->掛川・晴
この三日間,午前中は研究会,午後は職場でお仕事,夜は研究会,というハードな日程をこなした(禄に仕事してなかったくせに,という文句を言えるのはS大Y研の諸氏と,ドタキャンしなかった実行委員の方々のみである)。 本日も午前中で失礼しつつ,午後は実験を3コマ分こなした。
SWoPP用のコードのデバッグ(どーやら派手なメモリリークがあるみたい)をする気力が尽きたので寝ます。
竹宮惠子「平安情瑠璃物語」中公文庫
[ BK1 | Amazon ] ISBN 4-12-204528-2, \552
最近は教育者として熱心に学生さんを指導しているためか,読み応えのある長さの作品をめったに描かなくなってしまったK子たんであるが,幸い,旧作が次々と文庫化されている。本書もその一つで,ブライトシリーズだけでは飽き足らないワシのようなファンにとってはありがたい。
ワシは所謂24年組の熱心な読者ではない。少女マンガの入り口は70年代後半~80年代前半の「りぼん」だったので,最初の洗礼は乙女チック路線であり,有閑倶楽部開始前の一条ゆかりですら,ワシにとってはちょっと古めかしく感じられたのである。そんな人間であるから,いくら世評が高くても,絵柄が今風(当時の)ではないマンガを読む筈もなく,大島弓子は「サバタイム」で,K子たんは「紅にほふ」で,共に1990年代に入ってようやく初邂逅を遂げたのであった。
そんな遅まきながらのK子たんファンなので,「天馬の血族」以降の絵が一番好みである。ちょっと古めかしいが,それが土俗的な凄みを感じさせ,現実から遊離しない雰囲気を醸し出すのに成功しており,「吾妻鏡」や本書のような歴史物を描くには最適である。
それにしても,この物語の主題である主従関係の,なんとまぁ退廃的なことか。解説の村上知彦さんは「絵から発するオーラ」を感じたそうだが,ストーリーからもただならぬものを感じる。主人である廣信を抱く左中太は,性欲・愛欲に加えて,幼い頃に別れた母親の面影も主人に重ねている。人間の欲望を三つ巴にしているのだから,ものすごく重苦しい物語なのに,目が離せず一気読みしてしまった。
お気楽なボーイズラブに飽き足らない向きにはお勧めである。