11/20(土) 掛川->東京->掛川・曇

 ここんとこ日記の行進が止まっているが,それは研究環境がトラぶったりtDiaryに浮気したりバイパスで無体なトラックとカーチェイスをしたりしているからであって,とどのつまり,余裕がないのである。
 という訳で,これから更に余裕をなくすべく東京へ。これから年を越すまで出張三昧の日々になる。日記じゃなくって,月記になる可能性も無きにしも非ず。「ハナコ月記」並みの名作ならそれもよいが,大して内容のない日々を送っている凡人の日記はチマチマと更新し続けなくてはならない。そうでなければ名作どころか凡作にすらならない。それは分かっているものの,中々世の中世知辛くってねぇ(単にスケジュール管理能力がないだけとも言うが)。
 ではまた。

11/13(土) 掛川・晴

 入試業務たけなわの秋。
 とりあえず,基本的なベンチマークは取れたので,火・水で全データをまとめてしまう予定。木曜日には下書きが出来上がる見通しがついてきた。やれやれ。
 ベンチマークネタに,H先生のこれを参考に,さらに精度を上げた結果を出す。やっぱり桁数さえ無尽蔵に増やせば,みな単調に収束するってことなのかしらん?
krylov65536.jpg
 さて,今日はこれまで。明日は雑用一切合財を一気に片付けるぞっと。
 寝ます。

11/11(木) 掛川->名古屋->掛川・雨

 掛川も名古屋も雨。一日中,しとしとと秋の雨とお付き合いしていた。
 ・・・あー,食わず嫌い選手権の泉谷しげるがサイコーすぎて,ついキーボードを打つ手が止まってしまった。
 今日は,みかかから御接待をうけて,名古屋くんだりまで出かけたのである。みかかグループの総力を挙げた展示会で,広い体育館を貸切り,すべて自社ブースで埋め尽くしていた。これを名古屋と広島で開催するらしい。うーむ・・・。
 会場ではわしの職場担当の営業さんが付きっ切りで案内してくれる。どうもご苦労様でした。おなじグループとはいえ,バラエティに富んだ展示内容はなかなか楽しめた。
 帰りに,名古屋駅構内にあるSofmapでHappy Hacking Keyboardを購入する。職場のCluster Roomで使っている某社の省スペースキーボードが余りに使いづらいので,その代替として使おうと思ったのである。
 職場に戻って,Krylov部分空間法の並列化作業を行う。一時間ほど下らないミスに付き合った後,あっさり動作する。速い速いぞ。和田英一御大のご加護のおかげか。さすがHHKのタイピング感覚は素晴らしい。これでDelキーがBSキーを共有していなけりゃ最高なんだがな。
 ついでに,次年度学生実験のためにMesa 6.2をインストールして,OpenGLのデモを動かしてみる。あっさり動作する。あとはどういう資料を作るか,暇をみてちまちま試してみよう。Windows環境でもソース互換がちゃんと取れていることを確認するために,GLUT for Win32も試さないといかんしな。・・・って,あれ? MesaってWindowsでも使えるのね。そっちを先に試さないかんな。
 Windows Clusterのうち,一台のHDDがすっ飛んでしまったので,またぞろHDDを購入しなくてはならない。もう金もないので,ベンチマークを取るまではこのままでいこうかなぁと放置プレイを決め込む。
 咳は大分収まってきたが,たまーに,喘息かと思うぐらい集中してがほごほごほぜーほごほごほ,出る。昔から,一度風邪を引いてしまうと,咳だけが中々取れなかった。今回も長引きそうだなあ。
 はー,風呂に入ったので,ボチボチ寝ます。

11/10(水) 掛川・?

 一日中プログラムとにらめっこしていた気分。午前中は某プロジェクトの通信プログラムを途中まで実装し,夕方から別研究室の学生さんとロボットアームを組み合わせて動作させてみる。全く,実機が相手のプログラムは試行錯誤が多くて大変である。
 それだけに,思い通り動作すると面白いもんである。これであとは届いた制御コードのチェック(今のところcheck sum程度でとどめておく予定)をする部分を加えることで一通り完成となる。これは11/23あたりに一日かけて片付けることにしよう。
 いろんなお仕事が平行で進んでいるので,しみじみと落ち込んでいる暇がない。明日は名古屋で展示会見学。金曜日から日曜日にかけて,一気にKrylov部分空間法の並列コードを書き上げてベンチマークだ!
 ・・・と文面だけだと随分元気に見えるかもしれないが,ううがほげこごほ,咳は相変わらず止まらないし,今は偏頭痛も抱えており,バファリン様のご加護を願っているところである。
 ボチボチ寝ま,がほげほぜーはぜーはごほごほごほ,す。ごほごほ。

11/10(火) 掛川・晴

 げーん,投稿してた論文がRejectと相成った。まあ,ある程度は予想していたことではあったが,一番腹が立ったのは,(削除)の反応である。投稿前に「どうでしょう」と相談したときには,大丈夫でしょと太鼓判を押しておいて,今回Rejectされたことを告げたら即座に「当然でしょ」ときた。一応編集委員の意見では,アイディアは悪くないので再投稿するように言っていますと言うと,それは単なる社交辞令で,まともに取らないほうがいいとも言っていただいた。ダメ押しに,そんな学生実験みたいな書き方ではね,というお言葉も頂く。
 論文の書き方自体が功を焦って舌足らずだったのは確かだし,査読者の意見についても正しい判断かなとある程度は首肯するが,以前相談した時とは打って変わって手のひら返すが如くの反応で,これはちょっとびっくりした。ふーん,そっか,やっぱりこの人はこちらのやっていることはそういう風に見ていたんだと,腹は立ったが,納得した。まあ普段の言動からしてそうだろうとは思っていたけど,ね。あんまし真面目に意見を聞いてはいかんかったな。失礼しました。以後気をつけます。
 さて,腹を立ててばかりいても仕方がないので,冷静になって査読者二名の意見を読むと,どちらも大体同じことを指摘しているものの,片方は完全にreject,もう片方は,まあ直してくれば何とかなるのでは,というようなニュアンスである。確かに,論文の基本的なアイディアについては評価してくれているようなので,直せるだけ直して別の所へ再投稿することにする。ワシの大師匠も,あきれつつ賛意を示してくれたので(さすがに直情径行的なワシの扱いを心得ているだけある),早速手直しできるところを直して下書きを作成する。今月中に大修正をして,以前,MPIBNCpackの原稿を掲載してくれたところへ投稿する予定。うーむ,これでは以前の予定通り,HPCS2005も落っことされる可能性が出てきたな。一度あることは二度あるしな。しかしまあ,頑張るしかないぞ。
 げ,Fedora Core 3がもう出たのか・・・SELinuxもいづれは試さないといかんのだが,これを使わざるを得ないのかなあ。日本語の扱いは相変わらずUTF-8なんだろうし,ワシん所の実習用マシンにぶち込むにはちょっと危険すぎる。 CDは4枚組で,ダウンロードも一苦労である。
 さて,しばらく忙しかったので,今日はさっさと寝ることにする。頭も冷やさねばならんしな。寝る前にFC3をダウンロードする準備はしておこうっと。