8/4(水) 札幌 -> 掛川・腫

 静岡に戻ってみると,案外暑くない。またまた台風が四国に近づいている影響か,雨がさらっと降ったらしい。
 明日はオープンキャンパス2回目。怒濤のようなスケジュールも最後である。明後日は核戦争後の世界((c)岡田斗司夫)なので,気が抜けていることであろう。
 風呂入って寝ます。

8/1(日) 青森->札幌(予定)・晴

 青森に来てから体調がよい。自宅にいるよりも規則正しい生活をしているせいだろう。普段だらけた生活をしている独り者ならではのことである。
 土日を跨いで研究会を開催することが多くなってきた。余裕がないからだという意見もあるが,研究者とはいえ組織に属する人間なんだから,平日は極力,その組織で遂行される日常業務に励むべきである,というのは抗弁しづらい正論である。平日は怠りがちな家族サービスに勤めたい家族持ちには,休日の研究会においそれとは出席できないだろうが,その分,出るべき研究会を絞る必要がある。夏季休暇とか春期休暇に開催される研究会が大規模化しているのは,そーゆー事情も絡んでいるのだろうか。
 そう考えると,世の中,そんなに悪い方向には進んでいないような気もしてくる。ものの見方を柔軟にすると,精神状態は安定化するのであるなあ。おっ,相対主義も悪くないじゃない?
 帰宅は8/4(水)の予定です。台風が来なきゃいいけど・・・。

7/31(土) 青森・晴

 青森に来ている。トーホグに来れば少しは涼しいかと思ったらとんでもない,昨日より真夏日が続いている。今日も35℃を超えるという予報を聞き,早くもメゲる。
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 ねぶた祭りの準備が進んでいるようで,歩道のあちこちに足場が組んである。こちとらは前夜祭の直前に遁走する予定であるが,祭り当日はさぞかし暑い夏になるんだろうなあ。
 というわけで,講演終了。内容が大多数の方々と違うのでずいぶん浮いていたが,まあこういう存在もあっていいでしょ。こちらの勉強も兼ねて,当分の間は参加させて頂くことにしよう。
 それにしても暑かった。ここはほんとにトーホグか?札幌に移動できれば少しはマシになるのかなあ・・・いやなって欲しいぞ,全く。

7/24(土) 掛川・曇

 それなりに暑かったが,雲が太陽を隠している時間が長かったせいか,猛暑という程ではなかったな。第一回目のOpen Campusにいらした方々は,お疲れ様でした。今回は情報システム学科だけで15研究室が公開されていたから,全部お見せすることなぞ出来ず,ワシの所も10分程度の解説を3回行っただけで一日が終わってしまった。ちょっと物足りないので,解説用資料とビデオ画像をProducerでまとめてe-Learning教材まで作ってしまった。来年にはもっと見栄えするデモを作らねばいかんなあ。
 Open Campus終了後,細胞シミュレーションの資料を読み,数式をまとめる作業を行う。大まかな計算は8月一杯には終了させておかねば,10月のODE研究集会に間に合わぬので,下準備に着手したのである。
 一通りまとめ終わったところで,ふと,「数理モデルとのつき合い方」というタイトルを思いつく。ここでも取り上げた「やぶにらみ科学論」に,地球温暖化への疑問が呈せられていたこと,「力学系入門」にLotka-Volterraモデルの考察を行った章の最後に環境破壊への警告めいた文があるのを見つけたこと,有明海の生態系シミュレーションが応用数理に掲載されていたこと,そして近頃ワシのWeblogを通じて「沈黙の春」へのアクセスが急増したこと,これら全てが「ねばり強い懐疑的相対主義」によって関連付けられそうだというヒラメキがあったのである。ちょっと調べてササッとまとめてみるとする。出来なかったらすいません。