ふ~,先週土曜日に駿府中心部に引っ越して以来,今日まで固定回線が引けない状態。せいぜいTetheringして3G経由でチマチマTweetするぐらいだったのだが,本日ようやく回線工事。
アナログ回線を通しているチューブに光ファイバーをずるすると通して30分ぐらいの工事で無事開通。前のマンションではVDSLだったせいか,3つも機械が必要だったが,今回は黒いボックスが一つだけ。
通電していても全く音がしない。完全ファンレス仕様で,ルーターまで内蔵しているタイプ。WiFiもオプションで付けられるタイプのようだが,今回はなし。その代わり,auからタダで使わして貰っている(ということになるようだ)Home Spot Cubeで家庭内WiFiを運用することになる。
最近のNote PCはいざ知らず,スマホまでWiFiが入っているので,まぁ大概の用事はこれで事足りる。速度テストで測ってみると,WebArena Suite Pro 2の環境までは30Mbpsは出ているみたいなので,それ以上の速度が同一WiFi内で出ていれば問題ないわけだ。
つーことで,PlanexのGW-USNano2をデスクトップPCに据え付け。
最初,メーカー提供のWindows 7 x64ドライバを入れて,デスクトップの背面のUSBポートに取り付けたらえらく通信が不安定になる。Windows Updateかけて,前面に取り付け直してみたら安定して60Mbpsは出るようになった。
そもそもデフォルトではIEEE802.11bになっていて,それじゃ速度が出るはずなく,手動で11n有効にしたら安定した上に速度がぐんとアップ。これぐらいメーカードライバが信用できないものだとは思わなかった。まぁx64版だから,ということを差し引いても,ちと酷すぎないか?
研究ネタ一つ忘れてた。自分の疎行列ルーチンの検証のため,Intel Math KernelのSparse BLAS,CBLASで行列・ベクトル積の精度チェックをしてみたら,倍精度CBLASでえらく精度が悪い例が見つかる。
自作疎行列ルーチンとSparse BLASとの差違はゼロなのに,CBLASとSparse BLASとの差は最大3桁落ちる。確かにSSEx使うと精度が落ちるとは言われていたが,こんなに桁落ちする例が見つかると,丸め誤差に対してセンシティブなアルゴリズムの検証用としてはちと不安が募るな。もう少し計算例を出してみよう。
つーことで,安定した家庭内WiFiからテストも兼ねてこの無意味に長い記事のアップロードを終わらせるのである。
新婚生活開始という事を記念して,今週は「あまあま漫画」を取り揃えてみよう。なに,人生に置いてそんな時期はもう二度とないから心配する事はないのである。二度以上あるとすれば,二度目のあまあまの前に修羅場が待っているのであるからして,世の中うまくバランスが取れているのである。
神さんが帰ってくるので風呂入れなきゃぁ~。では。
4/8(日) 駿府・晴
つーことで,昨日掛川からアリさんに荷物を運んでもらって引っ越し完了。まぁ何とか必要最小限のものだけ出して一応生活できるようになった。ド田舎からいきなりCENOVA近くのこじゃれたエリアに来たので右も左もわからん状態。神さんが詳しいので,道案内はそちらにお任せ。何事も先達はあらまほしきことである。
にしても,やたらと京都の「一見さんお断り」っぽいおしゃれな小店がおおいなぁ。一番近いスーパーがCENOVA地下のしずてつストアっつーのも困る。コメを買いたい人はどうすりゃいいのか? 神さんと相談の結果,週末に駐車場のあるところまで遠征して買い出しすることに。都会は不自由であることよのう。
今日は静岡祭りとかで,中尾彬が徳川家康に扮して練り歩いた模様。おかげで散歩は人ごみにまみれて,田舎者には歩きづらくて困る。桜は見事であった。
駿府に越したからといって,職場が変わったわけじゃないので,明日からは新幹線通勤。交通費は半分自腹,車は必須なので,掛川駅の近くに駐車場を借りる。通勤時間は1時間以内だが,毎日通えるかどうか。帰宅がめんどくさくならないかどーか。戻ってこなければリコンだと言い渡されているので,仕事の密度を上げてガンガン研究の合間に事務処理をこなしつつ講義の準備と後始末をしなければ。そんなことが可能なのかしらん?
おまけに,今月中に論文一本投稿予定だし,ここのサーバもWebArena SuitePro V3に引っ越ししたいし。そんなことが可能なのかしらん?
よく分からないので寝ます。
4/1(日) 掛川->駿府->掛川・晴
4月になったというのに冬がぶり返してきたかのようなビシッと寒い朝。桜はボチボチ満開になりかけているというのに,まだ三寒四温の日々が続くのかしらん?
つーことで,新年度開始と同時に入籍。日曜日だが,最近は年度末となると土日開庁が普通らしい。ご苦労様な事である。
新しい戸籍が出来るまで一週間ほどかかるので,すぐに婚姻の証明書が欲しい場合にはこーゆー「受理証明書」なるものをくれるとのことなので,職場提出用に一部貰ってきたという次第。婚姻届を書いただけで「入籍なう」はちと違うよな。
転居と転入と同時に入籍と言うややこしい事になったので,公務員様にご指導を仰ぎながら書類記入。転入前の住所を書く必要があるかと思えば,入籍後の住所を書くべき所もあり,これは教えて貰いながらでないと訳が分からん。まぁしかし公務員様の対応も丁寧になったものである。
入籍後は新居のガス開通式だの照明取り付けだのウオッシュレット据え付けだのとドタバタ労働に従事する。この時期にしては寒いので,開通式のついでにガス屋さんにガスストーブの在庫があるかを確認して貰う事に。もっとも,届く頃には必要のない気温になっているような気がする。それもまた人生。
今までオール電化の暮らしに慣れていたので,またぞろガスに戻る生活ってのも新鮮で良い。暖房ならエアコンよりも断然ガス・化石燃料の効率がいいもんなぁ。
さて,今週末には引越を控えているが,荷造りが全然進まん。前回は一週間ほどの突貫作業で何とかしたようだが,さて今回はいかがか? 何とかなるのだろうか? いや何とかせねばならんのだが・・・何とかしよう。
何とかするために寝ます。
3/28(水) 琴平->掛川・晴
有馬温泉でのHPC研究会は何とか無事終わった。ついでに言っておくと,ワシのHPC運営委員会の任期もこれでおしまい。どーもお世話になりました・・・じゃなくて,お世話しました,かな?
さて,この内容をどーしようかな。今更日本語で書いてもしゃぁないし,なるべくならGWあたりで英語にまとめてどっか海外の雑誌に投稿したいが,さてどこがいいのか。少し背伸びしすぎかなぁ,というところに出してみるのも一興か。やってみようっと。
まぁしかし多倍長計算も随分ポピュラーになりましたわね。今まで手を出しかねてた人も,MPACKのおかげで使い出し始めたり。今のうちにガンガンやっておくと,後々ベース部分の改良版が活用できたりして,いい事づくめかも。さっさと成果を纏めて今年中にあと1,2本は論文(もちろん英語)書きたいなぁ。やりたい事が出来る体力と環境があるウチにやっておかないと,人生後悔するばっかりだからね。
ところで,ボツボツGPGPUしてみたいのだが,CUDAはまず青木先生のこれが定番で,OpenCLは改訂版が出たばっかりのこれでいいのかな。大体大づかみのイメージはつかめたが,やっぱり自分でコード書いて動かしてみないと,ワシみたいな鈍才は感覚掴めないのよ。ま,本格的には夏休みぐらいに取り掛かることになりそうだが,勉強はしておかないとなぁ。
つーことで,有馬温泉帰りに金比羅山を参詣。本殿にたどり着いたところで既にゼーハーもの。
本殿の向こうに奥社があるというので,いい機会だと登ってみたが,本殿以上に距離があるなんて・・・案内表示にはなかったぞ。
まぁそれでも,老骨にむち打って(大げさ)一番奥の社まで登る事が出来た。しかしそんな奥地でもちゃんとお守りとか売っているのね。商魂たくましい,さすが金比羅さん。
つーことで,明日以降の筋肉痛が怖いが,うどん県の讃岐うどん駅の名物を食し
青春18きっぷの旅を終えたのであった。さすがに疲れたので,岡山からは新幹線。文明の利器は流石快適,これで料金が安ければ・・・って,安くしたら高速化の意味ないわな。
明日は一日書類取りだの不動産屋回りだので潰れる予定。全くいつからこんなに賃貸住宅を借りるのにメンドクサイ手続きが必要になったんだか・・・ブツブツ。
ブツブツ言いながら寝ます。
研究集会開催における反省点
ここでも何度か報告している通り,先日研究集会の幹事となっていろいろお世話した訳だが,反省すべき点がいくつかあるので,忘れないうちに書き付けておく。
- 宿泊予約のとりまとめは気を遣うので,なるべく避けた方が良い。宿泊費が事前に聞いていた額と微妙に違っていたり,朝食代込みの価格かどうか確認し忘れたりという程度ならまだ言い訳も出来るが,宿泊者の漏れとか宿泊日程のズレが発生したりすると目も当てられない。これが心配で最終日までドキドキものだった。次回からはやらない方向で。支払いはチェックイン時に直接ホテルにしてもらうようにしたのは正解だった。
- 「最寄り駅から徒歩20分」という記述にチェックが入った。実際歩いてみたら30分以上かかったということらしい。今度からは「30歳以下の方は徒歩20分,それ以外の方は30分~無限大」と修正しておこう。
- お茶とお茶菓子のサービスが伝統として継承されていたので,今回もコーヒー・お茶に加えてうなぎパイを並べておいたのだが,人数の割りには消費が早く,買い置き分が二日目にはなくなりかけた。神さん推薦せんべいもあられもキレイになくなった。次回このサービスをしないと明言したら参加者がどの程度減るのか,興味深い。うなぎパイの人気ぶりは伊達ではないことも再確認。
- 懇親会は最初と最後に司会らしい事をしただけで,ずーっと放置プレイだった。もう少し参加者から挨拶をお願いするとかした方が良かったのかどうか。少なくともカラオケなどのバカ騒ぎを好む人種ではないので,盛り上げ方に悩む。つーか,盛り上げるべきものなのかも悩み中。
- インターネットサービス,モバイル環境がこれだけ普及した今でもすべきなのかどうか。一応Wi-Fiは提供したのだが,前回(ウチではなく別の大学)同様,小生御大のマシンだけが接続できなかった。きっと何かの呪(以下検閲削除)。
- 就職も決まって卒研発表も終わった4年生二人にお手伝いバイトをお願いしたのだが,これが精神衛生上大変よろしく,肉体的にも楽させて貰った。誰かがそばにいるといないのでは大分違うものである。人間孤独はいかんよな。
- 次回は三島親父の定年退官年度に開催となるようだが,何か趣向を用意すべきかどうか。パイ投げとか丑の刻参り等,何か晴れやかなイベントとなるいい案があったら教えて頂きたいものである。
何にしろ,こういう行事ってのはアカデミックメンバーとしての責務であるから,皆一度は経験しておくと良い。責任を背負ってこそ見えてくるものがある(エラソー)。