4/13(土) 駿府・晴

 桜満開の頃を過ぎると急激に気温が下がり,朝晩はコートが必要なほど。それでも日中は徐々に春めいてきており,次週は夏も近づく八十八夜を体感できるようである。花粉の飛散は最高潮に達しているようだが,それを除けばうららかな陽気を満喫できる季節になった。良きかな。

 つーことで,風疹の予防注射をしてきた。

静岡市から賜ったクーポン券で無料接種した証

 ワシは昭和44年生まれだが,この近辺の中高年男性は風疹の予防接種を受けておらず,感染するとたちどころに発症してはた迷惑なウィルス拡散生物と化してしまうとのことで,全国的に無料クーポン券を自治体が配布し,少しでも風疹の拡散を防ごうということになっているようだ。ワシについては,静岡市の第一弾クーポン対象者にはなっておらず,今年の後半あたりに送られてくる予定だったようだが,出張の機会が多いワシとしてはいてもたってもいられず,抗体検査の結果,抗体がないということが分かった時点で早々に予防接種を希望してきたのである。もう少し遅れるのかなと思ってたら,需要に生産が追い付いていないワクチンが届き,クーポンも今週半ばに届いたので,本日,近場の内科クリニックで注射を打ってもらったのである。風疹と麻疹の混合ワクチンだそうだが,まぁ目的が果たされれば何でもよろしい。副作用は10万人に一人ぐらい出るとのことで,担当医師から詳細を伺ったが,なったらなったであきらめるしかないし,それより風疹患者になるリスクの方がはるかに高いから,何の問題もないのである。ま,これで一安心。

 新学期が始まって,ハンコ押しマシン,決済処理マシンと化している。いろいろな情報が見られるのはメリットではあるが,知ったからといって何ができるっていうモンでもないことも理解できた。空き時間があれば会議が押し込まれるし,今週は特に会議やらメール処理やらで忙殺されつつ,refereesにボロカスに言われながらも通っちゃった三度目の正直である国際研究集会の最終原稿を金曜日までにsubmitしなければならず,あまつさえ,Python講義資料も作らなきゃならんという4重苦。昨日,PDFチェック済みの原稿を投稿し終えた時には心底ホッとした。講義資料も,とりあえず1週分はクリアしたから,明日までに残りの分を仕上げておしまいになる予定。これをベースに,今月中に「Python数値計算入門(仮)」第2章を完成させたいものである。Yさん,少々お待ち下さいまし。

 ・・・と,その前に昨年度,学内補助金貰った教育プロジェクトの報告を紀要原稿としてまとめねばならず,締切は次週末。つーことで,各週毎に原稿の締め切りがあるという充実しつつも,疲労困憊50歳の加齢臭をまき散らしながらの過酷な日々がGW前まで続くのである。今年中にあと2本ぐらいは論文投稿もしたいし,「多倍長数値計算入門」も初稿が出るから後期講義までには出てほしいし(他力本願),GW後の方が結構キツイかも。

 死なないように頑張りたいと思います。

3/23(土) 駿府・曇後晴

 寒の戻りとかで,肌寒い一日。ボチボチ静岡でもソメイヨシノの開花宣言が出るかなと思っていたが,ちょっと遅れそうである。明日は駿府城公園の基準木をもう一度見に行こう。

 「多倍長数値計算入門(仮)」,一週間遅れで何とか現担当・Fさんに送付。多重精度計算を何とか最終章に突っ込みたかったのだが,「初期誤差ゼロなら計算中の丸め誤差を消しながら精度維持します」っつー流儀と,「初期誤差は桁を伸ばして末尾に追いやって悪条件問題に対処します」っつー多倍長計算流儀では食い合わせが悪すぎて,あの方法,そのまんまじゃワシら多倍長屋の土台には載らないことが判明。やっぱ正規化過程が重要っつーことで,これはワシの今年の研究テーマにすることにして,書籍からは削除決定。これを決断するまで一週間浪費して,3月半ばには脱稿する予定が狂ってしまった。それでも金曜日には全部終わらせたので,あとは新担当の方とのやりとりだけになる・・・が,さてどーなるやら。まぁ,本来なら昨年には出ている予定がもう一年後ろ倒しになっちゃったからなぁ。ぽしゃらないことを祈るのみ。Webには予定稿を上げたので,プログラム整理してGW前には皆様にURL送りつけますのでよろしゅうに。Twitterにあげたこれとかとこれとか,他にも大量にあるので収拾つけるのが大変でねぇ。GitHubに上げる前に整理しとかんと訳が分からん。4月中は雑務の合間を見てチマチマやります。

 つーことで引き継ぎだの見学だのセレモニーだのに忙殺されそうな新年度前のこの時期,そろそろ腹くくって無能な上司役を勤めましょうぞ。桜田五輪相見ていると,人ごととは思えん今日この頃。

 今度こそPython3!,金曜までに教材用スクリプト作っておかんと間に合わん! やるぞ。

2/28(木) 駿府・雨のち曇

 ふへ~,ようやく「多倍長数値計算入門」(仮),書きたいことは全部書いていったん終了,Fさんに送付した。何分書きすぎたので(12月バージョンから+50ページ),索引とかサンプルプログラムの整理はまだ半ば。ページ数と内容の調整がついたところでざっと整理してお仕舞いにしたい。GNU MPやMPFRも殆ど打ち止めっぽいので,ちょうどいい機会かなぁと。

 つーことで,今後は「Python3数値計算入門」(仮)に取りかかる。基本,現状のテキストベースに,当初の予定通り,numpyscipyの機能を最大限使って究極的に楽をする作りになればいいなぁと。スクラッチから作るようにすれば理屈はよく理解できるのだけれど,車の再発明みたいなことばっかりやっているといかんせん時間が足りない。できるだけ応用的な問題を増やしたいのと,matplotlibを活用してお絵かきもサクサクやりたいのだがどこまでできるやら。3月中にプログラムは全部作って,1章分ぐらいは書上げたいところである。さて頑張りましょう。

 そーいやOffice2019が出たそうで,早速インストールしなきゃ。学生実験用のマシンも虫干ししなきゃならんし,OpenCLも手がけなきゃいかんし,次年度の引き継ぎが始まってワタワタしてきたしで,ゆっくり出張にも行けやしない。まぁ細切れ時間でチマチマ仕事していくしかないぁ。ゆるりと参りましょうぞ。

 寝ます。

GNU MPFR 4.0.2マニュアル日本語訳公開

 GNU MPFR 4.0.2が公開されたのに合わせて,Try MPFRの更新とともにマニュアルの日本語訳も公開した・・・つか,1日前からRC2版に基づいたものを公開済みであったりする。公開後真っ先に正式版をDLし,RC2とのdiffを取ってバージョン番号以外の更新がないこと確認したので,まごうことなき本家4.0.2マニュアルに基づく日本語訳になっている。

 本家ではDVIファイルも公開しているけど,まだ要るのあれ? まぁ欲しかったらTexinfoソースをPlain TeXでコンパイルして自分で作って下さい。ワシはやらん。

 以前の2.0.2から比べると,3.xをスキップしちゃった関係上,大幅な変更がなされており,結局,翻訳は頭からやり直した。GNU MP(GMP)に比べれば分量は少ないし,面倒なアルゴリズムの解説は別にあるので,楽と言えば楽なのであるが,今時,日本語に翻訳するメリットは,少なくとも翻訳者的には皆無なので,feasible rounding等のJIS規格には登場していない(多分)用語はかなり無理やり当て嵌めざるを得なかった。気に入らなかったら誰かやり直してつかぁさい。・・・ってことはGithub公開の方が良かったのかなぁ。まぁもう公開しちゃったし,今更変更するのも面倒なんでここはひとつご勘弁を。

 んで,今度はこれに基づいた関数一覧表を作らんといかんのだな・・・「多倍長数値計算入門(仮)」完成への道はまだ半ば。

12/23(日・祝) 駿府・曇時々雨

 曇りだが午後からは徐々に晴れ間が出るという予報であったが,昼飯を食いに出かけた後,結構は雨降りに。その後は確かに太陽が顔を出したので,タイミング他少しずれた程度で当たっていたということになる。さほど寒くもなく,さりとて暖かいわけでもない,ちょっと体に優しい冬という感じ。今週末には強い冬型になり,寒波がシベリアから降りてくるとのことなので,年の瀬はどこにも行かずに神さんのご実家と自宅との往復程度で済ませることにしよう。

 昨日は毎年恒例の大師匠の所へご挨拶。

毎回ご一緒にディナーを取っていた中華レストランが来年1月末で閉店とのこと。良いタイミングで訪問できて良かった。ワシがDr.取りしている時からご厄介になっていたので,かれこれ20年以上通っていたことになるし,大師匠に至ってはこちらに移り住んで以来のお付き合いのある愛着のある店であった。堅焼き焼きそばが普通に出てくる店ってそんなにないのよね。来年は別の店を探せねば。

 つーことで,30ページ書き足して「多倍長数値計算入門(仮)」Ver.0.1がやっと上がった。

書いてますという存在証明代わりの表紙画像 Ver.0.1

 材料は全部ぶち込んだので,これに書き足し書き足ししていけば来年3月までには完成することは間違いないが,ページ数が・・・まぁこれ一冊でGNU MPとMPFRとQDのC/C++プログラミングが完璧にできるという本にするならそんくらいは勘弁してもらわんといかんわな。つーかそうなるとAPIの一覧が載る付録の方が分厚くなりそう。それが不要なようにGNU MPMPFRQDもマニュアル翻訳してあるんだけどね。草稿は送ってあるので,この方向で完成校作っちゃっていいかどうか,お返事よろしく。>Fさん

 本日は冬のごちそう第2弾を食いに神さんとココイチへ。スープカレーを堪能した。

食う前の写真撮るの忘れたので完食記念写真

 スープカレーは特段冬の食い物ではないはずなのだが,発祥が札幌なので冬のイメージが強いせいでこの時期に出すようになった・・・と理解している。ワシはココイチのポークカレーベースに淫しているので,生半可な札幌発祥を謳う店のものよりココイチの方を愛する者である。来年もう一度食って冬じまいをしたいものである。

 世間は三連休と浮かれているが,土曜日は10月の台風休講の補講日だったし,明日月曜日は普通の講義日。そうでもしないと月曜日に15回の講義日を用意できんから仕方ないのであるけれど,さすがに国民の祝日を休まないのは非国民であるとの認識が浸透しつつあるのか,講義時間を90分から100分に延ばして講義回数を15回から14回に減らすという大学もポツポツ現れている。文科省がうるさく言うのは講義時間の確保であって回数ではないのだから,という理屈。

 教育は手抜きせずに手厚く学生をサポートせにゃならんし,研究活動やらんのなら講義も持たせられんというご時世だし,そのくせ書類はきっちり用意しておけというのだから,いろいろ工夫しなきゃならんというのは理解する。次年度以降の準備を今から考えておかんとなぁ。

 さて,明日からプログラミング三昧だ。ぷちめる時間は取れるかしらん? 結構面白い本が立て続けに出ているので,メモ程度でも書き残しておきたいからなぁ。

 本日はゆっくり過ごして寝ます。