10/6(日) 駿府・晴後曇

 10月超えてもまだ日中の気温が30℃を超える日が続く。台風は19号が発生し,次週の三連休には九州・沖縄近海に近づいてきて,その影響が出てくるという予報。最近は週末引きこもっているので,世間的な休日が荒れようがどうしようがどうでもいいが,収穫期に入った米などの農作物に被害が出るのは困る。全世界的に温暖化がじわじわ進んで16歳の少女まで大演説を国連でブッこく時代,ワシが死ぬまでにどんだけ強力なモンスター台風が発生するのか,楽しみでもあり,怖いようでもあり。せめて自宅リビングのガラスに保護シートでも貼らなきゃなぁとツラツラ思う。

 「多倍長精度数値計算」(森北出版),Amazonにページができてた。

 画像の背景のプログラムが本文で説明しているものと違うなどというツッコミは聞かなかったことにする。10月発売予定と言いまくっていたのだが,消費税増税前の駆け込み需要で印刷所が混んでおり,11月22日発売に遅延してしまったのは当方の不徳の致すところではないので謝らないよ。しかし8%に据え置かれた新聞じゃないので10%の消費税丸かぶりで¥4620っつーのは高いよなぁ。まぁGNU MPの一部とQDとMPFRとfloat128リファレンス込の,部数の見込めない本なので致し方ないところです。草稿送りつけた多倍長精度関係者には問答無用でお配りしたいところではありますが,何せ部数が部数なもので(って聞いてないけどせいぜいコミケ島角サークルの新刊ぐらいと想像),届かなかったらすいません。サポートページはすでに作ってあるんだけど,発売日と同時にリンク貼って公開予定。・・・しかしシンドかったので,MPACKの解説が欲しかったとか抜かすと丑の刻参りするぞコラ。無い物ねだりするより自分で書いてみてはと言っておく。ご本人の英語解説はこっちにあるので買うとよろしい。

 Pythonプログラム,ぼちぼち追加しつつあり,Autogradパッケージを使って遊んでみた。額縁ょ〜などというものの宿命で,あれこれ余計な事務作業と書類作業が無限に割り込んでくるので,Jacobi行列で遊ぶまでには至ってないけど,接線引きまくって元の関数をイメージするグラフを書くところまではたどり着いた。

 次は多段法・・・など言い出したら全然終わらないので,先に偏微分方程式の計算事例を2,3積み重ねてケリにしたい。10月いっぱいの予定,忘れてませんのでしばしお待ち下さい・・・って何度目だこの言い訳。

 さて,神さんから委託されている明日の朝ごはんの準備をしよう。

9/23(月・祝)京都→駿府・曇

 台風17号が,北九州をかすめて日本海に駆け抜けていったおかげで,京都は蒸し暑い空気が淀んだ嫌な気候になったものの,風が強いが雨は降らず,昨日から開催されていたODE-JP 2019は無事閉幕したのであった。来年も無事開催できると良いが,何せ人手と場所がねぇ。

ODE-JP2019@同志社大学今出川キャンパス

 さて,明日から本格的に後期が始まる。今週の目標は
・「多倍長精度数値計算」(「入門」が外れました)の最終推敲
・再査読レポート執筆
なんだけど,当然のことながらPythonスクリプトも書かねばならぬ。今の所,

とゆーよーなグラフは書いたりしているのであります。とりあえず,次年度向けテキストはなんとかなりそうなので,どこまでPython的な課題を盛り込めるかが勝負。ま,前期にそこそこスクリプトは揃ったので,何とかなるでしょ。

 ボツボツ,ブログもできる範囲でチマチマ書いていきまする。

 風呂入って寝ます。

6/15(土) 駿府・雨

 肌寒い一日。山松ゆうきちのマンガの擬音「ざかざんざかざん」という感じの強めの雨が散発的に続く梅雨らしい一日。今年は冷夏になるという予測も出ているようだが,さてどうなるかな。

 ARITH26で短い講演とポスターセッションをこなしてきた。論文は後で公開されるみたい。

ARITH26の看板
ワシのポスター(プレゼン10分の後にQ&A代わりのポスターセッションがあったのだ)

 日本人が少ないのかと思っていたら,参加者数としてはフランス人19人に続いて15人と,そこそこ来ていた模様。Arbの作者の講演がBest Paper Awardを取っていたが,まぁ圧倒されるよなぁ。才能と体力と勢いがあることを知らしめるのものであった。ワシも慌てて今までの仕事をまとめておくことにしようと決意させられた。

 しかし捨てる神あれば拾う神ありで,昨年プレゼンした内容をRejectされて腐っていたら,今回採択されたりするので,何事もやっておくものであると思った次第。「多倍長精度数値計算入門(仮)」の最終章の予定になっていたものの,Rejectされて削除しようとしていたら,このタイミングで出版社から「ページ数的に問題ないので予定通り書いて下さい」という依頼が来たので,まぁ採択された内容ではあるし,結構ブラッシュアップしたし,大師匠へのご恩返しという意味もあるので,「やっぱり書きます」とお返事しておいた。この先,日本語で査読論文書くつもりもないので,丁寧な解説を書き下ろすつもりで頑張りますです。来週にはゲラが届くそうなので,7月中旬ぐらいまでは校正作業に集中せんとなぁ。Python原稿はそれから頑張りますので見捨てないで下さいまし。

 MPFRのメイン開発者の一人が,マルチコンポーネント型の多倍長複素数演算の基礎固めをやっていたのも印象深かったな。どうやら多倍長FFTみたいなものを作るようで,MPCより軽くしたいらしい。なんかワシの予定にかぶりそうな予感がするので,こちらも進めておかんとなぁ。できれば9月下旬にはお披露目したいところ。

 三日間の京都出張は刺激的だった。あいにく数値解析シンポジウムは行けなかったが,行かずに正解,帰ってきたらガックリ疲れたから,掛け持ちしてたら間違いなく死んでた。体力落ちたことを実感。つーことで直前まで迷って失礼しました。>F先生

 次は7月下旬の北見,9月上旬の東京,9月下旬の京都。これ以外はどこにも行かないようにしたい。何せ,今回の出張で,額縁ょ~が不在だと周囲への迷惑の掛けっぷりが半端ないことが判明したからだ。つーても,Academic Career終了して良いわけでもないので,無理のない範囲で出掛けていきたい。

 明日は「上がっちゃった研究者問題」について書きたいけどどうなるやら。

 寝ます。

4/21(日) 駿府・晴後曇

 夏も近づく八十八夜がすぐそこに迫っている。日中の気温は20度を超えることも珍しくなくなり,朝晩もコートが不要になった。ってことは,戦後日本初の十連休を過ぎた辺りでジメジメベトベトな毎日がやってくることになるわけで,それが終わると灼熱の日々が待っている。ハンコ押しをこなしているうちに夏になりそうな予感。

 今年1月に頼んだSIAMの本が,クレームを送ってようやく届いた。なんとなく,○○まで届いて消えちゃった感じがあるんだけど,真相は藪の中。届いていないモノは届いていないわけで,「とっとと届けて,届かないなら返金して」と催促したら返事があった後,最速便で三日で届いた。

G.Strang, “Linear Algebra and Learning from Data”, SIAM

 Strangの本って,理論も概説もコンパクトにまとまっているんだけど,ワシみたいなバカにはスンナリ染みこんでこないんだよなぁ。機械学習とDeep Learningの解説は参考にしつつ,ワシなりのモノにしていかないと。

 先週は予定通り学内教育プロジェクトの報告書がてらの紀要原稿を上げ,明日の新入生向けガイダンス(何度目だ)で使う資料を,前任者制作物に手を加えて仕上げて印刷し,6/9~11に開催されるIEEE国際研究集会に参加申し込みし($480!高ぇ),Python数値計算入門資料をちょろっと整えた。丸めモード変更手続きについてはイロイロ調べた結果,こういう風にすればよさげなことが分かった。

 さて,今週中に「Python数値計算入門(仮)」第2章を上げなければ。上げてGWはのんびりテキストのネタを構築するのだ。

4/13(土) 駿府・晴

 桜満開の頃を過ぎると急激に気温が下がり,朝晩はコートが必要なほど。それでも日中は徐々に春めいてきており,次週は夏も近づく八十八夜を体感できるようである。花粉の飛散は最高潮に達しているようだが,それを除けばうららかな陽気を満喫できる季節になった。良きかな。

 つーことで,風疹の予防注射をしてきた。

静岡市から賜ったクーポン券で無料接種した証

 ワシは昭和44年生まれだが,この近辺の中高年男性は風疹の予防接種を受けておらず,感染するとたちどころに発症してはた迷惑なウィルス拡散生物と化してしまうとのことで,全国的に無料クーポン券を自治体が配布し,少しでも風疹の拡散を防ごうということになっているようだ。ワシについては,静岡市の第一弾クーポン対象者にはなっておらず,今年の後半あたりに送られてくる予定だったようだが,出張の機会が多いワシとしてはいてもたってもいられず,抗体検査の結果,抗体がないということが分かった時点で早々に予防接種を希望してきたのである。もう少し遅れるのかなと思ってたら,需要に生産が追い付いていないワクチンが届き,クーポンも今週半ばに届いたので,本日,近場の内科クリニックで注射を打ってもらったのである。風疹と麻疹の混合ワクチンだそうだが,まぁ目的が果たされれば何でもよろしい。副作用は10万人に一人ぐらい出るとのことで,担当医師から詳細を伺ったが,なったらなったであきらめるしかないし,それより風疹患者になるリスクの方がはるかに高いから,何の問題もないのである。ま,これで一安心。

 新学期が始まって,ハンコ押しマシン,決済処理マシンと化している。いろいろな情報が見られるのはメリットではあるが,知ったからといって何ができるっていうモンでもないことも理解できた。空き時間があれば会議が押し込まれるし,今週は特に会議やらメール処理やらで忙殺されつつ,refereesにボロカスに言われながらも通っちゃった三度目の正直である国際研究集会の最終原稿を金曜日までにsubmitしなければならず,あまつさえ,Python講義資料も作らなきゃならんという4重苦。昨日,PDFチェック済みの原稿を投稿し終えた時には心底ホッとした。講義資料も,とりあえず1週分はクリアしたから,明日までに残りの分を仕上げておしまいになる予定。これをベースに,今月中に「Python数値計算入門(仮)」第2章を完成させたいものである。Yさん,少々お待ち下さいまし。

 ・・・と,その前に昨年度,学内補助金貰った教育プロジェクトの報告を紀要原稿としてまとめねばならず,締切は次週末。つーことで,各週毎に原稿の締め切りがあるという充実しつつも,疲労困憊50歳の加齢臭をまき散らしながらの過酷な日々がGW前まで続くのである。今年中にあと2本ぐらいは論文投稿もしたいし,「多倍長数値計算入門」も初稿が出るから後期講義までには出てほしいし(他力本願),GW後の方が結構キツイかも。

 死なないように頑張りたいと思います。