3/23(土) 駿府・曇後晴

 寒の戻りとかで,肌寒い一日。ボチボチ静岡でもソメイヨシノの開花宣言が出るかなと思っていたが,ちょっと遅れそうである。明日は駿府城公園の基準木をもう一度見に行こう。

 「多倍長数値計算入門(仮)」,一週間遅れで何とか現担当・Fさんに送付。多重精度計算を何とか最終章に突っ込みたかったのだが,「初期誤差ゼロなら計算中の丸め誤差を消しながら精度維持します」っつー流儀と,「初期誤差は桁を伸ばして末尾に追いやって悪条件問題に対処します」っつー多倍長計算流儀では食い合わせが悪すぎて,あの方法,そのまんまじゃワシら多倍長屋の土台には載らないことが判明。やっぱ正規化過程が重要っつーことで,これはワシの今年の研究テーマにすることにして,書籍からは削除決定。これを決断するまで一週間浪費して,3月半ばには脱稿する予定が狂ってしまった。それでも金曜日には全部終わらせたので,あとは新担当の方とのやりとりだけになる・・・が,さてどーなるやら。まぁ,本来なら昨年には出ている予定がもう一年後ろ倒しになっちゃったからなぁ。ぽしゃらないことを祈るのみ。Webには予定稿を上げたので,プログラム整理してGW前には皆様にURL送りつけますのでよろしゅうに。Twitterにあげたこれとかとこれとか,他にも大量にあるので収拾つけるのが大変でねぇ。GitHubに上げる前に整理しとかんと訳が分からん。4月中は雑務の合間を見てチマチマやります。

 つーことで引き継ぎだの見学だのセレモニーだのに忙殺されそうな新年度前のこの時期,そろそろ腹くくって無能な上司役を勤めましょうぞ。桜田五輪相見ていると,人ごととは思えん今日この頃。

 今度こそPython3!,金曜までに教材用スクリプト作っておかんと間に合わん! やるぞ。

3/9(日) 駿府・晴

 ここんとこ気温が急上昇,朝晩はまだ薄手のヒートテックと上っ張りがが必要だが,日中は室内に居る限り暖かい,どころかちっと暑いぐらい。早咲きの桜はほぼ満開なので,真打ちソメイヨシノの開花も近そうである。入学式には散り始めて残っているかどうか。

 つーことで春めいてくると新年度の始まりが刻一刻と近づいてくるわけで,日曜日のサザエさん症候群ならぬ,教員特有の桜症候群という鬱症状が出てくるのである。最もワシは鬱などと言っていられず,「多倍長数値計算入門(仮)」の最終版仕上げと,「Python数値計算入門(仮)」のプログラムネタの仕込みにかかりきり・・・といきたいところだが,次年度のメンドクサイ引き継ぎ事項があれこれ挿入されて,合間合間に執筆&プログラミングに勤しむ次第。新年度が始まるとこれがさらに加速されそうである。ちなみに前者について4月以降,お知り合いとこちらが勝手に認定した方々に「内容チェックして~」メールが行きますので,お気が向いたら眺めて下さいまし。

 そーいや,先日,のこのこ某学会の研究集会に参加したら,某・元帝大教授の先生が60代で亡くなられていたことを知った。正直言って近寄りたくない帝大エリート臭プンプンと評判の方だったので,直接言葉を交わしたことはなかったのだが,一つだけ感心していたのは,弟子筋の超優秀な若手を抜擢して教授に昇進させ,自身は早々に定年前に身を引いて私立大学に席を移していたことである。

 吉田豪の名言に「自分に自信がある奴はチンコがデカい」というものがある。チンコでも漫湖(あえて誤字)でも研究の才能でもいいんだけど,自身の存在価値をがっちり固定させる何かがあれば,人間どっしり構えていられるという世間知を表現している訳だが,エリート臭プンプンってのは,その点自信がなく,逆にコンプレックスに対する防御反応であるとも言える(ので,たまに突っつくと面白い)。この元帝大教授の先生は,なるほど批評眼はあるし理解力は凄いけれど,論文を量産する才能には欠けていたようで,弟子との連名で書かれたものを読む限り,あんまし内容に貢献したとは正直思えず,はっきり言って,才能ある弟子にぶら下がっていた感がある。もちろん研究室主宰として,それは普通にあることだし,若手の優秀さを引っ張り出してきた手腕こそ,大学という組織内では求められる能力である。が,やっぱり研究者一個人としての能力にはコンプレックスがあったのかなぁと勝手に想像しているのだが,それ故に,自分の席をかなり早い時期に後進に譲ったのは見事な引き際だったと,ワシは感心しているのである。

 次年度鬱と言えば,うっかり情報処理学会ACS論文誌の編集委員を次年度から引き受けることになりました。誰だか存じませんが,ワシを推薦した方がいらっしゃったようで,一言言ってほしいよなぁと思わんでもありませんが,Journal編集委員退任後の最期のご奉公だと思って勤めますよん。だから投稿して下さい!よろしく!

 つーことをつらつら考えながら,原稿を書く今日この頃であります。

2/28(木) 駿府・雨のち曇

 ふへ~,ようやく「多倍長数値計算入門」(仮),書きたいことは全部書いていったん終了,Fさんに送付した。何分書きすぎたので(12月バージョンから+50ページ),索引とかサンプルプログラムの整理はまだ半ば。ページ数と内容の調整がついたところでざっと整理してお仕舞いにしたい。GNU MPやMPFRも殆ど打ち止めっぽいので,ちょうどいい機会かなぁと。

 つーことで,今後は「Python3数値計算入門」(仮)に取りかかる。基本,現状のテキストベースに,当初の予定通り,numpyscipyの機能を最大限使って究極的に楽をする作りになればいいなぁと。スクラッチから作るようにすれば理屈はよく理解できるのだけれど,車の再発明みたいなことばっかりやっているといかんせん時間が足りない。できるだけ応用的な問題を増やしたいのと,matplotlibを活用してお絵かきもサクサクやりたいのだがどこまでできるやら。3月中にプログラムは全部作って,1章分ぐらいは書上げたいところである。さて頑張りましょう。

 そーいやOffice2019が出たそうで,早速インストールしなきゃ。学生実験用のマシンも虫干ししなきゃならんし,OpenCLも手がけなきゃいかんし,次年度の引き継ぎが始まってワタワタしてきたしで,ゆっくり出張にも行けやしない。まぁ細切れ時間でチマチマ仕事していくしかないぁ。ゆるりと参りましょうぞ。

 寝ます。

2/1 (土) 駿府・晴

 インフルエンザが学校や老人会議施設で猛威を振るう昨今,陰謀論が好きな人は是非とも笑えるネタを投下していただきたいと願う今日この頃,富士山の静岡側では雪が少なくて山梨側は真っ白な頂上が拝めるとのこと,おかげで乾燥が進んでインフル猛威に繋がっていることを考えると,「冬の富士山で分かる日本人の健康」みたいな本も書けそうである。

 今週はMATLABとExcelでお絵かきし,Pythonに終わった。

 Pythonについては,依頼されたこともあって,SciPyで数値計算をする本を書くことになりそうなんだけど,既に類書がいくつかあるので,ワシのテキストをPythonで実行する,という体裁にしようかと。年寄りが書くので,どうしてもCっぽいもっさりしたコードになりそうだけど,楽しく計算できてmatplotlibでお絵かきもできるというものになればなぁと夢想。Juliaも提案されたけど,それはオーソリティが既におられるし,今のところ使う気分ではないので,Deep Learningにも繋げられるPython3と戯れたいなと。

 ・・・ってな逃避してないで,多倍長計算の方を仕上げねば。今月の目標それ。つーことで,今月は頑張ろうっと。

12/23(日・祝) 駿府・曇時々雨

 曇りだが午後からは徐々に晴れ間が出るという予報であったが,昼飯を食いに出かけた後,結構は雨降りに。その後は確かに太陽が顔を出したので,タイミング他少しずれた程度で当たっていたということになる。さほど寒くもなく,さりとて暖かいわけでもない,ちょっと体に優しい冬という感じ。今週末には強い冬型になり,寒波がシベリアから降りてくるとのことなので,年の瀬はどこにも行かずに神さんのご実家と自宅との往復程度で済ませることにしよう。

 昨日は毎年恒例の大師匠の所へご挨拶。

毎回ご一緒にディナーを取っていた中華レストランが来年1月末で閉店とのこと。良いタイミングで訪問できて良かった。ワシがDr.取りしている時からご厄介になっていたので,かれこれ20年以上通っていたことになるし,大師匠に至ってはこちらに移り住んで以来のお付き合いのある愛着のある店であった。堅焼き焼きそばが普通に出てくる店ってそんなにないのよね。来年は別の店を探せねば。

 つーことで,30ページ書き足して「多倍長数値計算入門(仮)」Ver.0.1がやっと上がった。

書いてますという存在証明代わりの表紙画像 Ver.0.1

 材料は全部ぶち込んだので,これに書き足し書き足ししていけば来年3月までには完成することは間違いないが,ページ数が・・・まぁこれ一冊でGNU MPとMPFRとQDのC/C++プログラミングが完璧にできるという本にするならそんくらいは勘弁してもらわんといかんわな。つーかそうなるとAPIの一覧が載る付録の方が分厚くなりそう。それが不要なようにGNU MPMPFRQDもマニュアル翻訳してあるんだけどね。草稿は送ってあるので,この方向で完成校作っちゃっていいかどうか,お返事よろしく。>Fさん

 本日は冬のごちそう第2弾を食いに神さんとココイチへ。スープカレーを堪能した。

食う前の写真撮るの忘れたので完食記念写真

 スープカレーは特段冬の食い物ではないはずなのだが,発祥が札幌なので冬のイメージが強いせいでこの時期に出すようになった・・・と理解している。ワシはココイチのポークカレーベースに淫しているので,生半可な札幌発祥を謳う店のものよりココイチの方を愛する者である。来年もう一度食って冬じまいをしたいものである。

 世間は三連休と浮かれているが,土曜日は10月の台風休講の補講日だったし,明日月曜日は普通の講義日。そうでもしないと月曜日に15回の講義日を用意できんから仕方ないのであるけれど,さすがに国民の祝日を休まないのは非国民であるとの認識が浸透しつつあるのか,講義時間を90分から100分に延ばして講義回数を15回から14回に減らすという大学もポツポツ現れている。文科省がうるさく言うのは講義時間の確保であって回数ではないのだから,という理屈。

 教育は手抜きせずに手厚く学生をサポートせにゃならんし,研究活動やらんのなら講義も持たせられんというご時世だし,そのくせ書類はきっちり用意しておけというのだから,いろいろ工夫しなきゃならんというのは理解する。次年度以降の準備を今から考えておかんとなぁ。

 さて,明日からプログラミング三昧だ。ぷちめる時間は取れるかしらん? 結構面白い本が立て続けに出ているので,メモ程度でも書き残しておきたいからなぁ。

 本日はゆっくり過ごして寝ます。