11/27(日) 駿府・晴

 本日は晴天なり。富士山も冬の定常状態になってきた。山頂に冠雪していない富士山は富士山ではないのである。にしても毎年毎年寒くなる時期が遅くなっていて,朝晩に薄手のヒートテックを下半身防護のために着用し,20年来のコロンボコートを羽織る程度で済んでいるというのだから,ほんとに11月下旬か? 師走は走らねばいかんというのにこの陽気では汗だくになるではないか。

2022年11月27日(日)駿府から富士山を望む

 つーことで,12月以降に走る予定を固いblogページに書き出してみた。リスト見ただけで死にそうである。それもこれも院生さんがいるせいであり,科研費最終年度であるからであり,コロナ禍でやたらめったらリモート国際研究集会に参加しまくったせいである。額縁ょ〜やりながらこのハイペース,少しは褒めてもらいたいものである。実際,論文書きまくれる時期というものがあり,この機会を除くと今後はせいぜい1年間に査読付き研究集会に1〜2件,口頭発表2〜3件といった感じになるであろう。つか,自分ではそれでも上出来,何せほとんど単著なんだし,五十路半ばになる身としてはこの程度で勘弁してほしいものである。ま,単著でも一流ジャーナル5件とかいうバケモンもおられますが,手塚治虫と単行本出すのも大変な4コマ漫画家と比較するよーなモンなので土台無茶というものである。ま,せいぜい頑張ります〜。

 せっかくサーバ移転してOS新してWordPressも順調に自動アップデートされる様になったというのにここの更新がせいぜい月一になっちゃったのは額縁ょ〜になっちゃったせいで色々愚痴ると(以下バッサリ削除)。ま,次年度からは額縁ょ〜ではなくなるので,清々しますけど,純粋だったあの頃には戻れないのよ〜返して私の清純な下っ端根性〜,らら〜。でもまぁ後腐れがなくなったあたりでバリバリ思い出話を描きまくりますかねぇ。あと10年後かしら〜。忘れてるわな。

 つーことで,今週半ばには久々の飛行機搭乗遠征。沖縄お泊まりの旅でどうなりますことやら。自分で発表しなくていいというのは気楽な様でいてちょっとハラハラもするよのね。ま,色々コメント頂いて・・・と思っていたらいきなりのトップバッターでこんなの誰も聞いてないじゃないのよ〜。ソーキそばとかチャンプルーかっくらってせいぜい楽しんでくるとしますか。コロナになっちゃったらここには書けないので色々察して下さいまし。一応,4回目接種は済ませて3週間以上経つので,最善は尽くしたわけだし。

 つーことで,次の更新は年末かしらねぇ。大御所の著作もあるし,深層学習本とかWeb本も目を通したし,傑作漫画も多数あったし,あれこれ報告したいけど,はてさて,目の回るお仕事予定の目処が立てばお気楽に書けそうなんだけど,どーなりますやら。乞うご期待。

9/25(日) 駿府・晴

台風一過のピーカン晴れ。朝方は少し曇っていたが、午前中にはすっかり青空が広がっていた。台風14号、勢力はさほど強く無かったが、猛烈な雨を静岡県内にもたらし、9月の平均雨量の1.4倍もの豪雨を1日で伊豆・駿州・遠州にもたらしたモンだから県内のあちこちで土砂崩れやら洪水やらが頻発。送電線を支える山が崩れて静岡市中心部は昨日午前2時から停電。復旧まで十二時間を要した。経緯は以下のTweetの通りである。

静岡市停電による影響を愚痴った一連のTweet

幸い、マンションの非常用電源が唸りを上げて必要最小限の電力を供給してくれたおかげで、水道とエレベーター一機は使用でき、トイレが使えたのはありがたかったな。武蔵小杉のタワマンや福島第1原発みたいに非常用電源のある地下室に水が流れ込んで来なかったのは不幸中の幸いであった。

つーことで、本日は電気のありがたさを噛み締めながら、清水区の神さんの実家にミネラルウォーターを箱買いして運び込むことになったのである。清水区は伝統的に興津川から上水道を引いており、そこに流木やら岩石が雪崩れ込んで全区で断水になったとのこと。これも幸いなことに、神さんの実家の地区は少量ながらも水道が使えており、シャワーも使えたし洗濯もできたとのこと。それでも明日は清水区の小中学校は休校だそうで、まぁ無理もない。神さんは明日の会社がどうなってるか心配しておるが、行ってみるまでは様子が分からんわな。

ワシは明日は神戸出張だが、新幹線は昨日には復旧してたし、本日も平常運転のようなので、まあ大丈夫であろう。せいぜい富嶽の近くてくっちゃべってくるつもり。見学ツアーでもあるモンだとばっかり思って申し込んだのに何にもないんだもんな〜。つまらんっ、お前の話はつまらんっ!と言われんようにせいぜい頑張ろう。

水道と電気が使えるありがたさを噛み締めながら風呂入って寝ます。

9/8(木) 駿府→袋井→札幌・雨後曇

 台風11号が沖縄あたりで迷走し始めた時には慌てたが,一足先に日本海を駆け抜けて温帯低気圧になってくれたのは幸い。おかげで丸々二年ぶりの公共交通機関を使った出張が無事敢行できた。次の台風12号が来るのは駿府に戻ってからのようで,よほどの天変地異がなければ12日には駿府に戻れるはず。天気の神様偉い。

 コロナウイルスワクチン3回目接種が進んだところで行動制限をかけることはしないと政府は最初から決め込んでいたらしく,第7波が7月下旬から8月にかけて襲ってきたところで「各自治体は頑張ってね」モード。できれば9月から始まるオミクロン株対応のワクチン接種が進んでから代替的にGoToキャンペーンを張りたいんだろうけど,それ以前に,もう感染したところで後遺症は残っても死にはしない病気になった以上は「自助努力で頑張れ」,それより社会を正常化して経済回さにゃいかんというのが全日本国民の願いとばかりに「何もしない」という意思が固いことはよく分かった。ま,結果的に,コロナウイルス感染のカジュアル化が進展しつつあり,欧米各国より一足遅かったけど和流の「Withコロナ」生活が絶賛定着中。今年は別々にやるけど,来年からはインフルエンザ・コロナウイルス向けの混合ワクチンが出回り,年1回の予防接種に組み込まれるんだろうな。何にせよ,「コロナ禍」というムードは薄れつつある。

 ということで丸々2年ぶりですよあーた,飛行機乗ったの。当初は張り切って対面正常化モードの〇SIAM年会を北海道でやりますよと宣言したのもつかの間,第7波が来た途端に腰砕けで完全オンラインで実施となったものの,あまりの弱腰に参加予定者からのクレームが来たせいなのか,「会場は確保しておくから来たければ来れば?何の用意もしてないけど」というセミハイブリッド形式で実施と相成った。講演は全部Zoomでやるけど会場があるならまぁ出かけるかと,2年ぶりにうきうきと富士山静岡空港からANA便で新千歳空港に向かっており,現在はWiFiが外と繋がらない環境で無聊を慰めつつ日記の下書きを書いている訳である。あ,でもやっぱり新しい職場のWindows 11マシン環境は使いやすくていいな。Dynabookだし。前年までのF通のは,軽いのはいいとしてキーボードの感触がイマイチなのと,スリープ後の復帰でトラブることがままあってちょっと嫌ンなっていたのだが,特注でSSD 512GBにしてもらったDynabook Portage 30XLは,打ちやすいキーボードの感覚やタイピングの応答性が抜群である。その点F通は(以下略)。まぁ感性の違いではあるのだけれど。

 おっと,あと45分で新千歳到着という時にようやっと機内サービスとWiFi接続ができたぞ。以降はWordPressで続きを書こう。

 ・・・ということでここからはさくらインターネットに移行してご機嫌なNew MinervaのWordPressからお伝えしております。

 それにつけても,情報処理学会HPC研究会の,「意地でも対面メインで研究集会はやるんですよ」的姿勢は強いよな。9月下旬の第186回目は理研@神戸でやるんだが,第7波襲来におびえた訳でもなかろうが,2日分の講演数に達せず1日に詰め込んで実施することになったが故に(?),「講演者は全員現地集合,聴講者はリモート参加も可」という直接参加者優先のハイブリッド形式になった。前回185回目は講演者・参加者とも現地参加かリモート参加を選べたのだが,ワシ以外の大部分の講演者は直接参加しちゃったことを受けてのことなのかぁと想像。何にせよ,ワシも含めて皆さんどっか出かけたくてしゃーないのですよ。ということで,札幌から無事戻って来れれば今月下旬に神戸行きとなるわけで,富岳見学会があるものとの期待は裏切られたけど,建物の写真だけでも撮って手土産にしたいものである。

 ぼちぼち着陸態勢に入るのでいったんここで。墜落したらこれが最後のblog更新になるのかしらん。遺書代わりに公開しておくことにしよう。

5/4(水・祝) 駿府・晴

論文投稿のラッシュが終わり,次の大仕事への準備を行いつつあるGWである。北海道と梅雨入り直近の沖縄以外は高気圧に覆われて梅雨前線を押し下げてくれたおかげで良い天気に恵まれている。2年ぶりの行動制限のない大型連休ということもあり,各地の行楽地では渋滞・人混みが戻ってきて,活気があっていいのだが,3回目摂取を完了した身としても少しビビりながらの屋外活動に勤しんでいる。

ということで,懸案だった大師匠のお墓参りを執り行った。

大師匠のN家代々を祀るE 寺墓所入り口

感染防止のために自宅からE寺近くまで自家用車で直行・直帰の旅である。甥にあたるK様にN家代々の墓所をご案内頂き,不忠の弟子のお参りがようやく叶った。ということで,コロナに阻まれていた義理をようやく果たせて一安心である。これからは毎年墓参に参らねばならん。

自宅のMacBook Air(2019)をmacOS Monterey 12.3.1にアップグレードしてこれを書いている。Bootcampで入れてあったWin10は21H2の4月アップグレード分が何度やっても失敗こいてしまう。まぁArm M1になってからはBootCampも風前の灯と認識すべきなんだろうなぁ。MacはmacOS,Win11は最新のx86_64環境で使い続けるしかないか。ということでWin11にアップグレードできないWin10マシンはUbuntuにするしかないという結論。今年のボーナスあたりで自宅環境を左様に整えよう。

生き返った洗濯機の快調な動作音をBGM代わりに聞きつつ,ボツボツぷちめれ,いくとしますか。

4/22(金) 駿府・晴

 1月下旬から本日まで、日本語論文二本・予稿一本・英語論文二本+共著論文一本、合計五本の原稿をカキまくり、先程最後の英語論文のsubmitをfinishしたところである。死ぬかと思った。五本全てワシの単著であるからして、研究グループ内で順繰りに回しながら量産する体制が整った所と一緒にしないで頂きたいのである。毎週のようにプログラミングしてデータ取ってまとめて図も書いて文章も書いておまけに英訳もしてということをやり続けた結果、ワシは真っ白に燃え尽きたのである。全く、額縁ょ〜になる前でもこんなに働いたことなかったのだが、科研費が来た以上はカラオケのような口頭発表だけで誤魔化して税金ドロボーを言わせないだけの働きをする必要がある上に、優秀な院生がいるおかげで休む暇もなくなってしまったのである。体力的にも50代前半でやれるだけのことをやっておかないと、今後の緩やかな老後の研究生活も楽しめないからねぇ。英語論文三本は査読付きのところに出したので、最悪ゼ0勝3敗、ベストは3勝0敗であるが、一番確度が高いのは1勝2敗かなぁと。ま、落ちたら別の所に投稿すればいいので、アテはあるからあまり心配してないけど。何にせよ、科研費最終年のラストスパート、夏休み以降にまた頑張りまする。

つーことで、久々の日記更新になった次第。年度末の書類整備も研究室の掃除もファイル整理もなーんにもできなかったまま新年度突入したのでワシの周りはしっちゃかめっちゃかである。溜まった本の消化もできてないし、とはいえ面白い本は寸暇を惜しんで読んでいるのに感想文も書けやしない。GWは久々にぷちめれ祭りに勤しみたいものである。あと、ようやく大師匠の墓参りも行けるかなと。さっと車で乗り付けてどこにも寄らずに帰ってくるのである。さてどーなりますやら。

春の富士山
春の富士山

今日はのんびり過ごしまする。