12/4(月) 掛川・晴

 西高東低冬型の気圧配置。北陸でも初雪がようやく降ったようだ。まあ原油が高騰しているから,灯油をあまり消費せずに済むのはありがたかったのだが,さすがに師走に入ると一気に平年並みの寒さになるのだな。今年の年末も一人アパートに籠もることになるのだが,さて灯油缶とミカンをどんくらい使い/食い尽くすのかなぁ。
 VMwareでPC clusterを作る実習,全然進まず,TCP/IPネットワークの変更だけで大騒ぎになり,結局,VMをもう一台増やすだけで終わってしまった。次週でケリを付けたいな。
 MSDNからダウンロードしていたVistaがやっと全部落ちた。ボチボチ暇を見てインストールしたいのだが,さて,職場の少しガタが来だしたマシンのリプレース用PCをそろそろ入手しなきゃなぁ。それよか講義用のゴツイNote PCを入手するのが先か。予算10万未満でCore 2 Duoマシンも入手できるようになってきたし,デスクトップが先かなぁ。もう少し悩むことにしよう。
 夜に電話あり,ちょっとプライベートなことでお世話して貰っている人にご迷惑なことになってしまったことを相談する。元はといえば,当方の煮え切らない態度が全ての原因である。いい年なんだからちゃんと自分でケリを付けなきゃなぁ。
 さてもう本格的に次の研究テーマに邁進しなきゃぁ。ということでしばらく更新がおろそかになります。頻繁に更新するようなら,現実逃避と思って頂いて間違いないぞ。
 んでは。

11/29(水) 京都->掛川・晴

 生ぬるい空気の中,京都で大御所の講演を聴き,帰宅。色々と写真やらビデオやらを撮ったのだが,公開すると出演料を取るとか言うA先生のような方がいらっしゃるので止めておく(ウソです)。
 京都行きの間に
mpicluster_vine32_vmware.png
などというWeb資料を作る。こういう懇切丁寧な資料を作ってマニュアル的に教育するってのはどうかと思うんだが,近頃の○○○○は○○なのでこの手のモノは案外喜んでくれる。しかしそれって結局○○の○を○○○いるだけなんだがな。それをヌケヌケとやってしまうワシもワシだが(以下略)。
 次週からこれを使ってMPI clusterをVMware上に作ってもらう予定。一通り済んだら公開します。
 上記資料を作るのにあたって,いい機会だからとW3Cが提供しているAmayaのWindows版をインストールして使ってみたが,訳の分からんところで落ちるわ,カーソルの移動がまごつくわで,商用のAuthoringツールと比べると相当使い勝手は落ちると言う印象を持った。
 仕方ないので,久々に秀丸エディタを使ってHTMLを手打ちする。定型的な箇条書き分ばっかりの内容なので,結果的にはこの方が早くできた(様な気がする)。
 あ,MPFRが2.2.1にマイナーVer.up。ワシの翻訳もそのままリンクが残っている。”not much differnce”だそうな。それよか,まともなC++ classを出せよな。
 寝ます。

11/25(土) 広島->西条->掛川・?

 ふひー,何とか講演とポスターセッションを終えて無事帰宅しました。
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 ああシンドぉ~。これで次週の京都行きを終えれば死のロードも終了である。もーこれであと2週間はどっこも行かないぞ。自宅と職場と浜松の往復だけで平穏無事に過ごすのだ。
 今回の情報教育研究集会の会場は広島大学東広島キャンパス。広島市から近いのかと思ったら,最寄り駅は西条。広島駅から普通電車で30分以上もかかる。その上,西条駅からバスで20分ほど走ったところにある山の中なのである。
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 金沢大学もそうだったが,老朽化した建物群を修繕するのではなく,キャンパス丸ごと郊外へ移転というパターンのようだ。旧帝大のように歴史としがらみがあって,図体がでかいと,そうそう引っ越しはできないが,そうでない国立大学は政治の都合でホイホイと移転させられちゃうんだろうなぁ。建物が新しいのは結構だが,こう遠いと・・・ねぇ。
 風呂入って寝ます。

11/24(金) 掛川->浜松->広島・?

 広島の小ぎれいなビジネスホテルでこれを書いている。できて間もない新築らしく,フロントから部屋の中に至るまで全てピカピカ。最近のはやりなのか,大浴場(人工カルシウム温泉だそうな)があったので,ざぶんと浸かり,ヒトゴゴチついてこれを書いている。
 最近はどこのホテルにも無線・有線LANが整備されているが,OCNがやたらに多いような。このホテルもOCNだし,先日の函館で泊まったホテルもOCNだった。まあワシもOCN会員だから帰ってありがたいぐらいだが,インターネット勃興期にはあれほど乱立していたISPも,大手の寡占化が進んじゃったのだなぁ,と時代の流れをつくづく感じてしまう。
 何とかポスターを印刷し,PPT資料を名古屋から広島まで乗ったのぞみ車中でっち上げた。しかしPPT資料はスカスカのいい加減なもの。明日の講演までに少しはブラッシュアップしなきゃなぁ。
 広島までの往復乗車券を買ったら,広島エリアは特定都区市内エリアの設定がされていることに気がつく。山陽本線岡山方面では瀬野駅がその一番端にあたるようだ。会場は西条からバスなので,帰りの切符は瀬の駅まで買えばいいわけね(ケチくさ)。
 お,イグノーベル賞候補研究。是非とも日本の科学技術研究に足りないギャグ成分を若人に培っていただきたいものである。
 さっさと寝て英気を養います。

11/22(水) 掛川・?

 わーっ,査読締め切り忘れてた~・・・訳ではなくって,ずーっとここ一週間ほど間欠的に悩んでいたのである。だーかーらー,ワシにボーダーライン上の論文査読させるんじゃないっ。決断力がないんだからさー,グズグズと時間だけが過ぎていくんだってばさ。
 ボーダーラインってのは2種類あって
 A) 面白い提案だが,論拠が不十分
 B) 面白くも何ともない提案だが,論文の書き方はバッチリ
のケースに限られる。大部分の論文はBにカテゴライズされ(ワシのものも含むがね),まーよっぽど人の剽窃っぽいものじゃなければ,rejectする理由がないので,グダグダ難癖は付けつつも,大概オッケー(条件付き採録)となる。
 問題はAのケース。今回のはそれだった。面白さの基準ってのは美術評論とかSEXの相性みたいなモンなので,個人差が非常にでかい。だから,査読者によっては評価がまっぷたつに分かれることも珍しくない。「面白くない」と評価されればボーダー外で即rejectだが,「面白い」となれば,後は論拠の不十分さがどの程度かで判断することになる。全面書き直しが必要だなぁ,となれば惜しいけどreject,部分的な追加や修正で何とかなりそうなら条件付き採録となる。
 とゆー訳で,今回のワシの判断は「全面書き直しが必要」ってことで,残念ながらreject。数値計算法としては難点がいっぱいありそうだけど,提案そのものは弄くりがいがありそうなので,もったいないとは思うものの,まだ数値例での検証が不十分で,解法が正しいかどうか判断しかねる,この次を期待します,ってことですね。
 しかし判断は分かれそうだなぁ。理論屋さんは条件付き採録と判断するかもしれないし,最終判断がどうなるかはメタレビューアのS先生次第だなぁ。ま,やることはやったので(締め切り過ぎたけど),後はよろしくお願いします。
 ぐわー,今日の午後はポスターセッション用のポスターの印刷だった。まだポスターの影も形もデータもないぞ。ってことで早速出勤して頑張ります。