久々に天気を忘れるほど仕事に熱中した日(ウソつけ)。ワシも人間ドック補助が出る年になって,老人力が付いてきたのであろう。やでうでしや。
某論文の執筆がほぼ完成したとのことで,メイン作業を担当されているO先生よりメールが続々。こちらも負けじとチェックしてここ直せあそこ直せというエラソーな評論家メールを打ち返す。
共著の論文はいくつか書いてきたが,純粋にsecond authorとして気楽に構えていられるのは久しぶりである。First authorはプログラムといろいろ雑用をこなし,Third authorのO先生がせっせと論文本体と投稿の際に必要になる書類を書いておられる。何かちょっと変だが,何,acceptされればこの世界は何でもオッケーである。ちなみに,元になるアンチョコ原稿はワシが以前書いてrejectされた奴であるので,ワシも全く仕事をしていないわけではない(いい訳)。今回は推薦あっての論文投稿なので,まず大丈夫だろうが,ここんとこreject癖が付いている疫病神としては不安がないわけではない。まあなるようになれ,だ。
最終稿は来週月曜に投稿予定。締め切り二日前である。こんなに遅れたのは,Introductionのsurveyをさぼりまくって一週間も遅れたワシのせいである。何だ,結局ワシが足ひっぱってんじゃん。てへ(何がだ)。
久々に査読原稿がないなぁ,ぼかぁ幸せだなぁ,と嘯いていたら,またぞろ依頼が来る。T大のSさんか,同年輩なんだが,なんつーかこー,文面が丁寧な分,凄みがあるとゆーか,恫喝っぽいっつーか,「断るなんて冷たいこと言わないよぁ,ワレェ」的なものを感じるぞ。多分,D大のあの人にも,N大のあの先生にも断られた挙句の苦し紛れの依頼なんだろうなぁ。
ま,引き受けますよ。しかしこれ,〆切がキツてイヤなんだけどなぁ。無事〆切に間に合ったらなんか下さい>S先生
ところで,ワシが夏休みに投稿したあの論文,どうなんたのでせうね。って,自分が査読した論文は一月も〆切破ったくせに,自分がされる側に回るとこれだ。人間そんなモン(で済ませるのかよ)。
あ,小谷野先生のblogが復活していた。やでうでしや。これ読んでいると,文系の学問ってのは,「人間を対象とした,人間による,人間同士の論争」なんじゃないかと思えて仕方ないよな。理工系でも,政治家タイプのセンセーはそれなりにいるけどさ,論争するよか自分の世界に没頭ってタイプの方が多数派と言う気がする。いい悪いの問題じゃなくって,学問の本質が違うんだろうな,と思えて仕方ない。
今日は給料日。この月は,ATMに行く直前にも財布に千円札が一枚残っていたという珍しいぐらいの黒字であったが,それはとりもなおさず東京に出かけなかったし,×××もしなかったから。全く×は金がかかる。金を貯めたいなら,××なんぞしないに越したことはないのである(×が続くと卑猥だが,まんざら当たってなくもない)。もっとも,貯めるだけ貯め込んで老後の入院費の心配をしなくて済むだけの余生を過ごすのか,今を享楽的に生きて早死にを目指すのか,どっちがいい人生なのかはその人次第なんだろうけど。
ワシ? さー,どーでしょーね。多分,どっちにもならず,中途半端な人生を送るのでしょう(詰まらん)。
ほほう,また野矢先生が論理学入門書を出したようである。参考にしよっと。
ボチボチやって寝ます。
10/18(水) 掛川・?
ほほほほほ。一週間が過ぎるのが早いや。もう水曜日。秋の訪れがあんまし体感できないうちに空っ風吹きすさぶ遠州の冬になるのであるなぁ。
本日はカメラマンA君に次週に予定している高校生向け出張講義用のビデオ撮りをしてもらう。今回はワシのまずい顔を出さなくても済む内容なので気楽。効果的に使えればよいのだが・・・それはワシの喋り方次第,か。
解説文の挿入とか若干の効果付加はA君にお任せ。後はよろしく(鬼)。
職場のサーバ&ネットワーク環境の入れ替えに伴い,待望のSSL VPNが導入された。で,ワシは早速遊んでみているという次第。
とゆー状態で繋いでおくと,職場内のマシンにするするアクセスできるのである。
これでどこにいてもワシの部屋のPentium D clusterに接続できる。嬉しいな.。
ただ,困ったことに我が家のメインマシンのWindows XP x64ではアプリケーションエラーが出て接続できないのである。
どうやらVPNドライバが64bit対応になっていないようだ。こんな調子でVistaなんか使いモンになるのか。くれぐれもドライバや周辺機器の対応に難のある64bit版を買ってはいけない。
仕方がないので,我が家ではLet’s NoteかWindows 2000 on Fedora Core 5 x86_64で使うしかない。しくしく。
ところでWindows Vistaだが,こんな話が出ている。うげーっ,めんどくせー。Vista入れたらハードの入れ替えができねーじゃんよ。いちいちM$に電話してActivationのお伺いするだけでも面倒だったのに,今度はハードが2回逝かれたらライセンス自体がパーになるのか? 冗談じゃねーぞ。
まあ,今年のセミナーからはLinuxに切り替えているし,他の実験でもWindowsを使うようなことはないから教育上は大した影響はないのだが,VMwareで使うにも面倒なことになりかねないなら,そろそろMSDNを買い続けるのはやめた方がいいかもしれんな。
大体,ハードとOSを一体で買う必要があるなら,Macと変わんではないか。とうとうM$もMac化した,というべきなんだろうな。
ぼちぼちやって寝ます。
10/16(月) 掛川・晴
うわー,もう10月も半分経っちゃったのかぁ。早いなぁ。残り3週間,ガッチリ研究しましょう~。って今月はどこに出かける用事も作らず,いつもより真面目にやっているはずなんだが,ついつい休憩を取ってしまうのは三十路後半の悲しさである。
AD(Automatic Differentiation)をちょこっと調べる。なるほど,Forwardモードなら簡単に実装できる訳ね。今ではParserにかけるタイプと,演算・初等関数ごとに導関数を計算するようOverloadして作るタイプと,二つある,なるほど。もっとも前者の代表格のADICとかCosyとかって,必ずRegistしなきゃダウンロードできんのね。産学共同とか研究費取得の圧力って,USじゃJapanの非じゃないモンなぁ。うかうか銭の種をFreeでばらまき放題されちゃかなわんということなのだろう。
著作権がらみの紛争は随分増えたが,そろそろholder側のガリガリ亡者的権利主張を抑えにかからんと,将来に相当の禍根を残すことになるんだろうな。あまり聞かないけど,格差社会の一員はこの制度の,著しいビジネス化にも要因が求められる訳だし。「持つ者と持たざる者」の主語は金に限らない「財産」であるが,著作権のような無形の「知的財産」も含まれていて,乱用されすぎると文化っつー奴に深刻なボディブローを食らわせることになるんだよなぁ。
では行ってきます。
10/14(土) 掛川・?
昨日は非常勤の日。合併ででかくはなったけど,実質的には50万都市とはいえ,週一で都会に出るのは気分がよい。ここんとこ毎週のように郵便局に用事があるので,今回も朝一で立ち寄り,封書と振り込みを行う。
AM9時前であったため,ATMでの振り込みは出来るが用紙が見あたらず,窓口で2枚もらう(一枚は失敗した)。これで在庫切れとのこと。使って欲しくないならATMで受け付けるなよ,と思うが,朝っぱらから腹を立てても仕方がないので,とっとと振り込んでしまおう・・・とATMを見ると,始業前の定期点検に入っていて待たされる。イライラしながら待っていたら,点検していた郵便局員に振り込み票をチェックされる。研究集会用への振り込みだったので,住所欄には職場の郵便番号(特定場所専用の奴)と職場名のみ書いてあったのだが,その局員曰く,「ここはねぇ,住所を書く所なんですよ」とグジャグジャ言い始めやがった。
「うるせーこの小役人野郎この郵便番号はうちの職場専用の奴なんだからこれで十分だっつーの大体ロクに書くこともない通信欄がバカみたいにでかいくせに必須項目の住所氏名欄が何でこんなに小さいだっつーの狭くて書き切れねーじゃんよ用紙だってこれしかないってところが客を客とも思っていないサービス精神ゼロ根性の表明以外の何者でもないのだ何が郵政民営化だ親切面して手前ぇの都合しか考えない客無視己重視のバカ公務員根性丸出ししやがって余計なお世話だほっとけこのクソ郵政公社野郎があー小泉に一票入れて良かった」・・・と言いたいところを1/10ぐらいにして反論したら黙って引き下がりやがった。あーもー朝から気分悪ぅ~。
講義は無事終了(とワシは思っている)。計算間違いは教育上の配慮からわざとやったのだよ諸君(ウソつけ)。
先週と今週の課題のチェックをしてみると,これが面白い。簡単な積分なのにわざわざ面倒な広義積分に直して計算して収束を遅くしている答案続出。来週の回答でみっちり説教をたれることにする。
昨年までほぼ完璧だった文章題を読み違える答案も思ったより多くて,ちと不安なところもあるが,できはおおむね昨年並み・・・いやちょっと落ちるかなぁ。まあ課題量は昨年の倍だからやむを得ないかな(鬼)。
家に戻って,テキスト執筆再開。もう出来なんぞ無視してジャンジャンバリバリ書いてしまう。やっと終わった~,と思ったらもう日を跨いでしまった。明日チェックして,「暫定版」としてともかくupしちまおう。でないといつまで経っても終わりゃしない。
あー,そーいやGCC 4.1からOpenMP対応したんだったなぁ~。これ見る限り,Intel Compilerって要らないんじゃないかとも思えるけど,どーなのかしらん?時代はMulti-coreなんだから,勉強しておく必要はあるよなぁ。MPIよか簡単だし,Quad-core専用ならOpenMPでもよかんべ。下手な本を買うよか,この文書のサンプルを動かしながら理解した方がよさげである。
ひとっ風呂浴びてさっぱりしたので寝ます。
10/12(木) 掛川・?
ふー,何とかテキストの埋め込むプログラムは全部完成した。これで本文もあがれば完璧だったのだが,進むにつれて容易に出来るモンではないことが判明し,本日はこれにて作業終了とする。土曜日にどこまで出来るかが勝負だが,さーてどーなることやら。半端なところで我慢しておくしかないかなぁ。まじめにやり出すと,200ページは優に超えるぞ,これ。
MSDNは12月からDVD-ROMで配布するとのこと。枚数が1/4ぐらいになる程度で,劇的な改善にはならないが,やんないよりマシか。そーいや,昨年以来,更新時には研究費が底をついていて,自腹で更新していたんだった(ボーナスの残りカスがこれでパーになるのだ)。もう少し文句を言う権利はあるな。
11月の研究会のネタが全然進んでいない。うーむ,今週でボチボチ他の仕事はけりを付けて,次週からはこっちに取りかからないと悲惨なことになってしまうな。三連休をきっちり休んでしまったのが敗因か。頑張らないと~。
あや~,もう金曜日,非常勤の日である。まじめに仕事していると,時間の過ぎるのがホントに早い。うかうかしているうちに40歳になってしまいそうである。
明日のためにもう寝ます。