満開の桜が散り始めた。桜は散り際が一番美しいと思うのは,ワシがマゾ体質だからか。
しかしIS03のカメラ機能,暗い場所ではホントに画質が悪くなる。折角の高画質も生かせてないなぁ。
学内のサーバを移設したため,今まで使っていたODBC-ODBC Bridge(OOB)の移設をする必要に迫られた。Vine Linux 3.2の環境からCentOS 5.6 (x86)に変更したので,isqlコマンドではなく,iusql(Unicode対応)を使わないと接続確認ができないとか,OOBがUnicodeに対応してないので,ODBCにはEUC-JPでやりとりしないといけないとか,結構嵌まりポイントがあって挫折しかけたが,何とか動くところまではいった。は~しんど。
実験室のPentium D 820マシン,ぼちぼち調子が悪くなってきたので,二台をSandy BridgeのCore i3マシンに入れ替えることに。昨年一台をCore i3に変更したのでこれで三台目。残り七台,三年かけて全部Core iシリーズに変更していこう。それが終わったら今度はディスプレイも横長のでかい奴に。まぁこれは安いからすぐにできそうだ。
DELLに発注予定だったのだが,先方からの連絡が来なかったので,ドスパラに振り替え。・・・と,入れ違いに連絡が来たものの時既に遅し。営業のDELLにしては抜かったね。
にしても,8GB RAM, 500GB HDD, Core i3のマシン二台でも10万未満で収まるってのが時代だねぇ。
ボチボチ寝ます。
4/11(月) 掛川・?
晴れてたような気もするが,良く覚えていない。寒いと言うほどではないが,暖かいとも言えない微妙な気温。桜は満開をちょっと越えたぐらい。今週から散り始めて来週には葉桜に衣替えしそうだ。
ワシにとっては講義開始日。久々なので勘が戻らずごちゃごちゃ話しすぎる。いかんいかん。ま,徐々に本調子に戻していけば良いか。テキストは本日午後に到着すると連絡が入る。で,午後二時過ぎにブツと対面。同着だった「さよならペンギン」と一緒にパチリ。
感想は後ほど。
明日はUNIX2の初日なので,実習用マシンをセッティング。大体できていたのだが,めっちゃ古いUSB 1.1世代のNICを使い回していたせいで,遅いわ(1Mbps程度しか出ない・・・),起動後認識しないわ(差し直すと認識する)と不都合だったネットワーク環境を更新。LUA3-U2-AGTに差し替えて一応GbEに対応(300Mbps程度しか出ないけど)。CentOS 5.6環境のLinux Kernelにもドライバが入っていないので,こちら様の説明に基づいてASIXドライバを手動で入れる。どーせ100Baseの学内LAN向きメインに使う予定なので(+NFS/NIS),これで十分なのである。
で,久々にCore i7 920マシン二台を従来のCore i7 820マシン二台に加えて16PEsを使ったMPIベンチをやってみる。やっぱりネットワーク環境がボトルネック。もうGbEでも全然足りない。10Gbit Ether,まだかな~。
とりあえず今日はもう寝ます。
4/10(日) 掛川->名古屋->掛川・晴
本日で青春18切符が期限切れになるので,消費すべく名古屋へ普通電車の旅。豊橋から名古屋までは新快速が走っているので,掛川からでも2時間+α程度で到着できる。休日の小旅行にはちょうど良い。
桜はこの週末が満開のようである。掛川駅も
掛川城も
桜の花で覆われている感じ。満開の桜の下には・・・という梶井基次郎の有名な文句,いつもなら修辞的形容詞として聞き流されるだけだが,東日本大震災の後では鎮魂の意味を帯びてしまうね。
桜の横を通り抜けつつ,午前8時過ぎに近所の投票所に徒歩で出撃し,静岡県議会議員選挙に投票。さてどうなるかな?
その足で青春18切符の旅に出る。今回の目的地はリニア・鉄道館。先月開館したばかりなので,めちゃくちゃ混んでいることも懸念されたが,まぁ人混みにもみくちゃにされるのも良い経験だと覚悟していたが,そうでもなかった。
運転シミュレータは小さい子供達と大きい子供達で埋まっていたが,展示されている列車にはそれほど人混みは押し寄せず,楽に見ることが出来た。ワシは鉄っちゃんではないが,昔懐かしき0系とかボックスシート列車を見ることが出来,なかなか面白かった。お父さん達が昔の列車の解説を子供にしている風景がそこかしこに見られたのは微笑ましい。
帰りに名古屋駅でしばし買い物をし,「名古屋ビルヂング」の無事を確認。これ見ると安心するんだよね。不思議なトランキライザー効果がある(ワシだけか)。
駅構内の立ち食い店できしめんを食って帰宅。これにてこの春の青春18切符は全て使い切ったことになる。
ヨレヨレになった18切符にお疲れさんと声をかけてゴミ箱へ。
石原慎太郎四選を確認したので寝ます。
3/29(火) 掛川・曇
そろそろ静岡のソメイヨシノは咲き出しているようなのだが,職場の桜並木はまだつぼみ。3月に入ってから寒気が継ぎ目なく押し寄せてきて,開花を妨げているようだ。来週にはお掃除の神が我が家に滞在される予定なので,その時には満開になっているといいな。
福島第一原発,タービン建屋に溜まった水の処理で立ち往生らしい。放射能を含んだ汚水を貯めこむために近場のタンクをやりくして排水するようだ。色々批判する声はあるが,初動を誤ったツケが大きいので,今となっては場当たり的なのは当たり前で,抜本的に一気に解決するはずもない。地道に頑張ってもらうしかないよな。でもまぁ爆発的現象はなんとか食い止めているようなので,ハラハラすることはなくなったかな。時間が経過して再臨界が起きなければ熱量が上がることはないので,事故の収束にまだ時間はかかるだろうが,フランスに助けを求めたようだし,まぁ先行きそんなに心配はしていない。原発周辺の土地も産業もパーになったし,尖閣諸島とその周囲の国土を失ったことは取り返しのつかない大失敗だが,「原発依存」という病からは解き放たれたと思えば,まぁいい転換点かも。・・・それにしても損失は計り知れないけどな。
原発にかまけて・・・という訳ではないが,明後日締め切りの原稿,とても書く気にならず,依頼主に「すいません,できません」というお詫びメール送ったら,一月伸ばしてやる,というご返事。諦めて清々しい気分になっていたら,もっと頑張れと言われたわけで・・・ハイがんばります~。
大震災以来,ここのNHK・JCO事故報告本の記事へのアクセスがドカンと増えた件。ヒット数のグラフを描いてみた。
建屋の水素爆発が起こってからは徐々に減っていたのだが,東京で水道水から基準値以上のヨウ素131が見つかってドカンと増え,検出されなくなったらまた減っているという状況。まぁ分かりやすいというか,この程度の知名度しかないサイトの記事でも世の中の動きのサンプリング調査は可能なんだな,ということがよく分かるな。
しかしまぁ,JCO事故もそうだけど,原発の現場って,ことに作業員と指揮系統との「デバイド」がひどいように感じる。ハッキリ言えば,知識量と学歴の差が激しいような感じ。メディアではこの話題を避けているようだけど,原発事故の現場で働いている人たちと,本社で記者会見に出てくるような人たちとのデバイドはずいぶん深いように思えるのだ。誰かこの辺の事情を調べて書いてくれる人いないかなぁ?
どのみち,チェルノブイリ以降,原子力のイメージは決定的に悪くなってて,若い世代が好んで就く仕事ではなくなっている。今回の事故で更に原発で働こうとする人はいなくなる・・・となれば,もう現状動いている原発を維持する人員を確保するだけで精いっぱいなのでは? ワシには「もう無理である」という声が聞こえて仕方ないのである。
さて,風呂入って寝ます。明日は静岡で昼食会なのである。黙々と飯を食う予定。
3/24(木) 掛川->東京・曇
ちょっと肌寒いかな~,という空気の中,掛川から東京に向かう。今週は丸ごと有給休暇消化に充てており,スケジュール通りの小旅行なのだが,3・11このかた,意味が変わってしまった。おまけに東京では一部で乳幼児には適さないレベルの放射能・ヨウ素131が検出され,沈静化していたミネラルウオーター買い占めがまた復活してしまったようだ。つーことで,明日の大師匠訪問時のお土産として,南アルプスの天然水1.5lを2ボトル持っていくことに。そーいや,2001年問題が過剰に騒がれた時にも備蓄用に一本買ってたっけ。10年ぶりの水買い出し。しかも闇市買い出し(買ったのはコンビニだけど)の如く,長距離移動で物品を運ぶのである。
午後4時過ぎに東京駅到着。薄暗い他はあまり変わった印象なし。年度末のウィークデーだってのに,人出が少ないかなぁ,とは思うが,西行きの新幹線も疎開する人々で予約一杯,ということもないようだ。
エスカレーターの止まった東京駅・両国駅を経由してホテルへ。
両国駅も照明が消えてて薄暗い。
しかし,ミネラルウォーターが店頭から消えている以外は至って普通。まぁ当たり前なんだが,高齢化社会が進展しているせいで諦観や達観が蔓延しているのかしらん?
荷物を置いて,久々に鈴本。
ラインナップはかなり豪華。ワシ好みで外れなしだ。
トリの文左衛門師匠が目当てであるが,その他の出演者もワシ好み,外れなし。志ん輔師匠とロケット団が一番受けてた。
トリネタは「文七元結」。なるほどなあ,今まで聞いてきた文七とはだいぶ趣が違って,解釈が面白く,結構緻密。40人ばかりの客しかいなかったが,文左衛門ファンと思しき女性陣が最前列を陣取っていたのが印象的。あの熱心さなら,毎日通っててもおかしくないなぁ。
寝ます。