雲が大目の空の隙間から太陽がちらちらと見える。もう朝方でもそれほど寒くない。春の様相。花粉も絶好調のようである。
お,Gladmanさんのソースキットがupdateされたか。後でチェックせねば。
昨日は,メール未読大王から完成原稿を奪取する予定であったが果たせず。本人曰く,作業用の不安定なPCから原稿ファイルを移動したNote PCもおかしくなり,現在打ち直し中につき,明日(つまり本日)午前11時に改めて渡したい,ということである。大事な原稿のバックアップぐらい取って置けよ,んっとに。
で,今日の午前中が勝負というわけである。さてどうやることやら。
こんなに立て続けにPCがおかしくなるのは,まあ運が悪いとしか言いようがないが,バックアップを取っていなかったことがまず致命的な間違いであり,猛省をお願いしたいところである。更に,いろいろ聞くと,Windows 2000を使っていながらロクにWindows Updateもしていないようで,もうなんというか,トラブルの原因は自分の行いにあるとしか言いようがない。
しかし,これって,PC利用者の大半に当てはまりそうな怠惰である。ワシも自宅マシン(今これを書いている奴)はWindows 2000 Proであるが,このインストールには一日を費やしている。インストール作業そのものは2時間ほどで終わるが(Pentium IV 2.8GHzマシンだし),その後のWindows Updateで膨大なパッチを導入せねばならず,そっちの方に大部分の時間を取られるのである。SP4を入れてもなおそんな有様であるから,まあWindows Updateの存在は知っていてもついサボってしまいたくなる気持ちはわからんではない。
また,バックアップについても,順調にPCが動いている限りはついサボりがちになる。・・・ま,痛い目に遭えば人が代わったように十重二十重とバックアップをとりまくるのであるが(ワシのことだ)。ワシの場合は,普段は職場で別ハードディスクと外部のftpサーバにバックアップを取り,重要かつ持ち出しても問題のないものは自宅でもftpサーバを介して保存しておく,という三重体勢である。更に,年度末に一度,CD-R, DVD-Rに一括してその年度に作成したファイルを必ず2枚バックアップを取っている。従って,過去のワシのデータは五重,もしくは最低でも二重に保存してある。これだけあっても,東海地震が起きればどうなるか分からない。某プログラマさんは,ソースコードをCD-Rに焼いて銀行の貸し金庫に入れて置くそうである。完全を期したいなら,そこまでやる必要があるのだ。
そーゆー,普段の利用方法についての講義や実習も取り入れないと,これからのコンピュータリテラシ教育は単なるアプリケーション実習に堕してしまうんだろうな。
本日は卒業式につき,ボチボチ出勤します。続きはまた後で。
ただいま。原稿はもらえた。完成度はイマイチだが,日本語は完璧・・・でもない。こりゃぁ,直しが大変だぞ。シャカリキで頑張らねば。
紀要のClucster論文,2分割しろという査読者からの指示があったので,さっさと取り下げる。またぞろ論文を仕立て上げる時間もないし,あえて分割する必要もないと感じたので,論争するよりは取り下げた方が無難と判断したのである。大体,既に一本acceptしてもらっているものがある上に,また2本も掲載して合計3本,こちとらそんなに業績に飢えているわけではないのに,そんなに書いてどーするんじゃ。とはいえ,折角書いたのを埋もれさせてももったいないので,こっちに置いておくことにする。
あとはぷちめれ書いて,翻訳チェックして寝ます。
3/9(水) 札幌->掛川・?
札幌は雪だったのに,掛川に戻ってきたら暖かいでやんの。気温の変化の激しさについていけるかしらん?
自分の発表を終え,昼過ぎに新千歳空港へ移動。ラーメンを食した後は,飛行機が飛び立つ時間までのんびり本を読む。あー久々だ,こんなにゆっくり読書できたのは。紹介すべき本が溜まってしまってどうしようもないので,明日以降,暇を見て書いていきますが,どーなることやら。
今日は「隔離という病」(武田徹)を読みながら寝ます。うーん,いつもながら武田さんの仕事は凄いな・・・。
3/3(木) 掛川・曇
花粉症に悩む人々がボチボチ出現しだしたと思ったら,一転冬に逆戻り。明日は関東地方でも積雪があるらしい。飛行機が飛ぶのか?いやそれより新幹線は動くのか? 明日は早めに出かけた方がよさそうである。
Smithfield初お目見え(PC Watch)。うーむ,確かに安易な実装である・・・ま,性能が出ればいいんだし,AMDのDual Coreより早く登場させるにはこれしかなかったということなんだろう。さて,性能が出るのかどうか? 早く試したいなー。
しかし,CPUブランドから”4″が取れるとややこしいな。ワシの実験室ではまだPentium MMX 200MHzという骨董品(しかもAT電源!)が稼動中なのである。同じ”Pentium”ブランドでも内部周波数が15倍違うんだからなー。しかもFSBに比較しても半分・・・。全く,元麻布さんではないが,どこまで早くなるのやら。
結局,Newton-Krylov法の並列化は着手できず,えいやっと中間報告を行うことになりそう。3月もスケジュール目一杯だし,最終週に手がけるしかないなー。SciCADE05はこれで喋るしかないか。
ということで日記はしばらくお休みします。再開は早くても来週9日以降。んでは。
3/1(火) 掛川・?
職場の会議の後,メール未読大王に「忘れんなよ!(意訳)」と一言伝える。やっているという返事を頂くが,はて結果に出るかどうか。
査読報告書,本来の締切日を間違えていて,二日遅れでupする。と,その後7時間で「条件付採録」の決定が下される。どうやら遅れていたのはワシだけだったらしい。すんません>担当編集委員様。
同時平行で,一本目の紀要原稿の査読結果が戻ってくる。すげ―早い。書式のミスや修正を求める内容だったので,さっさと直して共著者へチェックをお願いする。と,「もっと直したい」というワガママを共著者様が仰られるので,IT秘書としては泣く泣く従うことに。うーむ,札幌行きまでに上がるのか?
ボチボチと地道な論文読みを始める。明日は確定申告書を出しに行かなくっちゃぁ。
風呂入って寝ます。
2/27(日) 新潟->掛川・晴
朝ホテルで起床後,外を見たら一面の雪景色。うっすらと白く化粧をした街はなかなか良い景色なのだが,寒いったら寒い。もうすっかり暖かい遠州になじんでしまっている自分の体が「早く帰ろう」を連発するので,AM7時台の新幹線で東京へ。MAXの2階建て車両は,上の階にいる限りにおいては快適。行きの新幹線もMAXだったのだが,下の階だったので,新潟に着くまでずーっと圧迫感を覚えていた。
AM9時から開店している丸善丸の内本店で,「Comic 新現実Vol.3」を購入。帰りの東海道新幹線車中で吾妻ひでお作品(新作・旧作)と,大塚英志が森山嘉一郎を叱責しまくる対談(?)を読みながら帰宅する。と,偶然,今日のNHK教育TVでは森山が監修したベネチア・ビエンナーレ日本館の特集をやっていた。大塚がブチ切れて卒倒していなければいいが。小林よしりんと並んで日本には必要な人材なのだから。
帰宅後,2時間ほど昼寝して散髪。実家に帰る前の恒例行事である。
夕飯後,まったりとして時間を過ごす。査読結果をちゃんとまとめなきゃいかんのだが,やる気せず。だって,突っ込むところはもう決まっちゃってるからねぇ。すんなり採録O.K.の返事をしようと思っていたら,結論部にうーんという所があって,それについての著者の見解を聞きたくなってしまったのである。ま,無難な回答が来るとは思うが。
ということで,ボチボチ寝ます。