IS03 First Impression

 つーことで,IS03を11/26(金)に掛川のauショップで購入したのである。
is03_android_browse_yahoo.jpg
 金曜日はインストールされているデフォルトアプリ(Twitter,Gmail,ブラウザ(Mobile Safari))でいろいろ遊び,土曜日にあれこれアプリケーションをインストールしたり,デスクトップをカスタマイズしていたのだが,まるっきりPCの使い勝手と変わらない(つか,Linux on PCだもんな,Androidって)ので拍子抜けしてしまった。未知のインターフェースだったので期待が大きすぎたってのが正直なところ。ま,既存の技術の上に成立している昨今のICT,例外はないってことだな。
 で,現時点で気が付いたことを書きつけておく。
1.ブラウザがGoogle Chromeではなく”Mobile Safari”となっていること
 3G回線経由でアクセスしたときのログを以下に張り付けておく。

kd111237147254.au-net.ne.jp – – [28/Nov/2010:23:17:48 +0900] “GET / HTTP/1.1” 200 8038 “-” “Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.1-update1; ja-jp; IS03 Build/SB060) AppleWebKit/530.17 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/530.17”
kd111237147254.au-net.ne.jp – – [28/Nov/2010:23:18:09 +0900] “GET /weblog/ HTTP/1.1” 200 83341 “http://na-inet.jp/” “Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.1-update1; ja-jp; IS03 Build/SB060) AppleWebKit/530.17 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/530.17”

 まぁ,ChromeだってAppleWebkitを使っているから同じっちゃ同じなんだけど,ネーミングでライバルのiPhoneを作っているAppleのブラウザ名を使うとは思わなんだ。コの業界,いろいろ複雑だよねぇ。
2.3G回線でもWiFiでもあまり体感速度が変わらない
 まぁ,Speedtestとかで厳密に速度チェックすると違いが明確になるかもしれないが,フツーにブラウザを使っている限りは動画でも静止画でも表示速度に変化があるようには思えない。回線速度より,本体のCPUの速度がボトルネックになっている感じ。
3.小さい画面でも文字が読みやすい
 モリサワフォントがデフォルトなのだが,思いのほか明瞭に文字が読める。フルブラウザしか対応していないデカ目のページでも少し拡大すれば,この小さい画面でも問題なく文章が読み取れる。ディスプレイの性能が良い(さすがシャープ!)ことも手伝っているのだろう。ともかく,ガラケー捨ててよかったと思えるほどである。
4.Googleの音声入力機能を人前で使うのは恥ずかしい
 電話するより,キーワード入力のために単語を喋ることがこんなに恥ずかしいとは・・・。風の強い日とか,州がざわついている環境だと誤入力が頻発するのが難点だが,そこそこ使える。でも,本体を横にすればQWERTYキーボードが現れるので,こっちで入力した方が早かったりするんだけどね。でも結構ちゃんと単語に変換してくれるのはさすが。
5.Note PC代わりに使える機能が豊富
 頑張れば,CPUやマシンリソースを大量に使わない仕事はIS03でこなせそうである。ワシの場合,少なくともQWERTYキーボードが使えるなら,Twitterは言うに及ばず,少し長めのメールやこのBlog更新ぐらいは難なくできそうだ。・・・もっとも,長時間やっていると肩こりしそうになるが。
6.電車移動中もフル機能が使える(ことが多い)
 e-mobileだと結構切れまくってしまうのだが,IS03だとトンネル以外では大概大丈夫そうだ。しばらくは本も持たずに長距離移動しても,気が向いたら青空文庫眺めたり,クリック猿と化して時間を過ごすことも可能だろう。面白いガジェットである。
 ・・・っつーことで,当分は遊べそうなこのIS03,バッテリ消費も,連続使用しなければ,そんなにすぐなくなることはない。この筐体の大きさでバッテリもガラケー並みの面積なので,まぁ,結構健闘しているんでないかい?

殿山泰司「JAMJAM日記」ちくま文庫

[ Amazon ] ISBN 978-4-480-03155-6, \950
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 映画「三文役者」に入れ込み,原作である新藤兼人「三文役者の死」(岩波現代文庫)でさらに感動を深めたワシであるが,「三文役者」たるご本人・殿山泰司の書いたものを読んだことはなかったのである。ジャズやミステリーが好きで,エッセイも書きまくっていた殿山の著作は何度か書店では見かけているので買う機会はあったのだが,三十路台の時は特に関心も払わずスルーしていた。だもんで,この度,筑摩書房が品切れ状態だった文庫を一気に50点,読者のアンケート結果に基づいて復刊させた中に本書が入っていたのを機に,ワシは殿山泰司ご本人の文章と初対面したのである。
 結論から言うと,大変面白かった。本書はタイトルに「日記」とある通り,1975年(昭和50年)11月から77年3月まで,日々感じたことを躍動感のある文体でつづったエッセイである。初単行本化が1977年,1983年に角川文庫に入り,1996年にちくま文庫へ移籍,それが2010年に3刷として復活し,ワシの手元にある。大体,一日1~2ページの分量でコンパクトに印象的な出来事が殿山文体で描かれている。論理的な繋がりよりは感性重視でドカドカ突き進み,時々感極まって「ヒイッ!」とか「ヒヒヒヒ」とか「バカヤロ!!」という,自身に対しての罵倒のようなトノヤマ的「独り言感嘆詞」が挿入される。これがいいリズムになっていて,多分,ジャズの影響なんだろうなぁ,いい具合にスウィングしているのだ。
 そんな生きのいい文章は,殿山泰司の人柄もよく伝えている。新藤兼人は殿山を「三文役者」,すなわち,向上心,野心というものを持たない分をわきまえたバイプレイヤーと見ているが,それは殿山自身の性癖によるもので,だいぶ若いころから「なすがまま」を体得していたと思える。それは全く努力をしていない,ということではなく,仕事となれば全力で当たり,監督から求められている「絵」をきちんと差し出している。本書の最初でも大島渚・監督作品「愛のコリーダ」の撮影で奮戦する様が得意の感情表現入りで語られているが,依頼された仕事はきっちりこなすプロ根性を「含羞」で包んでいるような感じがする。面白いのでこの箇所を引用しておこう(P.22)。

とにかく(出演作の「愛のコリーダ」が)ハード・ポルノですからね,チャンとやらなければいけないんだ。出演の諸兄姉がチャンとやっておられるのにはつくづく感心した。オレのその乞食の役は,アレがチャンとなってはいけない役なので,チャンとならないようにチャンとやらないと,チャンとやったことにはならないことになる。そのためにオレは,値上げになった新幹線や値上げにならないオレのギャラのことなど,頭の中で回転させたが,その必要のないほどチャンとならなかった。だからチャンとやれたことになる。チャンチャン!! よくわからんなア。

 本人は勢いだけで書いているのだろうが,この短い文の中にトノヤマの人柄がぎっちり詰まっているように,ワシには思えるのだ。自分の奮闘ぶりを描きつつ,それでいてバイプレイヤーとしての弁えと共演者への気遣いは失わず,諧謔的にまぜっかえしつつも待遇への不満を混ぜ込んだりして,なかなかの名文家であるなぁと,ワシは感心したのである。他にも,桂米朝のラジオ番組で「いつもオンナのハナシばかりされているから,きょうは芸談でもお聞きしたいんですがね」と言われて仰天し,「ボクは芸談なんかやれる役者じゃないですよ,芸談ならボクが師匠におききしたいなア」(P.64)と遠慮したりと,殿山の「前に出ない」人柄が伝わってくるエピソードに事欠かない。そりゃ,こーゆー可愛げのある人物は,女性から好かれるに決まっているワイ,アンタ,還暦過ぎてオンナもアソコもダメになったって言ってるけど,いい意味のスケベ心は失っていませんな,それをイヤミなく吹聴して人を楽しませるリッパな芸をお持ちじゃないですかア,ヒヒヒヒ・・・なんて言いたくなってくる。
 いや全く,読んでいて楽しくなるエッセイである。癖になりそうだ。殿山死んでもエッセイ残す,21世紀も文章で魅了するのであるなぁ。いや,筑摩書房,いい本を復刊させてくれました。投票で選ばれるのも当然だけどね。

11/21(日) 掛川・快晴

 あつっ。朝晩は10度を切る寒さだが,日中は20度近いところまで上がる。日光が差し込めば室内はあっという間に25度を超える・・・ああ温度調整がめんどくさい。めんどくさい温度調整をしなければならないひ弱な肉体になってしまった自分がめんどくさい。でも死ぬのはめんどくさいので私は生きていきます~・・・ってな陽気が続く昨今,皆様お元気でしょうか? 私は元気です。
 元気なのはいいのだが,HDDがすっとんじゃった無印MacBookはApple Careが切れてしまっていて,修理に
price_of_apple_repair_service.PNG
もかかるそうな。IS03の一括販売価格が6.3万円っつーことなので,これと併せてワシのボーナスがすっ飛んでしまうのである。まぁ止むを得ないのだが,修理したMacBookをどう使おうかな? とりあえずは研究室のメインマシンのバックアップとして活用する予定だが,結構使い勝手はいいので,も少し場所とか活用方法を考えてみよう。
 つーことで,土曜日午前中,時間切れ寸前にクロネコさんが黒いMacBookを腹黒いワシのところに引き取りに来た。今は修理工場に到着したらしい。
repairing_status_reported_from_apple.PNG
 あ,忘れないうちにIS03からここにアクセスしたログを張り付けておこう。

*.*.jp – – [19/Nov/2010:19:19:11 +0900] “GET /weblog/ HTTP/1.1” 200 89103 “http://www.google.com/m?hl=ja&gl=jp&client=ms-android-kddi-jp&source=android-launcher-search&q=na-inet” “Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.1-update1; ja-jp; IS03 Build/RA125) AppleWebKit/530.17 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/530.17”
*.*.jp – – [19/Nov/2010:19:19:15 +0900] “GET /weblog/styles-site.css HTTP/1.1” 200 5843 “http://na-inet.jp/weblog/” “Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.1-update1; ja-jp; IS03 Build/RA125) AppleWebKit/530.17 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/530.17”

 こうしてますますau端末のGoogle依存が進んでいくのであるなぁ。Bigbrother,ますます肥え太っていく予感。
 さて,今週の弁当の素材作りと計算の続きと勉強の続きと体力維持を図って今日もしっかり生きていきます~。

石村園子「やさしく学べる離散数学」共立出版

[ Amazon ] ISBN 978-4-320-01846-4, \2000
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 今の職場で離散数学の入門クラスを教えていることを共立出版の営業さんにお伝えしたところ,毎年のようにこのテキストを送って頂いている。実際,本書を使って講義を行っている教員も本学にはいるし,掛け値なしにいい本であることはワシも認めるし,実際よく使われているようだし(2007年出版,2009年で5刷になっている),共立さんがプッシュする理由はよく分かるのだが,正直,今のワシとワシの講義の受講生にとって,本書がふさわしい,とは言えないのである。毎年律儀に本書を贈呈してくれている共立さんに申し訳ないので,ここで何故本書をテキストとして採用しないのか,ということを縷々説明しておきたい。
 理由は大きく3つある。最初にそれを提示しておくと
1. ワシの講義の受講生の多くは本書の導入部分以前のところで躓いている。
2. ワシが狙いとする,受講生に学んでほしい「数学的概念」の習得には説明が冷たすぎる
3. ワシにとっては「離散数学」はコンピュータというものを理解し使いこなすための道具にすぎず,目的ではない。本書の記述はコンピュータとの接点が少なすぎる。
となる。
 まず1について。本書に限らず「離散数学(discrete mathematics)」の定義は曖昧模糊としている。微分積分に代表される解析学ではない数学的概念全部じゃねーかというぐらい,対象が曖昧模糊としているのだ。だもんで,ちみっと大規模書店(じゃないと数学書なんて扱ってないのよ昨今は)の数学書コーナーで「離散数学」という単語を含んだ入門書をパラパラめくってみれば,集合・写像・関係ぐらいはほぼ共通,グラフ理論・命題論理・ブール代数や述語論理・代数系・デジタル論理回路まで来ると,だいぶ選択肢が広がって,扱っているものもあれば扱っていないものもある。それ以外となると,もう著者の好き好きで決定されるとしか言えないほどバラエティに富んでいて,画像処理に繋げるものもあれば,Prologなどの言語系に繋げるものもあれば,高度なグラフ理論とそ応用(サーチエンジンとか)に繋げるものもある。まぁそれだけ便利にいろいろな分野で使われている概念であることは分かるのだが,正直,高校数学をしっかり学んできたとは言い難い学生には,ことに高校数学との接点が薄いこの分野の学習は相当の「飛躍」を要求することになる。
 現状,ワシが教えている1年生前期の「情報数学基礎」の内容は,本書の第1章「集合と論理」,第2章「関係と写像」を薄くして半期の2/3以上を費やしている。学生のレベルが低い,と言うのは簡単だが(いいよな定年まで数年を切った年寄り連中は無責任でよぉ!),どうも聞いてみると,高校以前の教育に手抜きが横行しているせいではないかという感もある。できない学生にはできないなりに手をかける(内田樹流にいうなら「おせっかい」する)必要があるのだが,お前さんは簡単な「計算操作」だけやっていればいい,と,早期に仕分けられてしまったような感じがするのだ。だもんで,まず本書に入る前段階の,本来の意味での数学とは理論体系であって,計算操作はその一端にすぎない,というパライムシフトの必要性から解説し,その思考のシフトに必要不可欠だが高校以前の数学で欠落している知識を必要最小限フォローアップして教え込む必要がある。本書はその要素が決定的に欠落していて,いいよなぁ~,千葉工業大学の学生さんはレベルが高くってさ~・・・と嫌みの一つも言いたくなろうというものである(いやお前ん所が低すぎるんだと逆襲されそうだな)。
 これだけ言えば2の指摘はご理解頂けるだろう。ちゃんと読めば本書の解説はとても親切で親しみやすいことがは分かる。このようにきっちり初学者向けの解説書がワシの大学生の頃にあればなぁ~・・・と嘆息しちゃうぐらいなのだが,しかしそれは上記のような学生にとってはまだまだ敷居が高く,こういう「語り口」ではダメだと,少なくともワシはそう思っているのだ。もっと泥臭く,数学的思考というものがアカデミックな土壌に必要な理由を具体例から掘り起こさないと,救い上げは困難を極める。大体,今まで「数学はいいから(やさしいレベルの)計算操作だけやってなさい」と放置されてきた人間に,「理論体系」なんてものの存在を認識させなきゃならないんだぜ? たくさんの知識があるからこそ体系化の必要性が理解できるのであって,いきなり「体系がこれだから覚えろ」って言われても,それは単純作業としてしか認識されてこなかった,狭い意味での数学だけを扱っているのと大差ないじゃないの? ましてや,計算操作より先に敷居の高い「概念理解」を要求する離散数学とあっては,ちと厳しいと言わざるを得ないのである。
 だもんで,ワシが望むとすれば,とぉおっても現実的で身近な事象から語り始めて,その中から「概念」を引っ張り出し,その概念を意味づけする定義とか定理は一番後にくる,いわば高校数学以前の教科書と同じ形態のものなのである(これは某出版社長の入れ知恵なんだけどね)。
 ・・・ってことを現実化するために,現在鋭意自分なりに工夫した(しすぎたかも)「情報数学基礎」のテキストを共著で執筆中なのである。敷居は思いっきり下げて,中学レベルの数学をこなしてきた,漢字かな交じりの日本語が読める我慢強い人間なら少なくとも解説部分は理解できるよう,咀嚼して咀嚼して咀嚼しすぎてゲロになっちゃたような記述がてんこ盛りなので,読者はともかく(ともかくなのかよ),書いた本人はすっきりしちゃっているのだ。気分としては飲み屋でトイレに駆け込んだ後に「さぁ吐いた分飲み直してやるっ!」という感じ。・・・いやまぁ,石村先輩(学部違うけどな)の端正で的を射た解説とは逆方向のねちっこい関西風味のテキストを書いてしまったのであるが,それは本書みたいな「ちゃんとした入門書」があってこその余芸なのである。
 ワシ(ら)のテキストではついでに,どーせねちっこく解説するなら,コンピュータとの絡みを解説したコラムを書いてしまえと,離散数学の知識をコンピュータと絡めて覚えられるような解説も加えた。この辺も,純粋に数学的知識を解説した本書とは別のベクトルを持っている。3で述べたような不満を覚えたことに対する,自分なりの回答のつもりなのである。「何の役に立つの?」という絶対に出てくる疑問にはちゃんと答えておかないのいけない。離散数学の場合は「コンピュータ」という代物の理解には不可欠だから,まだ分かりやすくていいけど,この機会に自分の言葉で書いておきたかった,ということもある。
 だから,本書のように,集合と命題論理から語り起こして代数系からグラフ理論まできちんと(一定以上のスキルのある学生にとっては)分かりやすい解説書が存在することで,ワシ自身は存分に遊ばせてもらい,自分が今対面している学生向けにどう離散数学の基盤的知識を教え込めるかを追求できたとも言える。今の日本の大学の現状から言うと,地方国公立大以上,私大ならMARCH以上のレベルの学生なら,本書はいい入門書と言えるのではないか? 線形代数とか微分積分なら石村先輩のこのシリーズはうちでも結構使えるものなのだが,どーもこの離散数学だけは敷居が高く感じられる。それは学生のレベルもさることながら,最初に述べたように,「離散数学」そのものがとても広い漠然とした数学領域を示す言葉であることも影響しているのかもしれない。

11/20(土) 掛川・?

 ありゃりゃ,もたもたしているうちに日をまたいでしまった。大分寒くなってきて,茶畑には小さな白い花がちらほらする季節になった。町はすっかりクリスマス装飾で彩られつつあり,風物詩となったド派手な一戸建ても増えて・・・くるのかな? 電気代,結構バカにならないから,万年不況の昨今では結構きつい出費だと思うんだが。
 さて,大学院の講義もワシの分は終了し,残すは特別プログラムのみ。それも来週で〆。本日の最後には全員に出来上がり状況を聞いて回っているのだが,今年は特別プログラムOBであらせられるTAのお二人が頑張って質問に答えて回ってくれているので,大分出来が良い。ワシも楽・・・ってPBLだから本来なら「てめぇ一人でがんばれ」と突き放すべきなんだろうが。まー,いいか。
 講義終了後は,IS03の実機が展示されているというららぽーと磐田のノジマ電気へコンドルは飛んでいく。で,初めてワシは動作しているホワイトモデルと対面できたのである。
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 結構見やすいし,フルブラウザだけあって,ワシのページもしっかり読める。フォントがちょっと縦長っぽい以外はPCと同じ感覚で使える。スクロールもスムーズで,これでバッテリーの持ちさえよければ言うことないんだがな。
 しかし,ワシが来週末にこいつをゲットできるかというと微妙な情勢。いの一番に予約を入れた掛川のauショップに電話を入れると,直前まで入手できるかどうか微妙で,入荷数も確定していないから現時点では何とも言えないというお答え。2ちゃんではIS03のスレッドがすげぇ勢いで増殖していて,もうPart87まで行ってしまっている。予約状況報告板では田舎ほど入荷の状況が直前まで不明という現状がまざまざと報告されており・・・う~ん,一応土曜日11/27には入手できるとは思うのだが,どーなるやら。何にしろ,購入できるようになったらその前日には連絡をくれるとのことなので,それを待つしかないなぁ。しかしこの盛り上がり,iPhone以上のような気が。よっぽどハゲオヤジの会社は信用されてないないのだな。結局日本の通信は,NTTとKDDIのインフラの上で勝負する以外になく,ソフトバンクが営業攻勢をかけて引っ掻き回して自由競争を維持しているという構図が続くのであるな。
 さて,明日はHDDがすっ飛んじゃったMacBook(Airじゃない方)をクロネコに渡して,3週間ぶりに掃除機をかけて洗濯して食品買い出しの後は静岡に買い物に行くのである。体重は65kg台をキープしております。この調子で腹筋に磨きをかけつつ,年末まで頑張る所存であります。
 予告通り,久々のぷちめれ,本日午前3時丑三つ時にアップいたします~。ふ~,この調子で年末の満州祭りまでにいろいろ消化しなくっちゃ。あ,某誌用に書いた書評原稿,どうなったかしらん? 冬コミには間に合わせるということだから,ボチボチゲラが上がってきそうな・・・首尾よく言ったらまたここでご報告予定。
 ぷちめれアップしたら寝ます。