梅雨のさなかにも拘らず,今週の半ばからはろくに雨が降らず,ピーカンとはいかないものの晴れ間が続き,駿河湾から熱気が押し寄せて史上最高39℃を記録する始末。日中は屋内作業なので普段は大丈夫なんだが,昨日は学内の安全パトロールで熱いキャンパスを横断する羽目になり,ポカリスエットをがぶ飲みして回復することができた。多分ワシの臨終は,エアコン故障で酷暑の中,介護施設で熱中症で死ぬのであろう。まぁ屋内で死ねればいい方であるが。
とゆーことで,毎年トラブりながらICCSA2024の講演を終え,SWoPP2024の予稿をアップし,自分の次年度以降の予定を公にした結果,気が抜けて呆けているのである。いやいや,まだまだOpenMP並列化もしなきゃいかんし,複素線形計算対応もしなきゃいかんし,何より行列のリダクションの高速化を頑張らんといかんのである。ということで来週から頑張る(毎回それかい)。
最近ワシみたいな五十路以上の高齢者によるカスハラが問題になっているが,今に始まったことじゃない。年寄りはいずれ退職するか死ぬから黙ってやり過ごせばよいと優しくお目こぼしされてもらっていたところが,ここんとこの人手不足で若い人材が常にどこでも不足気味で,めんどくさい年寄りに時間や神経を取られる余裕がなくなったという事情が大きいのだろう。そーゆー方々の主張の根幹には変化に対して対応ができないことでイラついている→役に立たないと無視される→さらにイラつく・・・という悪循環がある。自覚して直してもらうしかないんだけど,まぁ五十路過ぎたら修正はほぼ不可能なんで,最近は「平等に扱って言いたいことを言わせて気にせず華麗にスルーする」というスマートな対応策が取られているようである。まぁダメ年寄りのガス抜きぐらいはやらせておいて,内容は受け流す(気にしない),というスタンダードが確立されているようである。・・・ということをSWoPP2024のプログラム構成から読み取れたってのは穿ちすぎかしら? そーいや,なだいなだの晩年は「老人党」とかぶち上げて晩節を大いに汚しておったけど,まぁ「ちくま」のエッセイのネタにはなってたから一種の商売だったのかしらね。にしても,いつから「年寄りは若い奴らに面倒をかけずに日々生きる」という礼節が失われたのかなぁ。やっぱり団塊の世代からかしらね。ワシらバブル世代は後世もっと非難されそう。まぁあと30年ぐらいでみんな死ぬし,せいぜいXとかBlueskyとかThreadsで愚痴るぐらいで無視してくれればさして問題ないだろうから,現役世代の方々におかれましては,もうちょっと我慢していただきたい・・・え,30年も我慢できない?・・・じゃ楢山(以下略)。
さて,これから夏休みが終わる9月までは大学見学・オープンキャンパス(しかもハシゴだ),合間に研究(あれ?)という楽しい(?)日々が続く。8月下旬にはとっても楽しい(??)交流会とかあるし,まぁ最後なんでいろいろ楽しませていただきますぜ,旦那。おっとプログラムもシャカシャカ書いとかんといかんなぁ。
意気込みだけ空回りさせつつ,日々過ごします。