1/22(木) 掛川・?

 風邪,大して悪化もせずに定着した模様。明日は非常勤の後,東京へ。そのまま一泊予定。
 小牧基地からIraqへ向けて,航空自衛隊員が派遣されたようだ。ニュースでは基地の外で労組が反戦デモを行っている様子が報道されていた。前の職場では村八分を恐れてやむを得ず労組に加入していたが,今も転職してなければあそこで警官を揉み合っていたろうなあと思う。知人がすぐ近くに転勤になっているが,あの中にいたのかなあ。
 今はfreeな立場でモノが言えるので言っておくが,全く,派遣される方も,デモに駆り出される方もイイ迷惑である。いいよなー,お偉方はよー。けっ。
 翻訳,ボチボチ再開。今日できりのいいところまで進めたい,ぞ,と。あと8日で,残り4節分を上げてしまわねば。ぷちめれ本格再開はその後,2月からの予定です。しばらくお待ち下さい(誰が待っているというのか)。紹介したいDVDやら漫画やらが貯まっているので,まずは目の前の仕事を切り上げるべく,ガンバリまっす。

1/21(水) 掛川・?

 風邪を引いた模様。感染源は分かっている。後で損害賠償を請求する予定。
 何も出来ず,寝ます。

1/19(月) 掛川・?

 尻に火が付いてきた。頑張りマース。
 本日,NHK BS開通。ものごっつきれいに映像が映る。テンパっているにもかかわらず,Hitchcockのドキュメントに見入ってしまった。ああ,やっぱりGlobal standardな番組はいい。静岡の郷土力士の取組紹介なんぞは不要である。ということで調子に乗って,衛星カラー契約の申し込みもしてしまう。
 働かねば。

櫻井鉄也「MATLAB/Scilabで理解する数値計算」東京大学出版会

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 昨年(2003年)に出版された良書・・・なんだが,あまり話題にならなかったな。著者があんまし自己宣伝する人ではないせいか,それとも,出版社があまり力を入れて営業していないか・・・両方だな。
 こと,ソフトウェア重視の数値計算の本に関して,わしは次の点をチェックするようにしている。

  1. サポートWebページが存在しているか?
  2. ソフトウェアの解説が十分なされているか?
  3. 参考文献が明示されているか?

 まず,最初の項目についてはちゃんと存在しているので○。
 次に,本書で扱っているMATLAB/Scilab(www.scilab.orgでもアクセス可)についての解説だが,これは×と○の部分がある。×なのはこれらの統合型数値計算ソフトウェアが成立した歴史的・技術的経緯が全く語られていない点。ちなみに,ScilabはfreeのMATLAB cloneと言っても差し支えない存在であるが,freeなんだからさぁ,せめて開発者groupに敬意を払う意味でも説明が欲しいよなぁ,ってのは人情じゃないでしょうか。しかし,interpreterの文法の説明については,MATLABとScilabで相違する点もきちんと明示されていて,一通りプログラミング言語の初歩を習得した読者ならば苦もなく理解できる。よってこの部分については○。
 参考文献についても,巻末に明示されているので一応○。「一応」ってのは不満もあるから。確かに名著とはいえ,今頃Forsytheを紹介されても図書館ぐらいでしか読めないだろう。大体,これって日本語訳も出ているのに,その紹介ぐらいあったっていい・・・と,イマイチ詰めが甘いので「一応」が付いてしまうのであるな。
 と,著者の人柄に甘えて細かい点をつついてしまったが,内容に関しては申し分ない(と言う資格がお前にあるのかという疑問を持ってはイケナイ)。面白そうな部分の記述が淡泊に過ぎて,「もうちょっと説明をしてくれよー」と思わないでもないけど,そう思わせるところも含めて大したものである。数値計算のテキストはもう大抵はこの手の統合型interpreterで記述されているから,本書によってようやっと日本語only読者も欧米型の標準テキストを読むことが出来る訳で,誠に喜ばしい。実習込みの講義をするのなら,今のところこれに勝るテキストはないと断言しておく。

1/17(土) 掛川・雪後雨

 何故こんなにちゃんと天気を覚えているかというと,今日は職場で場外見回りを担当したからである。靴底に敷くカイロと,衣服に貼り付けるカイロを纏い,重装備で一日中外をうろうろしていたのである。あー寒かった。
 HPCS2004で,Iperfなるツールがあることを知り,早速使ってみた。するってぇと,GbEは930Mbps, Fast Etherは94Mbpsなる最高速度に達していることが判明した。うーむ,pingとftpでは最高性能の計測は難しいのだなぁ,と痛感する。ま,これで一安心。あとはVLAN機能の付いたGbE SWを購入すれば完璧なのだが,それは予算が付いてからにしよう。
 明日は頑張って査読を完成して(まだだったのだ),何とか翻訳に戻らねば。