頭痛。打ち合わせと委員会を済ませて早々に帰宅し,せんべい布団に包まって一眠り。5時間ほど熟睡して少しマシになった。
Athlon64 X2正式リリース(PC Watch)。Pentium Dに比べるとちょっと高い。リテール版販売記念イベントが6月後半にあるそうだから,量販店に並ぶのはもうちょっと先かな。
もう一回ちゃんと寝ます。
7月のOpen Campusで使用するデモアプリをさらさらと作る。まずは手っ取り早く,NFSで共有しているファイルを介して同じ動作をするよう,OpenGLのプログラムをちょっと改変してみる。
大体期待する動作はできるようになったが,どーもファイルの読み書きに時間が掛かるようで,リアルタイムにしゃきしゃきと動くまでには至らない。やっぱりパケットを直接やり取りしなきゃだめかなぁ。ま,時間が取れれば7月下旬までにちょっと弄ってみるか。
Scilab 3.1 正式リリース。こういう高性能かつ商用ソフト互換のフリーウェアってのは,商用ソフト側から見ればテロに匹敵する脅威かもしれない。
しかし,知的財産権の保持だけで十数年に渡ってノウノウと飯を食おうとするのも,あんまし誉められた態度とは言えないよなぁ。
36歳にもなれば少しは人生の見通しが良くなるかと思ったのだが,なってみると全然先行き不透明で,さっぱり分からない。グローバリズムの浸透や少子高齢化の進展ってのもその原因の一つだが,例え今が高度成長期の真っ最中で,終身雇用制が微動だにしない状況であったとしても,自分や家族の健康や仕事へのポテンシャルを維持できるかどうかは全く別の問題であり,予測不可能なことである。
ワシらの世代は65歳にならないと満額の年金が貰えないので,まだ30年近く働く必要がある訳だが,さて今後30年,どういうことが起こるのか。自分の仕事に不可欠のコンピュータだって,どう変化するのか見当もつかない(UNIXのコマンドライン環境は変わりようもなさそうだが)。とにかく分からないことだらけである。
あと少なくとも20年は破綻しない範囲でやるだけやれればゴールが見えるのかなぁ,とは思うが,しかしそれでも人生まだまだ長いわな。定年前にぽっくり逝ってしまえば,それもまたよし(by コイソモレ先生),なんだが,そっちの方が難しそうなんだよなぁ。
ま,走るしかないのであるな。・・・と以前も同じことを書いたよ―な気がするが,自己確認はマメにやっておくにこしたことはないのである。
床屋にも行ったし,ボチボチ寝ます。
国際研究会のお手伝いをしたせいか,ようやっとエンジンが掛かり,懸案のMPICH2への対応は何とか終了した。Windowsでの動作が確認できれば,MPIBNCpackとBNCpackをくっつけて公開したいのだが,さていつになるかな。
Dual-core CPUを買う前に,Xeon Dualマシンとの比較をしてみる(前に書いたっけか?)。
BNCpackのルーチンとPthreadを使って1thread,2threadでそれぞれ512x512の行列同士の積を計算した結果はこんな感じ。
Computational Time of Matrix Multiplication(512 x 512)
Double | P4 | Xeon
----------------+--------+--------
1 thread | 10.9s | 16.4s
2 threads | 8.2s | 6.1s
MPFR(50d.dig.) | P4 | Xeon
----------------+--------+--------
1 thread | 160.6s | 166.5s
2 threads | 166.0s | 85.0s
P4 ... Intel Pentium4 2.8c GHz, Vine Linux 3.1(Kernel 2.4.27), gcc 3.4.3
Xeon ... Intel Xeon 3.0GHz Dual, Redhat 8 (Kernel 2.4.20-18.8), gcc 3.2
MPFR ... MPFR 2.1.1/GMP 4.1.4
1threadならワシのP4マシンの方が速い。2threadならさすがにXeon Dualマシンの方が高速。Dual-coreでも同様の結果になるんだろうけど,この結果と比べてどう違うかが楽しみ。
寝ます。
鴨ちゃん仕込みの気合英語で何とか講演終了。打ち上げをするという先生方より先に帰宅。だってくたびれたんだもーん。O先生からは「白髪が増えたね」というお言葉を頂く。帰りの新幹線車中で確認すると,確かにやたらに白くなっている。胡麻塩頭もまもなくか。
Penitum D,945chipset,正式発表(PC Watch)。早くAthlon X2も出ないかなー。
風呂入って寝ます。
ああああ,結局講演の準備が不完全のままになってしまった。もしこのBlogの更新が無ければ,どっかの橋の下で元気に暮らしていると思って下さい>関係者
おおっ,もうPentium Dマシンの価格がTwo Topに掲載されている。ふーむ,Dual GbEの955Xボードの奴が,メモリを4Gにしても18万程度であるか。これならなんとか個人でも買える。しばらく様子をみて(できれば人柱さんの報告も参考にして),そのうち登場するAthlon X2マシンと比較して天秤にかけることになろうが,これ以上価格がupすることは絶対にない訳だから,予算の大体の見積もりは取れたことになる。どうしよっかなー,自腹で一台追加して,最大4PC-8並列のClusterにしよっかなー・・・。まあ9月ぐらいまではあれこれ想像して楽しむことにしよう。
おおっ,出たかPentium D。
などと逃避してても時間は刻々と過ぎてゆくー。あああ頭から黒い蛇が,に,逃げようっっと。
で逃避先↓
盛況であった。
昨日の昼に名古屋入り。先ほど一旦帰宅。また木曜日に出かけて,金曜日に講演予定。慌しいことである。
現地では特段仕事もないだろう,気楽なもんさ,はっはっは気分で出かけていったら,ごみ拾いしなきゃならないわ,看板の撤収はさせられるわ,PCのセッティングと撤去は命ぜられるは,セッションに張り付いていなきゃならないわ,あまつさえ本日は最後の会議室・LOC事務局の施錠までしたのであった。何故だ~(安受けあいするからだ>ヲレ)。
まだ自分の講演準備を全然やってないので,早めに風呂入って寝て,英気を養います。
わったしのエーゴは鴨ちゃんじっこみっ♪
知ってる単語を気合で使う~♪(ヤケ)
最近ウツ状態である。来週発表の準備が全然進んでいない。テキスト原稿も書けなかった。もう駄目だ・・・と一昔なら随分悩んで胃に穴を開けたであろうが,いい加減すれっからしの中年になっているので,普段通りに三食食い,買い物にも行く。生きて行くってのはそーゆーことさ。
江口寿史は白いワニを口実に逃避し,原稿を落としまくるようになったが,元気に生活しているようで何よりである。吾妻ひでおは連載を途中で放棄して自殺未遂,その後,2度の「取材旅行」に出た後で,アルコールと共に3回目の「取材旅行」に出て,現在はウツ状態ながら「失踪日記」を上梓するまでに回復した。
現在は不況と財政再建のあおりで,企業でも官庁でも業績評価とコスト削減のプレッシャーがきつくなっている。小林よしりんはこれを小泉政権(と竹中大臣)の責任に帰して批判している。プレッシャーにあえぐ一労働者としてはありがたい批判であるが,少子高齢化と財政赤字に悩む日本社会の将来を思うと,小泉政権の政策はまだまだ締め付けが緩いとも感じる。たとえ小林ヒトラーが政権を取ったとしても,ワシも含めた一般国民の生活が改善するとも思えないのである。糸井重里は「一流は食いはぐれない」という名言を吐いているが,裏を返せばそれ以外の二流・三流人間は食いはぐれる可能性がある,ということでもあり,しかし,一流を目指して上昇する努力を怠らなければ何とかなる,とも言えそうである。
ということで,一流どころにはない大多数の日本国民は,健康である限りにおいて,やっぱり自分の技量や経験を積み増す努力をしなくてはなるまい。但し,健康を損ねそうになったら,江口や吾妻のように一時的に逃避するべきであろう。その際には「ダメ人間」のレッテルを張られることを気にしてはならない。原稿を描けない漫画家は,どうつくろっても「ダメ」である。しかし「ダメ」とは「死ね」ということではないし,最低限の健康を維持するための「ダメ状態」を許容できないほど,日本人は狭量ではない筈である。首をくくったり,車内に練炭を引き込む前に,まず「ダメ人間」として生きるという選択はできないものだろうか,と,ウツになっちゃったワシは真剣に思うのである。
名大COEの申請書類に問題あり,という記事が毎日新聞と中日新聞に掲載された。前者では「男性教授」となっているが後者には名前が載っている。ワシはこの先生を知らないし,どーゆージャンルの学者なのかも記事だけでは判断できないが,ワシの知る限り,業績リストに「掲載予定」と書いたらそれはaccept決定済みの論文のことを言うのであって,掲載雑誌の発行頻度にもよるだろうが,最低でも一年以内に掲載されなきゃ変である。疑われても仕方がない。
ただCOEの申請は複数の教官が共同で出しているのであろうし,問題視されている教官だって業績ゼロではないだろうから,直ちにCOE指定が取り消し,なんてことにはならんだろう・・・と思うが,さて,文科省の裁定やいかに?
寝ます。
学生実験は第二グループが終了。マンネリ化の始まりである。一年ごとに何か新機軸を取り入れたいなぁ。
exflib,ベンチマーク結果を見る限り,ほぼGMP/MPFR並みの演算速度にまで達したようである(ソースコードがないんで詳細は不明だけど)。今時C onlyのコードなんて書きたくない,すっきりしたC++コードを書きたいと言う方にはそちらをお勧めしておく。一応GMPもMPFRもclass化されてますけど,欧米ではCLNの方が有名かなぁ。初等関数はMPFRより速いみたいだし。
ワシのBNCpack/MPIBNCpackはものごっついold styleであるが,しばらくはMPIとPthread(はこれからだが)でがちがちに書くつもりでいる。すっきりしたObject-oriented並列コードが書けるようになったら考えたいのだが。何かいい方法ないですかね?
いよいよCだけではきつい,超大規模な計算コードを書くことになったら,muti-thread化したBNCpackをRubyあたりに組み込んじゃって楽しようかな。
Athlon64 X2のベンチマークテスト(PC Watch)。こりゃ,少なくとも自宅用マシンはこれで決まりかなぁ。Intelはハイパフォーマンス重視のあまり,ユーザの懐を過大評価しすぎなんじゃないかという気がする。ゲーム業界はこぞってPowerPCだし,この先,IntelがBig3みたいなことにならなきゃいいが。
寝ます。
うーむ,金が無い。明日と明後日を二千円で乗り切らねばならない。まあ何とかなるだろう~♪
某国際研究会(今さら某なんつってもね)に貸し出すProjectorを梱包する。先方からは領収書は不要,なぜなら金が無いから,などというワシみたいなことを言ってくる始末である。うーん,Excursionなしでもこんなに経費が掛かるモンなのか。当事者じゃなくて良かったとつくづく思う。
で,自分の講演準備はさっぱり進んでいないのである。人様のことをどーこー言う前になんとかせねば。
Pentium XE 840が選択可能なDellのマシンがWebに掲載される(PC Watch)。しかし実際に見積もりを取ってみると,CPUにこれを選択しただけで価格が20万円も釣り上がる。下手すりゃ,現行のXeon Dualマシンが買えてしまう価格である。こりゃ,買うのは9月以降にしなけりゃならんかな。夏休みにDual Coreと戯れるという計画は早くも挫折しそうである。残念。
今日はもう寝ます。
新テーマの学生実験も何とか軌道に乗ってきた。でもやっぱりまだまだ試行錯誤が必要だなぁ。
来年はこのテーマを続けて実施,再来年は別のテーマに挑戦したいな。もちろん学生さんの嫌がるプログラミング関係で。ふっふっふ。
実験終了後は学内研究費のヒアリング。例によって「PCを並べた奴」(某教授談)関係の研究を紹介する。10分であれもこれも喋ろうとして挫折する。うーむ,プレゼン技術は難しい。さて,結果はどーなるかな? ダメだったら黙っているので察するよーに。
さて明日のうちに数値解析テキストの書き直し作業を前倒しで進めねば。一応順調なんだけど,もっとスピードアップしないとな。
寝ます。
うだうだと逃避しながら過ごしているうちに,mpich2が動作してしまった。mpdbootなんてコマンドに頼っていたのがいかんらしい。各ホストごとに起動し,その際にMPIで使用するインターフェースを指定すれば難なくGbE側でシャカシャカと計算が出来るのである。
で,早速NetPIPEでベンチマーク。
おおっ,TCP並みのスピードが出ているじゃないのv(^^)。Jumbo Frameなしのmpich-1.2.6に比べると200Mbpsも高速だぜ。・・・でもXeon SMPマシンの性能には遠く及ばない。くそーっ,この敵はDual-Coreで取ってやる~(返り討ちにあったりして)。
某国際学会の準備に駆り出される人もいるらしいが,ワシにはお便りなし。ありがたし。どーせ来週いっぱいは自分の発表準備でテンヤワンヤなのである。ああ,エーゴ,久々のエーゴである。も,なるようになれ,だ。
寝ます。
昨日の夜から土砂降り。午前中になって少し勢いが緩んできたようである。もう露か? しかし,5月だと言うのにちょっと肌寒いのは勘弁して欲しい。暑いのも嫌だが,寒いのも,だらだらと心地よいのも嫌だ(どないせーっちゅーねん)。
山形浩生さんがこんな文書を翻訳して公開されている。昔わしが高校生の頃,社会科の先生が「石油が枯渇するなんてのはデマだ。新たな油田がどんどん見つかっている」と力説されていたのを思い出す。
ワシは,本当とも嘘とも判断できない情報は一旦頭の中にホールドしておくのを常としている。殆どはそのうち忘れてしまうのだが,執念深く居残ってしまうものもあり,「石油は枯渇しない」というのもその一つである。その頃は毎日TVニュースや漫画を読み漁る日々であったが,「石油は十数年後には枯渇する」という論調しか目にしたことは無かった。もちろん寡聞のせいでもあるが,キャッチ―で危機をあおるような情報は広まりやすい,という証でもある。
山形さんの訳した文章は,枯渇しない理由を丹念に説明しており,油田開発のための技術革新が枯渇時期先送りの要因であることも指摘している。科学技術ってのは際限が無いなーすごいなー,と思うと共に,そーゆー革新を止むことなく突き進める経済・社会システムって奴もすげーよな,と呆れるばかりである。
ついでに,この社会科の先生についても一言書いておこう。教師ってのは母性的であるのが望ましいんだが,この先生は珍しく父性的な,突き放すタイプであった。
ある生徒が学校内で物を盗まれたとこの先生に報告した所,「盗まれるようなところに置いたお前も悪い」と「浜の真砂は尽きるとも,世に悪党の尽きまじ」と先人(ってオリジナルは誰なんでしょうね?)の言葉を引いて説教したそうな。
・・・なーんか,自分の原点がこのセンセーにあるような気がしてきたぞ。
Jacobi行列の並列計算はあっさり終了。あとはNewton-Krylov法の並列化。5月いっぱいにはLanczos法の並列化も終わらせなきゃ。GWは毎年の如く,かなりサボったがそれでも割と仕事が出来た方である。まあ骨粗しょう症かつ肝機能障害気味の中年としてはこんなもんか。
Pentium D, Pentium XE共々デモが始まったようだ(Akiba PC Hotline)。Gigabyteからはi955chipsetに引き続いて945chipset搭載のボードが出るようだし,6月までにはDual-Core製品が出揃いそうだな。しばらく目が離せないぞ,と。
[ BK1 | Amazon ] ISBN 4-87233-936-3, \880
近年活躍目覚しい女性漫画家,よしながふみによる東京グルメガイド付き,ショートマンガ集である。主人公は作者本人と思しき人物だが,果たしてこれがフィクションなのかエッセイなのかは皆さんの想像にお任せしたい。ともあれ,この主人公の食に対する執念はただ事ならず,故に紹介される和・洋・中華レストランには一度食いに行ってみたくなるずずず・・・あ,よだれが。
・・・というのが,某新聞社に投稿した紹介文なのだが,もう一言,付け足しておきたい。
年齢を重ねたためであろう,よしながふみの描く恋愛はますます多様になっており,本書でもそのバリエーションを一つ増やしている。それは友情とも師弟愛とも区別のつかない一定の距離を保った一見冷ややかな恋愛(?)である。これはよしながらしき主人公とその後輩アシスタントの間にあるものだが,それがある故に本書は単なるショートエッセイの寄せ集めではない,一つのゆるいストーリーを紡いでいるのである。
果たしてこれが実際にあったことなのかどーなのか,そんなことはどーでもよろしい。はっきりしているのは,色気のない恋愛を扱っていながら,うまい食い物にセックスやヌードの代わりをさせている,きわめてエロくて健全で面白いマンガだ,ということなのである。
とりあえず,うなぎ好きのワシとしては「安斎」に行ってみたい・・・。
ボチボチ寝たいのだが,晩飯を菓子パン二つで簡単に済ませた呪いが降りかかってきて,腹が減って仕方が無い。やむを得ず,せんべいをかじりながらこれを書いている。寝る前に物を食うのは控えるべきなんだが,あいにく近年は胃腸の調子が良く,たまにはこうしてだまくらかさねば他のところに支障が出る。腹が多少出っ張ってくるのは健康な証拠と割り切らねばならない。
暦通り,本日は出勤する。今年度は前後期とも月曜日に講義が集中しているので,そうそう休むわけにはいかない。与えられた任務を着実にこなす。本日休暇を取った日本国民全員にワシの祟りを降りかけてやりたい気分である。
ある日突然思い立って,このところ毎日,家ではお茶を沸かしては冷やしている。使用済みのペットボトルにこれを小分けにして職場で飲み干しているのである。飲み物代節約という利点もあるが,容器代が安い上にどこに捨てても問題ない,というメリットの方が大きい。容器が古くなったら取り替えも楽である。そこいらへんの自販機から適当な銘柄のペットボトル飲料を買ってくればいい。
というわけで,「生茶」のペットボトルからこげ茶色のほうじ茶を飲んでいる怪しげな教員を見かけても無視して頂きたい。
せんべいを2枚食ったのでボチボチ寝ます。この三日間でどこまで出来るかが勝負っ!