6/28(月) 掛川・?

 日が変わってしまったので,月曜日の日付で書くことにする。
 午後からはいつも通り頭痛と鬱を抱えて寝込み,夜になってようやっと収まった。すぐさまSWoPPの原稿を最終チェックし,「ま,こんなもんか」レベルのものを6ページにまとめて印刷。ただし,投稿への道のりはまだ遠い。7月一杯はデータ取りに勤しむことになるであろう。・・・こんなめんどくさい研究,するんじゃなかったと後悔しつつも,ここでワシがまとめておかねば誰がやるという使命感にも目覚める(そんな大層なことか)。頑張りましょう。
 登場したばかりのi915/i925X Chipsetが回収されたそうな(Akiba PC Hotline)。まあ,リコール対象になるはずの自社製品を隠し続けたどっかの自動車会社に比べれば,誤りを認めただけでも物凄く誠実に見える。是非とも,過去の不祥事を抱えた会社はこの際全てを認めて謝罪すべきであろう。某ダイヤマークのよりましという評価を得ること間違いなし。お得である。実はワシも(以下略)
 「こと,コンピュータに関する未来予測は完全に外れた」と言ったSF作家は誰だったかなあ。全く,これだけパーソナルなコンピュータが普及し,瞬く間にThe Internetに接続され,学校現場に取り入れられて浸透するとは,予想もしなかった事態である。おかげで,あれだけ情報情報と騒いでプロパー情報科学者を増やそうと躍起になって大学教育カリキュラムをまとめたIPSJが,あっという間に長期低落傾向を辿るようになってしまった。元々,何かの目的があって道具を使いこなすというのが本道だとワシは思っているから,コンピュータを使いこなす教育ってのは,対象となる分野の,情報科学とは取り立てて縁のない専門家が行うのがいいのである。それもあっという間にそうなってしまっている。これから先は,それぞれの分野で独自のソフトウェアやシステムが作られ,発展して行くことであろう。たまーに各分野で横断的に使える理論やらソフトが登場して話題を振りまくのであろうが,そこにプロパー情報科学者がどれ程commitできるのか,ちょっと疑問である。
 ・・・ということをつらつらと考える一貫として,以前にも話題にした100ドル100桁懸賞問題が本にまとまったとのことなので,早速注文する。正解のソースコードも公開されていて,卒研用にはピッタリかな。とりあえずはBNCpackでの正解ルーチンも作って公開しようかな。