ん~,ボチボチ日中は汗ばむ気温に上昇するようになってきた。とはいうものの,朝晩はまだ肌寒い。衣替えには躊躇するところも残る今日この頃,皆様如何お過ごしでしょうかと条件反射的に書いてしまうのは日本人の悲しい性なのである。まぁワシの衣替えはせいぜい靴下を薄手のものに取り替えるという程度なので,いつやってもいいぐらいなのだが,神さんの夏物は収納する場所がないのでまだ実家に置きっぱなし。衣装ダンスを増設する必要があるが,置く場所がない。TV用のでかいダッシュボードを置くのを諦めて,タンスに変えるしかないかなぁ。ベッドルームに置くのは地震を考えるとちと怖い。暫くは家具問題で悩む今日この頃皆様如何お過ごしでしょうかとどうしても書いてしまうワシはバカです。
ここ2週間ばかり,ずーっとプログラムを書いていた。後期は講義で漬けで死にそうになる予定なので,出来るだけ前期に研究仕事は前倒ししているせいもあるが,今まで懸案だった事柄がするすると解決してしまった,という要因も大きい。まぁ大御所の仕事をトレースしているだけ,とも言えるが,バカには分からない所をバカにも分かるように説明できて自家薬療中のものとした(大げさ),ということは言えるかも。その辺は追々喋って纏めていく予定。9月までにあと2本は論文書きたいな~と希望する次第であります。
しかしここんと急に論文の2重投稿の基準が厳しくなったわねぇ。きっかけは東北大前総長の問題のようだが,報告書を読むと,ごく最近,アメリカでの業績稼ぎ競争激化をうけての基準強化の動きに影響されて,全世界的に厳しくなってきたようだ。日本の場合,日本語で書いた論文を英語に直して別雑誌に投稿,というのはふつーに行われてきたし,情報処理学会の場合,優れた邦文論文を英語にして再掲載,ということは制度として行われてきたのだが,昨今ではそれもまずいという事になりつつあるようである。まぁ純粋まっすぐ君が歴史的事情も分からずに騒ぐのは無視していいとしても,25%ルールだの30%ルールだの,文化も基準も曖昧模糊としているところで問題視されても,この報告書(PDF)みたいに「本人が認めて取り下げたことは遺憾」という程度のことしか言えんわな。
時代の流れで2重投稿基準が厳しくなるのはやむを得ないとしても,困るのは日本語論文雑誌の方。何せ,一旦日本語で論文書いちゃうと,それを英語に直すだけではダメ,となれば,「じゃぁ最初から英語で書いておこう」となるのは必然。おかげで,間口の広い英文雑誌に投稿が流れ,日本語論文誌は衰退の一途を辿る。日本語でしか読めないという読者は置いてきぼりになる・・・というのはいいことなのかどーか。まぁこれも時代の流れで,そんな日本ドメスティックな輩は消え去るのみ,ということになるのかなぁ。日本語論文主流の編集委員としてはモヤモヤが消えない昨今なのであります。
つーことで,前倒しついでにZotacのGTX 680カードを研究費で購入。メモリが4GBあるってんでこれにしたんだが,その直後にOC製品が続々出てきて早まったかな~,と。まぁ追加の予算が認められて,GPGPUによる高速化の見通しが立てばGTX 690カードを追加購入ってのもありか。どーせ新しいTesla K20買う余裕はないし,K10なら買う価値ないし,むしろ690の方がコンシューマー用途にも使えて便利かと。CUDAの勉強がてら,ボチボチやっていく予定。ま,後期の息抜き仕事になるかな~。
ということとは平行して,このblogも含めたサーバ移転計画発動中。この土日で一気にDNS, mail, Web, MySQLは移動させたいが,さてどーなりますやら。
ボチボチ神さんの飯支度ができそーなので今日はこの辺で。ぷちめれも再開したいな~。