今日はイマイチ天気がすぐれないな~,と言うだけで一日終わるかと思いきや,帰りがけ,掛川で豪雨に見舞われる。職場を出発して掛川駅に向かう途中でいきなりだから心の準備なし。川のようになった道路を渡って駅構内に張った時にはずぶ濡れである。
こりゃ,静岡も酷い事になってそうだなぁと神さんに電話すると,確かに降るには降ったが今は止んでいるとの事。一極集中的にスコールを降らせる積乱雲が東から西に高速移動していったらしい。ワシの普段の行いの悪さのせいか? 濡れ鼠のワシは誰一人傘を差していない静岡駅をとぼとぼと帰宅したのであった。
まぁよい。本日は注文していたGTX 680カードが届いたのだからな。
何だ,4GBメモリのつもりだったのに2GBだったか。まぁよい・・・
取り付けである・・・が,これがまたでかい! 手持ちのPhenom II X6マシンのHDDがつっかかって入らないので,急遽ずらして何とか収まった。
早速CUDAサイトからツールを落としてシコシコサンプルを動作させる。行列積は・・・なるほど,随分高速であるが,単精度が1TFlopsあるのに倍精度はその1/10ってのはなぁ。ちと手抜き過ぎないか?
Linux環境にMAGMA 1.2.0を突っ込んで動かしてみたが,Timovさんのホームディレクトリのフルパスがmake.incに書いたままになってたり,どーも追加のライブラリが必要なパターンもあったりして少し手間取ったが,Intel Compiler用のmake.incを使って手直ししたら無事コンパイルできた。まぁCUBLASレベルでよければToolkitに入っているものを使ったほうがよっぽど速いようである。とはいえ,LAPACKレベルのものを必要とする場合は代替物がないので,現状はこれを使うしかないのだな。
つーことでLU分解も動かしてみると,さすがに行列積に比べると相当落ちる。
とはいえ,倍精度でもCPUの三倍は高速なんだから,確かに使う価値はあるなぁ。みんな飛びつくはずだ。
GPGPUを一通り堪能したところで寝ます。