三連休だが,我々夫婦はLondon観光の疲れを癒やすために徒歩圏から出ず,せいぜい神さんの実家まで往復する程度。お土産としてLondonには不在だった蚊に二カ所刺された。うち一カ所は食事中に潰しちゃったので,ちとスプラッタなことに。
観光中にTesla C2070マシンが到着したので,Windows 8 Enterprise x64とScientific Linux 6.3 x86_64デュアルブートマシンとしてセットアップし,ベンチマークをチマチマ。予算の都合によりメインメモリが16GBしかないのが玉に瑕。この制限さえなければ1024段2048次のRunge-Kutta法のベンチマークも可能なのに~(と言うだけならタダ)。まぁ神戸の埋め立て地に発てたマシンの使用権でも貰えればナンボでも計算したるがな,と豪語しておこう。
マシンの外観はこんな感じ。
Teslaカードというと,HPCアクセラレータ専用というイメージだったが,最近のはちゃんとビデオ出力が付いていて,グラフィックスカードとしても使えるとの事であった。
さて,恒例のMagmaベンチマーク結果はこんな感じ。行列積([DS]GEMM)は上,LU分解([DS]GETRF)は下。
GTX680や640と比べるとさすがに倍精度計算が高速化されていることが分かる。一方,単精度計算はさほどでもなし。やっかこの辺はKeplerコアに軍配が上がる。ふ~む,この辺,680やC2070それぞれで結構使えそうな部分がある感じではあるな。
稚内で約一名の物議を醸した論文,あともうちょっとの手直しで何とかなるかな。神さんが出かけている隙にやる気が戻ってくれば頑張ろうっと。