経費節約&クラウド環境適応練習のためにVPSを使うようにしている。つーことで,職場の卒研制作物展示用サーバ(cs-tklab.na-inet.jp)をさくらVPS(石狩リージョン)を使って立ち上げた。ついでにroundcubeも突っ込んだのでWebメールも使えて便利である。
タマタマだが,今まで職場の学生制作物展示用として使っていたDynamic DNSが有料サービス移行を強行してくれたため,これもwebdesign.na-inet.jpへ移行。OCN+フレッツ光で接続している自腹(研究費だけど)回線+PPPoEマシンをポート転送して外部開放しているので,接続断の度に変更されるIPアドレスを登録し直せばならんのが面倒なところ。とりあえずPHPスクリプトで$_SERVER[‘remote_addr’]を表示する機能を作って手動登録をしているけど,nsupdateを使えばリモートからも自動的にupdateできるようだ。/etc/init.dとかcron-hourlyあたりにもう少し凝ったスクリプトを仕込んでおけば自動化できそうだが,まぁそんなに切れることはないのでしばらく放置プレイ。
研究室サーバが起動したおかげで代替のna-inet.jp外部サーバも出来たことになり,これで本格的にメインのna-inet.jp(minerva.na-inet.jp)を移動する計画が発動できそうである。冗長性を確保するために,これはさくらじゃなくて今まで通りWebarena(NTTPC)にお願いすると共に,コストダウン(完全自腹なので)を図るためにVPSクラウドサービスを使いたいのだが,困ったことにSecondary DNSを引き受けてくれなくなるという。幸い,さくらVPSの方で登録できそうなので,これがうまくいくようなら
の順で移行していけばよいのではないかと期待しているのだがどうでしょうね旦那。
まぁこの手の移動はWebArena Suite Pro⇒Suite Pro2⇒Suite Pro3と繰り返しているので三度目の正直となるのだが,仕込みのサービスが増えてきて段々めんどくさくなってきている。Legacyをクラウドでも引き継げるのはいいのだが,定番サービスはも少し使いやすくなってくれませんかね,いっそ全部お任せしちゃいたいところですがどうですかGoogleの旦那? Computing Cloudは計算し続けると青天井で料金が上がっていくので胃がおかしくなりそうだった。当分はコストをにらみながら,実機サーバ vs VPSサービス vs 大規模クラウドの間で右往左往させられそうな末端エンドユーザーの一人なのであった。楽しみなのか苦しみなのか,分からんのう。